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「Developers Summit 2019 KANSAI」に参加してきました

こんにちは!マネーフォワードでエンジニア・デザイナー採用を担当している人事の田鍋です。

9月27日に、翔泳社さんが主催する関西ITエンジニア向けイベント「Developers Summit 2019 KANSAI」(以下、デブサミ関西)が、神戸国際会議場で開催されました。

デブサミ関西は、開発者向けカンファレンス「Developers Summit」がスピンアウトした、関西のITエンジニア向けイベントです。
今年は「Far Together!」をテーマに、新技術や新しいプロジェクトへの挑戦などについて、ストーリーを話してもらうことがメイン。
先日「Developers Boost KANSAI」(※)で好評を博した、弊社の谷口も再登壇するということで、私も聞きに行ってきました。
※30歳以下(U30)の若手エンジニア向け技術カンファレンス。
今日は、そんなデブサミ関西の当日の様子をお届けしたいと思います!

みなさん、興味のあるブースや会場にどんどん吸い込まれていきます!

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(会場の様子)

私も「心理的安全性の構造」中山ところてん(NextInt)さんの講演を、京都拠点のメンバーと一緒に聞いてきました。
チームで成果を出すには、心理的安全性が重要であるのは理解していましたが、そもそも心理的安全性が最終ゴールではないことを再認識した講演でした。書籍などを読むとより理解が深まりそうでしたので、自分でももう少し勉強してみようと思いました。人事としても大変面白い講演でした!

次は、「エンジニア組織づくり5年。見えてきた関西Web界隈のええとこ、あかんとこ」岡田勇樹(サイボウズ)さんの講演を聞きにいきました。

サイボウズ関西拠点の組織をイチからつくった方です。組織文化、社員満足度、採用をはじめ、これまでの組織にまつわる様々な取組について、お話しされました。中でも印象的だったのは、「コネクト支援部の立ち上げ」です。コネクト支援部のミッションは、「社外のエンジニアとコネクトすること」。エンジニア組織でも唯一開発をしない部署だそうです。
自社イベントの開催やカンファレンスに参加するエンジニアのサポートをはじめ、技術的なメディアの発信を対外的に行ったりもするそうで、エンジニア組織を支えるための縁の下の力持ち的な存在。エンジニアにとって、必要な組織だなと感じました。
また、組織図を改変して、マネージャーの役割を委譲したお話も目から鱗でした。トライ&エラーでいろんなことにチャレンジされてきた経緯を聞くことができ、非常に学びが多い内容でした。

マネーフォワードも今年京都に開発拠点を立ち上げたばかり。まだ11名の規模感ですが、サイボウズさんのようにたくさんのチャレンジを繰り返しながら成長していきたいなと思いました。

さて、最後はいよいよ若手エンジニアの登竜門「Developers Boost KANSAI」の優秀セッションに選ばれた講演です!
登壇するのは、神戸デジタル・ラボの金谷拓哉さんとマネーフォワードの谷口徹の二人。

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(緊張?している二人)
「緊張してなさそうですね~?」という私のカメラに向かって、お二人とも
「緊張してますよ!」とお話されました。そんな風に見えないですね!

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まずは、金谷さんの「何屋か決めたら見えてきた世界 ~U30がこれからの時代を戦うヒント~」というセッション。

この日はさまざまな年齢の参加者が多かったため、U30向けの内容を少し変えて「U30は人生バグらせたもの勝ち」という熱いメッセージを発信されていました。
U30だけでなく全世代に刺さる内容で、自分が何を意識して、どんなことを伸ばしたいのかを決めること、「バグらせる」というマインドで行動して見えてくる自分の強みを把握し活かしていくこと、などをお話しされました。会場からも時折笑いがこぼれるぐらい面白い内容でした。

そして、いよいよ最後は、
弊社の谷口の「技術力で勝負しないエンジニアの生存戦略」。

slideshareではアップしていないので簡単に概要を…。

私も初めて聞くお話でした。

技術力が突出していないエンジニアが、ものづくりの現場でどのように価値を発揮して生き残っていくか、谷口が考え実践していることを交えながらお話ししていました。非常に興味深かったです。

まずは20代の頃の谷口。

「勉強会に行くと、周囲より技術力がないことに気づいんたんです。自分ももっと好奇心をもってプログラミングを学ばなきゃと思ったんですが、技術を学ぶのが楽しくて仕方がない人がたくさんいる中で、そうではない自分が技術力で勝負していくのは無理だと気づきます。」

「周りがワクワクドキドキして技術を勉強しているから、自分もそんな風になろうと言い聞かせてみたけど、無理だった。」

会場にも頷く方が多数。

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その一方で、「サービスが誰かに使われて世の中が良くなっていくのがうれしいし、ただものづくりが楽しいからやめたくない」という自分の気持ちにも気づいたそう。

「自分自身はエンジニアというより”ものづくりの人”と捉えよう。」
そう考えた彼は、開発スキルに加えて、自身の強みである公認会計士試験2次試験合格者という資格を活かし、マネーフォワードに転職します。そこで入社半年で、新規事業のリーダーになります。

とはいえ、会計士としての実務経験はなく、いわゆる「会計士の卵」のような状態。中途半端な状態を打破するために開発業務が終わってから、ユーザーの会計事務所を訪問して、実務の知識を深めていったそうです。
自分のスキルと強みを把握して、戦略的にそれらを伸ばすことを実践したのです

「自分が仕事を始めてからまだ7年くらいなのですが、これから働く期間って40年、いやそれ以上もありえると思ってます。人生100年時代らしいので。今後の可能性を広げながら、人生楽しみましょう」という言葉で締めくくりました。

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「エンジニアとして生き抜くために、技術力を高める以外に何が必要なのか?」と考えた時に、人がやらないような領域でスキルを高め、戦略的に強みをさらに伸ばしていくことがとても大切なのだなと思いました。

会場も大きな拍手に包まれ、デブサミ関西が終了となりました。
素晴らしい講演で、さすが優秀セッションというだけあるなぁと思いながら、懇親会へ!

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登壇者や参加者、運営メンバーの方などみんなで交流し、大いに盛り上がりました。
新しい技術や新しいプロジェクトへの挑戦など、普段なかなか聞けないストーリーやみなさんの想いなどに触れ、大変有意義な時間を過ごすことができました。

また来年も戻ってきたいです!
マネーフォワードは、これからも関西のイベントを応援し続けます。



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