【小説のススメ】博士の愛した数式 小川洋子

皆さんこんにちは


せっかくnoteというメディアが使えるのだから、少しブロガーっぽいことやってみたいなと思ってしまい、題名の通り今回は私のおすすめ本を紹介します!!(月二冊小説買うことを大学時代の目標にしていました)

『博士の愛した数式』皆さんはこの本をご存知ですか?

本屋さんで500円程で購入できる文庫サイズの小説です。

あらすじ

80分しか記憶の持たない博士と、家政婦の私の物語です。記憶が80分しか持たないからこそ、博士にとっての私は常に新しい家政婦であり常に初対面。初対面の人に必ず靴のサイズと誕生日を尋ねる博士。そしてひょんなことから家政婦の私の息子が加わり、博士の心をゆっくりと溶かしていく…

私がこの本に出会ったのは、小学5年生の時だったと思われます。塾の国語の試験でたまたま出てきた文章が綺麗で内容が気になって仕方がなく親に買ってもらいました。結果とても良い出会いでした。

さて、皆さんは「素数」というものを知っていますか?

1と自身以外の倍数を持たないものと記憶しています。2、3、5、7、、、

博士はこの素数を美しいというのです。

友愛数、三角数、なんのこっちゃわからんとなりますが、この文章を読んでいると不思議と数学のことがほんの少しだけわかった気になれます。

また、eπi+1=0

この式について、読み終わる頃には何を指しているのか皆さんもわかるようになります。

余談として、私の誕生日を数字に起こすと62。素数でもなんでもなくて悲しかったのを覚えてます。

小説のいいところは、物語の情景を自分の想像で書き起こせるところです。博士の背広の色は?家の外観は?息子の格好は?などなど。感情の機微を文章で触れることで想像が膨らみ、自分の感情がどこで動くのか改めて知ることもできそうですね。

最後に、どうしても映像として物語を取り入れたい方に朗報です。この作品は映画化されているので、プライムビデオ等でみることも可能です。

忙しいからこそ、リフレッシュとして小説はいかがでしょうか。

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