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【世界遺産検定対策問題・その3】中日本の文化遺産 問題編

皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回も先月から引き続き、世界遺産検定対策問題を書いてみました。
今回は中日本の文化遺産ということで集めてみました。検定にできそうな要所をおさえてみたので是非挑戦してみてください。

【3-1】

「白川郷・五箇山の合掌造り集落」に関する次の説明で誤っているものはどれか?
①13世紀半ばには浄土真宗が白川郷を中心に広まった。
②『バウハウス』の創立者であるヴァルター・グロピウスは合掌造り家屋を「その構造が合理的で、論理的であるという点においては、日本全国でまったく独特な存在である」と語った。
③隔絶された環境に暮らす住民は、「結」と呼ばれる相互扶助組織などの社会制度を作り出した。
④合掌造りは、小屋組と軸組を「ウスバリ」で構造的、空間的に分離する構造をとる。

【3‐2】

「紀伊山地の霊場と参詣道」の説明で正しいものはどれか?
①空海が開いた金峯山寺は真言密教の霊場である
②吉野山に北朝の拠点が置かれ、南朝から侵攻を受け多くの社寺で被害がでた
③参詣道沿いのバッファーゾーンの範囲外で超高層ビルの建設による景観悪化が指摘されている
④紀伊山地では「神仏習合」をはじめ、「浄土教」「修験道」など様々な信仰における聖地とされた

【3-3】

「百舌鳥と古市古墳群」の構成遺産で、次の3つの説明文から推測される遺産として正しいものはどれか。
-百舌鳥古墳群の中央部に位置している
-幅が広く、長さの短い前方後円墳
-1950年代に宅地開発で破壊危機にさらされたが、市民の保存活動で破壊をまぬがれた
①いたすけ古墳
②履中天皇陵古墳(ミサンザイ古墳)
③応神天皇陵古墳(誉田御廟山古墳)
④ニサンザイ古墳

【3-4】

「姫路城」に関する次の説明で正しいものはどれか?
①本多忠政が城を改修した際に、5層の大天守や内濠・外濠が整備された
②徳川家康の娘婿である池田輝政が、その長男夫婦の居住の場となる西の丸を整備に着手した
③鉄筋コンクリート製の基礎構造物と取り替えたのは「平成の大改修」のときである
④1956年からの「昭和の大改修」は大天守の解体修理工事を実施した

【3-5】

「石見銀山遺跡とその文化的景観」に関する次の記述で正しいものはどれか?
①薪炭林の供給源である森林等や鉱山運営と人々の暮らしの様子を物語る景観が保存されていたことから、日本で初めて文化的景観が認められた
②この世界遺産の登録基準は(ⅱ)(ⅳ)(ⅴ)である
③中世になるとチリ・ポトシと並ぶ世界有数の銀産地となった
④主な構成遺産に銀の運搬のために造られた運河がある

今週もこの辺で。来週の解答発表をお楽しみに。

写真は石見銀山の大森地区の歴史を感じる街並みにしました。ありがとうございました。
お相手は旅好きのなおゆーでした。


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