この歌詞が凄い〜リリィ、さよなら。編〜

皆様、シンガーソングライターの「リリィ、さよなら。」をご存知でしょうか?

私の周りの人なら知っている可能性が高いですね。

サークルをはじめ、私の周りには音楽好きな友人がたくさんいます。

ぜひそんな皆さんに一度でも聴いてもらいたい!と思い、ちょっとだけnoteを書いてみることにしました。

今回は歌詞に注目して書いていきたいと思います。

お時間がある方はまず下の動画をどうぞ。むしろこれだけでもいいです。あなたの1分半をください。


「春の中で君は揺れている 遠いおとぎの国に咲いている花のように」

「春色の彼女」のサビに出てくるワンフレーズです。


高嶺の花、という言葉がありますね。

遠くから見ているだけで、手に入れられないもの。憧れの対象。

でも、この曲に出てくる”彼女”は違います。

2人きりで桜を見に行くことができる関係。

友達ではあるけれど、彼女にとっての”主役”は別の誰か。

そんな、届きそうで届かない2人の関係を、リリィ、さよなら。は上のように表現したのです。

そこに咲いているようで、しかし決して交わることのない世界で綺麗に揺れる花。

儚い恋とその残酷さにぜひ、酔い痴れてもらいたいなと思います。


「明日から 今まで僕が呼んでた君じゃなくなるね」

「Your best friend」のフレーズ。

この一言だけで、長い時間を共有してきた君の”結婚”を表現していることに気付いた時はぞくっとしました。

好きな人、好きだった人が誰かのものになってしまう瞬間。

その胸の痛みをぎゅっと詰め込んだ4分29秒です。

恋人でも家族でもない、特別な存在にはなれない、友人止まりの”僕”だけど、それでも一番に君を想っている。

そんな思いを込めました、とライブのMCで話すヒロキさんを見て、いやほんとそろそろ幸せになってな‥‥と密かに思いました。頑張れ!


「ハッピーエンドによろしく 最終話でまた会いましょう」

「グッドラック・ジャーニー」ラスサビのワンフレーズ。

かつて大切だった人に対する決別の言葉として、切なく、そしてどこか冷たく響く言葉。

ハッピーエンドによろしく、という言葉に、ただ彼女の幸せを願うだけではなく、その幸せから自分の存在を排除しているからかもしれません。

正確に言えば、この曲はリリィ、さよなら。が作詞作曲し、ROOT FIVEという4人組アーティストに提供した楽曲です。

どうしてもこのフレーズが紹介したかったので無理やり持ってきました。笑


最後に

悩みに悩んで、苦しみながら3曲に絞りました。

もちろん音楽にはそれぞれ好みがあって、聴いてくれた人全員に刺さります!とは言い切れないけれど。

でもでも、あーまたなんか言ってるな、名前覚えちゃったよ、ちょっと聴いてみようかしら、なんて思ってもらえたら私はとても嬉しいです。

YouTubeにもMVが公開されていますし、サブスクリプションでもほとんどの曲が配信されているはずですので!


ちなみに、今まで出したアルバム名は

「ハッピーエンドで会いましょう」

「どうして君は世界で一人」

「愛する以外になかったからさ」

「最終話までそばにいて」

もうすでにエモいというやつですね。

みんな好きでしょ、エモ。私も好きです。エモ。


長くなってしまうのでこの辺りで終わります。

リリィ、さよなら。

リリィ、さよなら。

今が頑張りどきのシンガーソングライターです。

リリィ、さよなら。

名前だけでも覚えて帰ってください。

リリィ、さよなら。

なぜか中国でバズってます。日本人チャート1位取りました。

リリィ、さよなら。

素敵な素敵なSSWです、よろしくどうぞ!



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