docomo発表会201905

ドコモ2019夏発表会の個人的ポイント

ドコモの2019年夏モデルの発表がありましたが、いろいろ興味深かったので気になったところをまとめました。公式はこちらこちらを。

安くなった端末価格

これまでより大幅に安くなりました。下の表で比較していますが、他社と比べて1~3万円安いです。Pixel 3aは国内SIMフリー版より安いですし、P30 Proは中国版より安い(華為中国の公式5488元=約8.8万円、ドコモ版は消費税抜8.28万円)のはびっくりです。ちなみに昨年のP20 proは発売当初10.4万円でした。SIMロック解除したいし一括払いだぜ!という方は、今回のドコモの端末価格設定に喜んでいると思います。
ただし安くする努力の結果だと思いますが、例えばXperia 1の本体カラーは2色(au:4色、SB:3色)だったり、Pixel 3aのみ(SBはPixel 3a XLも取扱い)となっているため、これらの反応も気になるところです。

端末の新しい買い方(36回割賦と引取プログラム)

端末分割払いの割賦回数に36回が新登場。安い端末価格をより多い割賦回数とすることで月々の支払金額を抑える事ができます。回数は従来の12回、24回も選べます。ちなみに48回はありません。他社で4年縛りと指摘もあった影響でしょうか。
さらに「スマホおかえしプログラム」も新登場。36回払いにおいて、24回払った後なら、端末をドコモへ戻せば残りの割賦代金の支払いは不要となる仕組み。最大で12/36=1/3の端末代金の支払いが免除されます。
月額料金は不要ですし、とりあえず申込みして、機種変更する際にイオシスじゃんぱらなどの中古買取ショップの査定金額と比較するのかなと思いますが、android端末の買取は、2年経過後だと購入時から大きく落ち込むのでメリットはありそうです。
また他社の同様のプログラムだと、月額料金があったり、機種変更必須の制限があったりしますが、ここを読む限り特に制約なさそうですし「対象機種の回線契約を解約された場合も、利用条件を満たせば本プログラムのご利用は可能」とのことです。
さて実際の検討では、他社は24/48=1/2の端末代金の支払いでプログラム適用開始となるため、今回他社よりドコモ端末が安くなったとはいえ、実質の2年間の支払い総額は各社ともそんなに変わらないのではないかと思われます。

下り速度が1.5Gbps超(ただし19年冬)

発表会ではさらーっと流してましたが、Qualcommチップのハイスペックモデルは5CAによる下り1576Mbpsに対応。光回線かよ!エリアは今年の年末頃とのことですが、すごい速度です。
以下の図にある1.7GHz帯は東名阪でしか使っていませんが、それ以外のエリアでは2GHz帯とのCAで1326Mbpsとの情報です。
また上り2CAもXperia XZ3で対応済みですが、対応機種にシャープも加わりました。詳しくはこちらで。
あれ、ドコモのTD-LTEは下り専用なので、この図の下り5CAと上り2CAの同時点での周波数の組み合わせはないんじゃないかな?まあ一部エリアと注記しているし、特に誤解は与えないと思うのですが。

モバイルルータがシャープから登場

てっきりNECだと思っていたらSHとあってびっくり。SHARPの親会社である鴻海(FOXCONN)はODMとして通信機器はいろいろ作っているので、そういうことかなと思いますが、鴻海の日本向けモバイルルータとしては101SB以来ではないでしょうか。
ちなみにシャープさん、なんで背面の画像の方が高精細なんでしょうかか。。

以上、個人的に気になったポイントでした。

P.S.
Huawei P20 proはドコモ独占モデルでしたのでP30 Proもそうだと思ってましたが、これはなんだろう?メーカー発表会かな。米中問題を乗り越えて発売できますように。。


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