2024年5月8日「衆議院」財務金融委員会
江田憲司議員
「満期が来る前の米国債を売るならまだしも、満期になったお金、日本のお金ですから。それを今一番苦しんでいる国民の皆さんに使うって当たり前のことです」

江田憲司議員
「大体5～6年はですね、毎年6兆円前後の含み益が還元かんげんできるってことなんです。」

江田憲司議員
「国民の皆さんにね、この6兆円程度の差益さえきをしっかり還元かんげんする。防衛増税1兆円分をそれで帳消しにする、子育ての負担金の1兆円の健康保険料の値上げ分を帳消しにする、消費税を何%か下げる、給付金を出す。これは為替介入かわせかいにゅうじゃないんでね、満期になったお金を、主権国家としてどう使うか。6兆円を還元するということを、今日おっしゃっていただきたいと思います。」

鈴木財務大臣
　「満期になった証券を、その都度少しずつ円転する場合であっても、外貨準備を取り崩すことは実質的に外貨売り、円買いの為替介入そのものになってしまうと思います。為替介入はG7等での国際的な合意において、過度な変動や、無秩序な動きへの対応のために行われることとされておりますので、外貨準備を取り崩すことは適当ではないと考えているところです。」

江田憲司議員
「為替介入じゃないですよ。満期が来る前の米国債を売るっていうならまだしもね、しかしこれ満期になったお金、日本のお金ですから。それをね、今一番苦しんでいる国民の皆さんに使うって当たり前のことです。岸田政権にとってもね、絶対検討すべき課題だと思いますよ。」

江田憲司議員
「平時のうちに(自国通貨安の時に)、市場しじょうと対話しながらバランスシートの圧縮をするのが普通の国なんですね。」