見出し画像

K-POP:音楽番組のカメラワークが進化してた

以前もちらと話題にしていた韓国のサバイバル・オーディション番組「produce 48」から誕生した韓日合同のアイドルグループ、IZ*ONEが順調に活動を続けています。

AKBグループの中でも知名度の高い宮脇咲良が所属し、日本でも日本のオリジナル曲でデビューしたので、アイドル好きの人の中では結構名前は知られてるんじゃないかと思いますが、現在は韓国で2枚めのミニアルバムの活動中で、毎週音楽番組に出演しており、その映像が次々とYouTubeに流れてきています。アイドル話になると何故かですます調になる私。

女子グループデビュー版のproduce 101から始まり、WANNA ONEというオバケグループを生んだ男子グループ版、そしてAKB48が絡んだ女子版第二弾であるproduce 48を経て、現在男子版第二弾のproduce Xが撮影好調のproduceシリーズ(通称ぷでゅ)ですが、先日ついに日本版の制作も発表され、素人オーディション番組を吉本ナイナイが仕切るとか、令和版ASAYANじゃん!と昭和な私は思ったのですが、まぁとにかくアイドル業界的にはワールドワイドに盛り上がってるようですね。

女衒・秋元康が絡むものにハマってなるものか】という当初の意思をアッサリ手放して、「かわいい、かわいぃいい」とデレデレしながら見ているIZ*ONE、最近は私の推しのひとりであるひぃちゃんこと本田仁美ちゃんがフォーカスされる機会も増え(これまた私の推しであるチェウォンちゃんとの日韓仲良しカップリングが公式で推され始めていることも無縁ではありますまい。いいぞもっとやれ)、動画を見てても大変楽しいのですが、それはさて置き、最近の音楽番組を見ていると、私がK-POPウォッチャーになった10年前ぐらいに比べ、なんとまぁ演出とカメラワークが進化したことよ!という点に妙に感心しています。

いや別に普通じゃん?と思われるかも知れないのですが。

私がK-POPを聴き始めた、というか、YouTubeで見始めたのは、書いた通りで10年ぐらい前のことです。当時から現在に至るまで、日本では特に圧倒的な強さを誇る東方神起先輩は何故か私には刺さらず、大人数グループかつバラドルのはしりであったSUPER JUNIORがもっぱらお気に入りで、動画をよく漁っていました。

SUPER JUNIORは一年限りのユニットとしてデビューしながら、熱狂的なファンの後押しで固定グループ化したグループで、ファンが「作った」気持ちになれるグループという点では、ぷでゅ系グループの遺伝子の一部と言えるかも知れません。

で、そんなSUPER JUNIORがデビューして間もない頃の、韓国の音楽番組でのステージ動画がこちらです。

のっけから演者をかき消すスモーク。ピカチュウ症候群で子供が倒れそうな照明。何故かクレーンにズームインするカメラ。決めポーズが終わり少々気の抜けた表情で後方に下がる段階で何故か抜かれる推し。いやそこじゃなくて!その前を抜いてくれよ!と全力ツッコミしたくなります。この放送事故か?というステージ映像、当時の韓国の音楽番組では決して珍しいものではありませんでした。むしろ通常運転。

大ヒット曲の「sorry sorry」ですらこの調子です。さっきの動画の二年後ですが、相変わらずのピカチュウ症候群光線、嫌がらせかというレベルで歌ってる子を見切れさせ続けるカメラ(いや、そっちのほうが難しくないか?)、大人数のフォーメーションが面白くなるところで、何故かフォーメーションがわからなくなる横から映像に切り替えるスイッチャーに「そこどけ!私がやる!」と叫びたくなるこの微妙なストレス感。おわかりいただけるでしょうか。

ちなみにライブ映像版ではこのイラっと感が五割増しになります。

サムネが観客席な段階でお察しですが、客席とか花火とかどうでもいいから演者映せや…!という謎カメラワーク。豆粒どころかメンバー写ってないじゃん、という引きすぎ映像にイライラ感MAXです。この時期の不完全燃焼を救ってくれるのは、各メンバーの非公式な個人ファンクラブの主宰者たちによる盗撮動画だけでした。

以上を踏まえて、私が挙げたIZ*ONEのステージ映像を見てみてください。私の感動がおわかりいただけるでしょうか。

すげぇ、すげぇよ!的確に捉えられる各メンバーの見せ場。フォーメーションが綺麗なところはきっちり引きのアングルで。ダンスが上手い子のパートでは全身が映るようにバック、顔担の子の決め顔も逃さず、観客の声援の音量も適切、紙吹雪降らせすぎて演者が見えない事案とかも発生していない…!

