物々交換の可能性?

キャッシュレス決済が促進され、ICカードやクレジットカードを多用するようになり、現金を持ち歩くことが私も少なくなった。

しかし、災害時にこれらのシステムがダウンし、困難な状況に陥る人々の様子や、お金があったとしても物資がなく欲しいものを手にできない状況を見聞きし考えるのは、お金があれば大丈夫”ではない”ということだ。

勿論お金は大切だ。あるに越したことはない。でも、完璧なものではない。

銀行口座にお金がたくさん入っていて、いくらICカードへのチャージやクレジットカード決済ができる状態だったとしても、あるいは、口座から現金を下ろせる状態だったとしても、電力が落ちてしまえば、もう何の役にも立たない。

また、南米ベネズエラのように、それまで当たり前の生活をしていたのに、ある時急に始まったハイパーインフレで、貨幣の価値が暴落してしまうことだってありうる。

まさか日本で?

まさか自分が?

そう思っているところに災害、災厄はやってくる。

だから、備えておきたいと思う。


貨幣経済が機能しなくなった時、大切なのは支え合いの精神やお互い様の心だと思う。あるものやできることを持ち寄って、協力して困難に向き合うしかない。

しかし、普段、社会の中で常にストレスと対峙し、競争を強いられている私たちには、それがなかなか難しい。自分も他人も思いやる余裕が足りない・・・。

そこで、身近なところで、ちょっとした支え合い・分け合い体験の練習として、物々交換の実践をしてみようと思う。実際、「物々交換」は、地震関連のツイートの中にもぽつぽつ出てくる言葉である。

自分が提供できる、相手が欲しいものを交換して、お互いハッピーになれる、そんな小さなシェアの連鎖が、都会の生活の中で失われがちな人との繋がりや思いやりにも結びついていくんじゃないかと思う。

持て余しているものを分け合って、眠っているものを有効活用して、そうやっていけば、ゴミになるものも減らせるし、スペースも減らせる。断捨離とはまた違ったアプローチを試してみたい。

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私が考えている交換の方法は、以下の通りです。気になるものがある方はお気軽にご連絡ください。


■こちらが提供するもの

・育てているハーブ(現在たくさん採れるのは、ローズマリーとオレガノ)

少しの量からたくさんの量まで、欲しい量の目安を教えてください。

画像1

★オレガノ。トマト料理によく合います。

画像2

★ローズマリー。肉のオーブン焼きが有名。

その他、植物栽培記録の中に出てくるものでその時に収穫できるものであれば、お渡しができます。


■交換していただきたいもの

・生活消耗品、食品、お菓子など、その他お使いでないもの

・食品系のお店をしている方で期限が切れそうだけれどまだ食べられるもの

・切手、未投函の書き損じはがき

お持ちのものをご提案いただき、当方で活用できそうなものを、こちらが提供するものの量と合わせて調整しましょう。

■交換の方法

・都内の駅などで直接授受

ハーブは採れたてをお渡ししたいのと、郵送事故などのリスクをさけるために、直接渡しのみで考えています。日程や場所は、なるべく互いに負担の無いように調整しましょう。

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ハーブは流通しているものは高値で、鮮度の落ちているものも多いですが、お使いでないものとの物々交換で、摘みたてのものをGet!してみませんか?笑(栽培方法は、無農薬・化学肥料不使用です。)

あくまで、互いに利するものがあるときに、双方納得した上で、無理のないように、というのが目標です。

ご提案は、https://note.mu/na_nashi/messageにご送信の上、送った旨をコメントいただければ幸いです。(気付かないと困るので)

どうぞよろしくお願いいたします!

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