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自分の人生を、自分で選んで進ませてくれる両親に感謝した日👨🧑


Googleマップで、自分の現在地を見て
「わたし、本当にアフリカ居るんだ」

そんなことを一日一回思いながら、
早くももうすぐ日本を、離れて1ヶ月だ。

私がなぜ、アフリカにいるのか。

それは、13年間見続けた夢の
スタートラインに立つことができたからである。

先日、先輩方に歓迎会を開いてもらって、
何故、この夢を目指したのかを改めて、
みんなの前で話す機会があった。

同期それぞれが色々な想いを持って、
この場にいることを改めて知った。

私も、自分の素直な気持ちを語った。
高校生の時に、抱いた夢。
あっという間に、あれから13年たったんだ。
長かった13年。

あの頃は、30歳までに必ず夢を叶える。
そんなことを思っていたけど、

まさか、29歳。
今本当に、アフリカにいるとは、
想像もしていなかった。

夢は、時には、人に語れば、
夢のまた夢だなって、鼻で笑われることもあった。

自分の目で、世界の現状を見たい。
そう思って、学生時代は、バイトを5個掛け持ちして、バックパッカーをして回った。

就活は、お金が経済にどう影響しているのか、
人生で一度は、
大きなビルでキャリアウーマンとして、
働いてみたい。
そんなことを思って、必死に就活を頑張った。

好きだった仕事を辞めて、
転職したのも、夢のためだった。

本格的に夢に向けて、
誰にも言わずに、準備を始めた5年前。
とにかく、たくさんの人に出会うこと。
色々な試験勉強も頑張ったし、

必死に世界について調べた。

がむしゃらという言葉が本当に正しい。

苦しくて苦しくて辛い時期もあった。
きっと、諦めたら楽なんだろうな。
早く解放されたいそんなことを何度も思ったっけ。

25歳、結婚をしようと言われた日もあった。
結婚していたら、当たり前のように幸せを感じる日々を送れていたかもしれない。

転職した先の仕事は1年目の2ヶ月目から残業が80時間だった。仕事とやりたいことに使う時間のバランスがうまく取れなくて、泣きながら過ごしてたこともあった。

「私はなんでこんなに頑張らなきゃいけないんだろう。」
誰が決めたわけでもなくて、自分で決めた道なのに、
みんなが当たり前のように送っている人生を、羨ましく思って、SNSから離れた時期もあった。

私の人生は、振り返ると色々あった。
だけど、どんな時も自分で道を選択してきた。
夢だってそうだけど、
誰にも言わずに決めてしまうことが多い。


初めて入社した一般企業。
辞めてなければ、今頃は外車が1台買えるくらいの年収だったはずだ。

25歳、あのまま結婚していれば、
私は今頃、親になって、ありふれた理想の生活を送っていたかもしれない。


だけど、自分が本気でやりたいことを、
中途半端に辞めることほど、
一生心のどこかに引っ掛かったままになる気がする。

辞めるのは簡単だし、
その時はこれで良かったってきっと思う。
だけど、時間が経てば経つほど、
自分が目指していたものを一生懸命やってる人を見ては、羨ましく感じて大きな後悔となって残る気がした。

「挑戦したいと思ったら行動あるのみ」
私が大切にしていることだ。


親からもらった、たった一度の人生。
人生を選択することができるのなら、
簡単な道より、難しい道を選ぶ。
何故なら、そこには、まだ見ぬ世界という、
絶景があるから。

人生は、旅だ。

旅に行く前、すごくワクワクする。
計画しないで行く旅が私は好きだ。

計画することは時間が有効に使える。
だけど、ある程度想像ができてしまう。

あの、旅する場所に着いた瞬間。
よーし!!何しようかな!!
って思うワクワク感と、
たまたま出会った場所、人、食べ物。
たまたまという刺激がすきなんだけど、
私にとって人生も同じ。

結婚しなかったことを今だに勿体無いと言われる。
けど、私はそんなことは1ミリも思わない。

結婚した後の生活は、想像ができる。
それはきっと、当たり前の幸せが送れる。

だけど、やりたいことに向かって、
その時その時に壁にぶつかりながら進む、
前が想像できない刺激的な道の方が、
得るものも見えるものも大きい。
その先の人生にとって。

今回、それを証明できたから、
改めて言葉として経験をこの場に残そうと思った。


「あなたの人生。
あなたが自分で選んだなら、責任を持って進みなさい。ただ、努力は怠らず、諦めずに進むこと。
人生はたった一度だから。楽しみなさい。
がんばれ。」

アフリカ出発の日。
かすれた声で涙を浮かべたお父さんに言われたことである。

私の道は間違ってなかった。
色々迷ったこともあったけど、
夢に向かって諦めずに進んでよかった。
強く感じた。

選択するということは、失うものもあった。

だけど、誰の人生でもない。
私の人生なのだから。親からもらった大事な人生。
誰かに言われたから。そんな誰かのせいにする人生にしたくない。
挑戦するのも、命ある今しかできない。
今挑戦したいと思うことが、来年同じようにあるとも限らない。

「今」の気持ちが1番大事な気がした。

でも、一つ言える。
挑戦すると得るものもたくさんある。

私の夢はまだスタートライン。

挑戦したいと思ったら行動あるのみ。

行動したら、あとは、楽しむだけ。
辛いことも、高い壁も。
挑戦した人にしか知り得ることのないものがそこにはある。

自分の人生を自分で選択させてくれて、
たくさんの景色を見させてくれる両親に感謝して、

明日もまた刺激的な一日を過ごしたい。

アフリカより、今感じることの記録。

いちごいちえ/やなわらばー


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