SNSって怖い。人間関係って難しい。│ナイルパーチの女子会
最近読んだ柚木麻子さんの小説「ナイルパーチの女子会」。一言で感想を述べるならば、2人の女の破滅物語だろうか。
他の方の感想を見ていたらドラマがあると知って早速ネトフリで観てみた。
水川あさみの演技がうまいなぁ。
小説を映画で実写化すると凝縮されすぎて不満を抱くことが多いけど、約40分×8話だと小説で曖昧だった部分の解像度が上がってより理解が深まって良い。
女に限らずだけど「嫉妬」「執着」って怖いなぁと思わせる物語。一種のホラードラマと言っても良いかもしれない。
女を取り巻く人間関係ってむずいよなぁという感想と同時に抱いたのは、SNSって怖いなってこと。
水川あさみ演じる栄利子が、とある主婦に執着して、彼女のブログやSNSから家の住所とか今いる場所をつきとめるストーカーみたいな行動を取りまくるんだけど、それが怖いったらありゃしない。
物語としてはフィクションだけど、こういうネトスト被害は現実世界でもよくあるんじゃないかなぁ。
実際、私も元彼にネトストされていた経験があるので…。
noteもそうだけど、XとかInstagramとか何気なく自分の日常を発信しがち。でも、その裏にどんな悪意を持ってる人(本人には悪気がないとしても)がいるか分からんなぁって。
友達はつくろうって思ってつくれるもんじゃないし、この世界は善意に溢れた人ばかりじゃない。
やっぱり人間関係って難しいですよね。
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