見出し画像

春の島旅振り返り…7

島から陸地に戻りましたが、タイトルはそのまんまで。その6からの続き

到着時には駅からまっすぐ港に向かったので、ろくにつくりも確認していなかった高松駅の近くの宿にチェックイン。久しぶりにトイレもバスもついてるベッドの個室で今夜のご飯の計画をねりねり。

せっかくうどん県に来たのですが、私うどんにはさほど興味がなくて、お肉かお魚食べたいよーと思ってたので、丸亀発祥らしいのですが高松にも名店があるという「骨付鳥」を食べに行くことにしました。いくつか有名店はあるけど、宿から比較的近い感じの専門店ということで、蘭丸本店をチョイス。

かわいいローカル線のことでんで一駅隣の片原町に着くと、こんな感じのアーケード。

10分ぐらいかなぁー、目指す蘭丸本店に着くと、観光客、地元客入り乱れての行列でした。元祖を名乗る店をなめてた…

店のキャパあんまりないし、なんせ骨付鳥は注文から焼き上げまで20分ぐらいかけるらしいので、頭の中で人数と掛け算して移動しようかなぁとも思ったんだけど、すでにわりと遅めの時間になってたので「一人だったら早く入れるかも」というのにかけて(一人客ほかにいなかった)待ってみることに。

途中何組か諦めて離脱したこともあって、45分ぐらいで(狙い通り)カウンターの端っこの席に入れました。

骨付鳥にはおや、ひなの二種類があって、酒飲みのツウはおやを頼むらしいけど、私は初心者なのでまずは女性向けと言われる柔らかな「ひな」を注文。せっかくのラストナイトなので、香川名物をほかにも食べてみようと、ツマミもあれこれ注文してみました。

右はお通しで、左が香川名物「しょうゆ豆」。一見黒豆みたいだけど、干したそら豆をしょうゆベースのタレにつけたもので、しょっぱいおつまみです。よくお土産でも売ってます。ご飯のおかずになるほどじゃないけど、でも塩気強めでお酒が進む感じ。

メニューの中で一番気になってた「まんばのけんちゃん」というもの。呪文みたいでも人の名前みたいでもあるし、なんだろ…と思って聞いてみたら、まんばというのは高菜の一種で、それと豆腐などの炒め物だという。あ、ちゃんぷるぅみたいな感じ?と思って注文してみたらこれが美味しかった!家庭の味って感じ。しょうゆ豆は通販でも買えるけど、まんばは東京では売ってなさそうだし、いいチョイスでした。

こんなのをつまみながら梅酒のソーダ割り飲んでるうちに、焼き上がりました骨付鳥。

どす黒い見た目と油が浮いたビジュアルに一瞬怯みますが、これをキッチンナイフでちょきちょき切っていただきます。

こっれがもう、思い出しても飛んで行きたくなるレベルの美味しさだった。お腹すいてたのを差し引いても、このスパイシーでジャンクな味付けの鶏、ビール党の人なら病みつきになると思う。私はビール飲まないので、梅酒ソーダ割りやらチューハイやら飲んでましたが、ほんとお酒が進むしお肉も柔らかくて美味しかった!

最初、皿に浮かんだオイルに引き気味だったんですが、この調味オイルがハイライトと言っていいほど美味しいの。つけあわせのキャベツ浸して食べちゃう。空港でこの調味オイル売ってて思わず買いそうになった…店ごとに味付けは違うと思い直して買わなかったけど。

カウンターの中にいたお兄さんは横浜出身で、この店の骨付鳥に惚れて四国まで来ちゃったんだそうです。今度は是非おやを食べてみてくださいねーと言われました。ほんとにまた行きたい。

ホテルに戻ると、店に連れて行き忘れたカネゴンが拗ねてました。ごめんねカネゴン。

なので翌朝は朝イチでさぬきうどん食べてきたよ。目当ての店が定休日でチェーン店だったのであまり感動的な味ではなかったけど。

とりあえずカネゴンのご機嫌はなおりました。最終日は讃岐の定番、金比羅参りです。

カタコト電車に揺られて…

来たぜ琴平!こっちはJRの駅で、高松空港行きのバスもここから出ます。

JRの琴平駅から少し歩いたこちらが琴電の琴平駅。朝イチのまだあまりひと気のない橋を渡って、10分程度で讃岐金毘羅宮の足元に到着。

この時間はまだ客引きも少ないのでスイスイ歩けます。

いざ、金比羅参りへ。

ってとこで、次ぐらいでやっとレポ終わりそう。ラストスパートや…!

#旅行 #美味しかったもの #骨付鳥 #蘭丸 #高松 #さぬきうどん #蘭丸 #まんばのけんちゃん #ご当地グルメ #讃岐金毘羅宮


この記事が参加している募集

ご当地グルメ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?