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【世界遺産検定対策問題・その6】日本の世界遺産~ミックス~ 解答編

皆さんこんにちは。
前回の問題解いていただけましたでしょうか?
まだ確認されていない方がいましたら、
こちらにリンクを置きましたので
ご覧ください。

では、解答を記載します。

【6-1】

「明治日本の産業革命遺産」に関する次の3つの説明文から推測される構成資産は次のうちどれか?
-1868年に佐賀藩とスコットランド出身の商人トーマス・グラバーによって開発された
ー1869年にイギリス人技師モーリスが招聘され、日本初の蒸気機関による竪坑が開坑した
ー1881年からは三菱の所有となったが、1986年に閉山した

正解は①
②の三池炭鉱(万田坑)は1902年に操業開始した坑口で、明治時代に築かれた石炭採掘に関する施設が良好の状態で残る
③の三池炭鉱(宮原坑)は1930年に坑内における囚人労働を禁止する通達により閉坑した坑口
④の端島炭坑は別名軍艦島と呼ばれ、最盛期には5千人を越える住民が生活していたとされる

【6‐2】

「国立西洋美術館」に関する次の文中の空欄(A)(B
)に当てはまる語句の組み合わせとして正しいものはどれか?
-近代建築の五原則(ピロティ、水平連続窓、(A)、自由な平面、自由なファサード)の完成形ともいえるのは(B)である。-

正解は②
ル・コルビジュエの建築作品は世界初のトランスコンチネンタルサイトであり、近代建築に関する功績はしっかりとおさえたい。
またBに書いてあるのは全てル・コルビジュエの建築作品の構成資産で、他にもロンシャンの礼拝堂などもある。構成資産とその国もセットで覚えたい。

【6-3】

日本の世界遺産の登録基準に関する次の説明で正しいものはどれか?(2023年3月現在)

正解は③
登録基準(x)は知床と奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の2件です
登録基準(i)は法隆寺、姫路城、厳島神社、日光の社寺、ル・コルビジュエの建築作品の5件です
登録基準がもっとも多いのは登録基準(ii)の12件です(登録基準(4)は11件)

【6-4】

日本の建築様式に関する次の説明で正しいものはどれか?
正解は②
①は神社本殿の屋根は切妻造が一般的で、寄棟造は仏教寺院でみられる屋根です
③社殿を修復する際にご神体などを一時的に遷すための建物は権殿で、幣殿は祭儀を行う建物です
④堅魚木は棟上に横並びに置かれる丸太状の装飾ですが、男神の時は奇数本、女神の時は偶数本のことが多いです

【6-5】

日本の世界遺産の登録状況に関する次の説明で誤っているものはどれか?
正解は④
九州・沖縄地方で世界遺産がないのは大分・宮崎県の2県です

ここまでで日本の世界遺産に関する問題は以上です。
ここまではいかがだったでしょうか?
気が向いたら問題を出題してみようと思います。
もしリクエストがあればご連絡ください。

ありがとうございました。
お相手は旅好きのなおゆーでした。


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