ま、普通っちゃ普通なんですけども。

でもアイドルだけでなくテレビ局の成長も感じられるのも、長く見てきたからこそだよなと思うと感慨深いものが…特にない(笑)。

白状しますと、単に推しが可愛いので沢山の人に見て欲しくて動画貼りたかっただけなんですけど、せっかくここまで記事にしたので、もう少し書きます。

SUPER JUNIORの全盛期の韓国の音楽番組といえば、ミュージックバンク、音楽の中心(ミュージックコア)、人気歌謡という三番組がありまして、中でも上に動画を貼ったミューコア(音楽の中心の通称)は「カメラで酔う」ことに定評があり、複数回歌わせたのを撮影して、いいとこを繋ぎ合わせる人気歌謡は比較的映像の質が高く、スクショに向く(けどたまに繋ぎが雑で曲の途中でメンバーの衣装の具合が変わってたりする)、などそれぞれに個性がありました。それが一時期「人気歌謡のカメラマン、全員ミューコアと交換したのか…?」と驚くほど、比較的「よい」とされていた人気歌謡の映像が劣化したなんてこともあり、経年変化を追うのは確かに楽しいのです。

かつてはファンによる盗撮で賄われていたメンバー個人のファンカムも、ここ数年は公式動画として配信されるようになりました。

推しが自分がメインカメラに抜かれてない時も、こんなにも活き活きとした表情で少しも手を抜かずにパフォーマンスをしているのだ、というところを余すことなく見られることで、余計好きになれるっていうのあるじゃないですか。なので、こういう動画を公式が出してくれるのは実にいいと思いますね。っていうかチェウォンちゃん可愛いですね!

J-POP聞かないので知らないんですけど、日本の音楽番組にもこういうおまけ動画の配信ってあるんでしょうか。perfumeのライブDVDで、おまけ映像としての個人カム見たことはありますが。ないのであれば、こういうのはどんどん真似したらいいと思います。ライブの疑似体験にもなって、ライブ行きたくなる人が増えるだろうし、公式がよい映像を出すことは、盗撮予防にもつながりますし。

てな感じで、推しを見てもらいたい一心で書いたエントリーですが、頑張って書いたので、是非もうちょっと、私の可愛い推しちゃんたちの姿を見てやってください。

本来やりたいパートじゃなかったけど、頑張って苦手を克服して先生に褒められたひぃちゃん。

ひぃちゃんとチェウォンの南山タワーデート。2人が自分たちのカップル名「サムパン」を連呼してて可愛い。それぞれのニックネーム「サンムの妖精」と「パントミ」を組み合わせたものです。

「秘密の友達」ゲーム(本人には内緒で決められたパートナーに「秘密の友達」が優しくしてあげて、最後に誰が自分の「秘密の友達」だったかを当てるゲーム)でひぃちゃんがチェウォンの秘密の友達だったことがわかるシーン(全サムパンシッパーが泣いた)。あぁ可愛い。サムパンは癒し。

という感じで自分の萌えを一気に放出しただけの記事ですが、これウェブ版で書いてる途中でうっかりアプリ版を立ち上げて閉じててしまい、ほぼ全記事の下書きが消えたところからもう一回書いたのです。noterの皆さまにおかれましては、このアプリとブラウザ版での二重ログインによる下書き消失に是非ご注意いただきますとともに、それでも挫けなかった私の推し愛を褒めてください。いやほんと、よく挫けなかった。お疲れ自分。

#アイドル #IZONE #音楽 #KPOP #音楽番組 #かわいいもの #1904 #アイズワン #produce101 #かわいいは正義 #SUPERJUNIOR  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?