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20歳、大人ってなんだ!!

少し過ぎてしまったけど、6月に誕生日を迎え、ついに20歳になった。

18歳成人になり定義上は既に大人になっていたとは言え、今までは「大人と子どもの間を生きているんです。」などと言ってごまかしていた。
ただ、20歳になるとそんなごまかしも効かないような気がして、はっきりと「大人になったんだな」と自覚するようになった。

ただこの数日、大人って何だろうと改めて考えることが増えた。
大人って書くけど、私の身長は150㎝で止まったままで多分中学生の妹に抜かれている(泣)。体がそこまで大きい訳でもないし、じゃあ心の大きさかなとも考えたが、子どもの方が純粋で心が広いなと感じることも多い。

大学生になってからは、バイトや学生団体などで大人と関わる機会が増えたため、たくさんの大人の行動を観察して良いものを取り入れようとしてきた。ただし、数年前の18祭でONE OK ROCKが言っていたように、世の中には素敵な大人ばかりがいる訳でもないということをこの観察を通じて痛感することになった。

最も衝撃的だったのは、私が自分の夢を語った時に「はかない夢だったね」と言われたことだった。羨ましさから言っているというよりも笑顔で冗談交じりに言っているように見えたが、まだ始まってもいない挑戦を潰すようなことを言う大人がいるということが非常にショックだった。他にも悪口ばかり言う大人もいれば、忙しくなるとすぐにイライラして人に当たるような大人もいる。

もちろんその人の全てが悪い訳ではないし、そんな大人ばかりがいる訳でもない。いつも明るくて場の雰囲気を盛り上げてくれる大人や、仕事を的確にこなし丁寧に教えてくれる大人もたくさんいる。十人十色と言うけれど、世の中には良くも悪くもほんとに色んな色で溢れている。

17、18歳で真っ暗な蛹(さなぎ)の中でどろどろになる苦しい過程を経て、大学入学とほぼ同時に羽を広げて世の中に飛び立った。
はじめは飛び方が分からず、広い世界の中を彷徨いながら冒険する19歳の1年間を過ごした。
そろそろ自分らしい生き方で羽ばたく時だ。
不器用な所も、泣き虫な所も、部屋が汚い所も、気にしいな所も、子どもの時から変わってない。それでも自分なりにその性格をプラスに活かそうと悩みながらもがいてきた(部屋が汚い所はシンプルに直せ)。確実に一色ずつ自分色を彩っている。

自分はどんな色の大人になるだろうか。
これからもたくさんの人と話して、たくさん旅をして、たくさん勉強して、世界を鮮やかにするためのお裾分けが少しでもできるような色の大人になりたい。



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