マンゴー苗の導入
お久しぶりです。
受験で憔悴しきり、気力が湧かず1年ぶりの投稿となりました。
いくつか貯めておいた記事も新たに苗が増えたり、枯れたりで、出せなくなってしまいました。
今回はネットで購入したマンゴー苗のご報告だけ書きます。
接木苗の導入
早速ですが、4月に新しくキンコウマンゴーの接木苗を導入しました。
このまま鉢増ししても良いのですが、マンゴーは頂芽優勢なので、このままだと無限に背が高くなっていきます。(多分)
なので芽をカットしてあげて脇芽を出してあげます。今回は、冬場部屋に取り込むことを考えて10号スリット鉢にしました。
60Lポットとかありますけど、あれは柑橘とか動かさないやつ限定です。デカすぎます。ハウスさえあればやりたいですね笑!
日本の多くの方はキンコウマンゴーなんて、聞いたことがないのではないでしょうか。漢字で書くと、金煌マンゴーです。
これは今私が注目している、台湾系マンゴーです。台湾で育種された品種で、日本でもわずかに生産されているようです。
キンコウマンゴーは、黄色系のマンゴーで1kgが普通くらいの大きさを誇ります。
話が逸れますが、マンゴーは果皮の色で黄色・赤色・緑色系に分けられます。よく見る太陽のたまごとかは赤色系、タイ産マンゴーとかは黄色系ですね。
で、ここからが意外かも知れないですが、世界的には黄色・緑系がより甘いとされています。でも赤色系の方が甘く感じますよね。それは輸入の関係で、日持ちするように早めに出荷しているからなんです。ぜひ、国産のキーツマンゴー(びっくりするほど緑です!)とかを食べてみてください。あまりのおいしさに、ビビりますよ。
話を戻すと、キンコウマンゴーは栽培のしやすさで選びました。
最初に言っておきますが、これは趣味なので日本でよく見るアーウィン種が栽培性最強!と言うツッコミは無しでお願いします。
栽培のしやすさは、いろいろなベクトルがあると思いますが、
耐病性
ある程度の樹勢
低温着果性
耐寒性
とかですかね。耐病性はそのままですね。「ある程度の樹勢」で濁しているのは強すぎても弱すぎても扱いにくいからです。
強いと花が咲きにくいですし、弱いと収穫後の樹勢回復が間に合いません。
低温着果性は、だいたいマンゴーの花が咲くのが3月とかなんで、まだ東京だと夜は冷えます。そうなると、うまく受粉できずに着果出来ないことがあります。1℃違うだけで電気代がだいぶ変わるので、重要す。耐寒性もこれと同じです。
まぁ、そんな情報なかなかネットに転がってないです。どのマンゴーが最強かは分かりませんが、私はキンコウマンゴーにしました。好みですね。食べたことないけど…
実生土マンゴーの導入
土マンゴーって聞いたことないですよね。私も聞いたことなかったです。台湾系のマンゴーを調べている中で、日本では接ぎ木の台木に使われていること、結構美味しいことを知りました。
しかも、土着品種(つまり台湾に適応した植物)らしく露路栽培で結実すると言うから驚きです。写真を見ると街路樹として普通に植えられています。なんて幸せなんだ。
樹勢は強く、耐病性も最強?これは買うしかありません。ヤフオクで安く入手させていただきましたが、葉もなく間延びした苗でした(現物を確認して買っているので分かった上での購入です。安かったんだ…)。これが、去年の8月です。
そこで、ぶった切りました。はい、強剪定とかの次元じゃないですね。1mくらいあったのを30cmくらいにしました。
これでも芽が出てくるから強樹勢ってのは良いですね。流石に優秀ですわ。
でも、根がまだしょぼいみたいで細い芽しか出ませんね。やっぱり根鉢がいかに出来てるかでその後の生育に影響してきます。
新たに購入した苗はこれだけですが、ありえないくらいマンゴーを食べているので、実生苗の数がすごいことになってます。あとは、導入後の苗の生育とか。それはまた別の記事に書こうかと。
ここまでみていただき、ありがとうございました!
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