見出し画像

世界を救うには、それなりのお金が必要

 少しの間、寄付行為をお休みしていたのですが、クレジットカードの毎月引き落としによる定額の寄付行為を再開いたしました。

 私には、世界征服の野望(!)などあるはずもありませんが、最も豊かな時代の日本に生まれたのを幸運と考えて、多少なりとも、厳しい環境にある人への貢献ができたらと思っています。

 と言って、ボランティアをやるのも、少々ハードルがあるので、私は私のレベルで、金銭でその行為を行おうと思っています。

 日本には、個人の金融資産が、何と2,000兆円もあるらしいのですが、そういったお金が、ただ眠らせておくだけでなく、ほんの少しでも、世界(平和・発展)の活動に使われたらいいのになと感じたりもします。

 タンス預金や普通預金に眠らせておいて、そのために、ときに特殊詐欺に狙われて、詐欺グループのろくでもない活動に使われるくらいなら、世界の平和と発展のために、寄付行為をしたら良いと思います。

 と言って、私は、大層な思想を持っているわけではなく、聖書のマタイによる福音書にある「与えよ、そうすれば与えられるであろう」の教えのとおり、他者に与えることで、自分自身にも良いことが返って来るというのは、おそらく真実であると考えているからです。

 ちなみに、私は、キリスト教信者ではありませんが、所々の学習機会を通じて、「神」と呼ばれる宇宙の大元のような存在は、この世界に遍在へんざい(あまねく存在)していると考えようになっています。

 与えることが幸せにつながるという思想は、仏教にもあり、いわゆる「布施」というものです。

 仏教でも、他者に与えることで、自らの幸せにつながると教えています。

 まぁ、そんな宗教的に大層なことでもなく、様々な現世的なビジネス本でも、「金持ちは寄付行為を行っているが、それは金持ちだから行っていると言うより、“名もなく貧しい”時代から寄付行為を行っており、それが金持ちになったひとつの要因であった。」と指摘しており、現実社会を生き抜くうえでも、非常に参考になるなと素直に思っています。

 で、寄付行為を行うにあたっては、寄付先の団体がヘンテコな行為に使うのは、当然納得がいきません。

 ですので、寄付にともなう会計報告が実施されるような、そして、これまた現世的に、所得税の「寄附金控除」の対象になるような、団体に寄付することとしています。

 ちなみに、寄附金控除の対象になるには、国の認証が必要です。つまり、寄付の対象に値するちゃんとした団体であると認められていると言うことです。

 そして、さらに、現実的にも、クレジットカードで、毎月、定期引き落としにすることによって、負担を平準化し、寄付行為が自動的に継続できるシステムを採用することとなり、また、クレジットカード使用にともなう「ポイント」もゲットできるという超リアルな利点もあります。

 で、参考までに申しあげると、私の寄付先は、①日本ユニセフ協会、と、②東京大学基金です。

 ユニセフ(unicef)とは、国際連合児童基金のことで、すべての子どもの命と権利を守るために活動する国連機関であり、日本も戦後の復興期に、脱脂粉乳の支給を受けるなど、支援を受けた経緯があります。

 東京大学は、母校ですが、今の東京大学って、とんでもなく貧乏のようです。建物は文化財級ですが、補修等がされておらず、何もかもが古く、ボロいようです。研究資金も潤沢でない現実があるようです。

 世界の平和と発展のためには、「無い袖は振れぬ」の例えのとおり、先立つ「お金」が要ります。できる範囲で、現世利益のためにも、寄付行為をしたらいいと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?