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蜜さんの文章読んでると、昔を思い出す。今もあんまり覚えてないんだけど、将来もっと忘れちゃうから書いとかなくちゃ。私は壊れた女では無かったけど、もう一歩間違ったらそうなってたのかもしれない。中2くらいの時に一回家で泣き喚いたことがあったなあ。その時多分お母さんに怒られたことが着火剤になって、破裂した感じ。出の間で自分の気持ちが制御できなくて泣き喚いてるときに、初めはあたふたしてたお母さんがもう勝手にしてって言ってリビングに戻ってったとき悲しかったなあ。見捨てられたのかなあって。でも元からお姉ちゃんより愛されてなかったし良いかあとか考えてたっけ。とりあえずネガティブな感情に浸ることが精一杯で、ずっと自分責めてた。もっと大声あげて泣いたなあ。私は感情のセーブができなくなっただけなのに。本当なら毎回こうなりそうなのを抑えてたのに。

魔性MAXだったあの頃の蜜は、「全部壊れてしまえばいい」「なにもかもどうでもいい」「痛みがわからなくなるくらい、堕ちてしまえればいい」といったロックの歌の歌詞みたいなことを本気で思ってました。

私もずっとそう思ってたよ。もう全部なくなっちゃえば良いのに。消えてなくなれば良い。死にたい。とかいつも思ってた。中学校の時に自殺の方法調べて、自殺の方法を二択に絞るとこまで行ったこともあったなあ。

私の過去を分析して見ると、幼少期はまだましだけど、何をしても怒られてて(当たられて)何も上手くできない自分に腹が立ってた。もしかしたら、私が習字とか習い事でお姉ちゃんに勝ちたかったのって、普段の行いで褒められなかったから、能力面で褒められたかったんじゃないかなあ。かいてて気づいた。それから私が先生と親から「よくできてるよ、お姉ちゃんよりすごいよ」って言われても、自分が劣ってるって信じて疑わなかったのって、普段お姉ちゃんの方が褒められてたし感謝されてたからなんだと思う。感謝イコール価値がある、だったから、邪魔者なのかなとかいない方がいいのかなとか考えたなあ。お姉ちゃんみたいになりたいって思ってたし(姉が親から愛されてると思ってたから)いい子になりたかった。
私の救いだったことってなんだろう。私が壊れそうになる原因になったのは、姉への劣等感、村での人間関係かな。楽しかったことなんて無かったけど、原因の個数が少なかったこと、肉体的なダメージがなかったこと、逃げてたこと(逃げてたから怒られる時もあったみたいだけど)あとゲームとか漫画が好きだったし。
中学に上がるまでは、友達は気を使う存在でしかなくって、中1の終わりにようやくチームメイトに心を開き、仲のいいクラスメートと一緒にいると癒される、友達が大好きになった。でも毎日通学する時に、友達とうまくいきますようにってお願いしてた。嫌われそうって思うとすっごいビビって機嫌とろうとしてた。友達が癒される存在なんだって分かったけど、気を使う対象ではあったし、人から嫌われることの恐怖はすごかったなあ。お陰でみんなに好かれてたけど。
全く恵まれた幼少期ではなかったけど、他に世界を知らなかったから辛かったよね。書いててほんとよく頑張ったなって思うよ。その時に何があったかはあんまり覚えてないけど、その時の窮屈な気持ちは覚えてる。

今日はこれくらいにしようっと、あと私17歳おめでとう♡17年間も生き延びられて今幸せになろうとしてて凄いよ♡ありがとう♡
過去の自分へ。今はつらくて未来が怖くてどうしようもない気持ちでいっぱいかもしれないけど、成長していくにつれて世界は広がっていくし、どんどん楽に幸せになれる。あなたは劣ってなんかいないよ。あなたにはあなただけの素晴らしさがあるの。勉強がよくできるとか走りが早いとかそういうので人間の価値は決まらないよ。私は今は価値は平等にあって能力に関係しない説を持ってるけど、まだはっきりとは分からない。でもあなたがあなたでいることを恥じる必要なんてない。すっごく素敵よ。大丈夫。醜くなんてない、うまく喋れなくてもいい。大丈夫私が認めてあげる。大好きだよ。