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2022年5月 山形宮城プチ湯治旅2日目

2022年5月に2泊3日で肘折温泉へプチ湯治に行った時の2日目記録です。
この日は温泉街からは出ずにのんびり過ごしました。
1日目はこちらです。↓

肘折温泉の朝市

前の日の晩は夜の9時に就寝し、朝は5時に起床しました。
宿の部屋と廊下の戸はくもりガラス、廊下と外のサッシにはカーテンが無いため、外が明るくなったら部屋も明るくなり、自然と目覚めることができました。
この朝日を取り入れて自然に気持ちよく起きる方法は、温暖な時期になったらカーテンを半分開けて就寝するなどして自宅でも実践しています。

朝の5時に起きても肘折温泉では5時半から朝市が始まるので朝ごはんまでの時間を持て余すことはありません。
朝市は4月末ごろから11月下旬まで毎日開催され、地元の方が収穫したばかりの山菜や手作りの農産物加工品を温泉街の道で販売しています。

山菜はちょっと持って帰れないので買えませんでしたが、笹巻きとキノコが入った炊き込みご飯を購入しました。
笹巻き(きな粉付)は4日程度もつので帰宅後にいただきました。炊き込みはこの日の朝ごはんと一緒にいただきました。昔よく食べた田舎のおばあちゃん手作りの味という感じで、美味しくいただきました。

肘折温泉の朝市
朝ごはんで白米を少なめにしていただき、一緒に炊き込みご飯をいただきました。
朝市で購入した笹巻き(中はもち米)
きな粉もよかったですが、ヌチマースの塩をかけても美味しかったです。

温泉街周辺を散策

この日の最初の入浴は朝ごはん前。一日に何度も入ると湯あたりしそうなので、朝、昼、晩で3回程度の入浴を予定し、共同浴場の上の湯へは昼に行くことにしました。

宿の方に聞いたところ、地蔵倉への道はまだ整備されていないとのだったので今回は断念。山の日陰にはまだ雪がたくさん残っていたので仕方がありません。今回は肘折ダム、肘折希望大橋、小松渕などを巡りました。

肘折ダムは温泉街や下流域を守る砂防ダム(ハエが多く長居できませんでした)
激流に入水し魚を一生懸命に捕まえようとしていた鳥さん
銅山川(左)と苦水川(右)の合流部 水の成分が違うのでしょうね
※金山橋は復旧していました
肘折希望大橋を歩いて登りました
汎用品の鋼材を使用することで、工期短縮を実現し、道路の早期復旧が実現したそうです。
新緑美しい東北の山里はその場にいるだけで心が安らぎます
小松淵
銅山川は突如として右手の細い場所を流れていきます。
肘折のカルデラを実感できるポイントの一つです。
5月末ごろまで残りそうですね

上の湯

散策後温泉街の商店で少しお土産を購入し、11時頃に一度部屋に戻ってきました。少し眠くなったので昼寝をし、12時に起きて共同浴場上の湯へ行きました。

髪や身体を洗うシャワーなどの設備は無く、シンプルに浴槽のみでした。
温泉は宿(西本屋さん)とは違う源泉だそうで、骨折したプロ野球選手も湯治に来る名湯であると宿のご主人から教えていただきました。

公式ホームページの写真ではお湯の色は透明ですが、今回入浴したときは肘折温泉独特のにごり湯でした。お湯は熱すぎず入りやすかったです。

鉄筋コンクリート造の上の湯

肘折温泉には他にも肘折いでゆ館や少し歩いた場所にカルデラ温泉館などの日帰り施設がありますが今回は行きませんでした。今度長期滞在できる機会があれば行ってみたいと思います。

昼食(そば)

今回滞在させていただいた西本屋さんは、連泊すると日曜日以外は昼食を出していただけるらしいですが、この日はその日曜日でしたので、そば処寿屋さんに食べに行きました。

銅山川と苦水川が合流する近くにあります
ざるそばを美味しくいただきました
食後は銅山川の土手でのんびり食休み
また鳥さんを発見

お部屋でのんびり

14時頃に部屋に戻ってからは、この日はもうほとんど外には出ずにのんびり過ごしました。(14時から野球中継を見てしまった。)
温泉に浸かってのんびり過ごすことが今回の旅の目的の一つでしたので、本当にのんびり過ごすことができて大満足でした。

2日目の夕食も美味しくいただきました。
真ん中のマヨネーズがかかっている山菜は「ぼうな」というものらしいです。

温泉は男女入れ替えの関係で、まだ入れていなかった岩風呂に入るために夕食前に入浴し、夜は結構冷え込んだので夕食後も入浴してしまいました。
塩化物泉の恩恵を受け、この頃にはもう身体が冷えているなと感じることは無くなっていました。

この日も21時半に就寝。贅沢な一日を送らせていただき感謝でした。

読んでいただきありがとうございました。
3日目に続きます。

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