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ベイスターズ2020年選手名鑑 百瀬大騎 背番号64「きっかけを掴んだ?もう後が無い高卒6年目内野手」

こんばんは、なべマガジンです。

本日は、背番号64 百瀬大騎選手を紹介します!!!

1.経歴

長野県出身 松本第一高校から2014年ドラフト6位で横浜DeNAベイスターズに入団しました。高校時は、2年夏からショートのレギュラーを獲得。50M走5.9秒、遠投100M。高校通算5本塁打中、4本がランニングホームランと足を活かした打撃が魅力だった。入団後は、2軍で実践経験を積んで2019年に1軍初昇格。代打で見逃し三振の結果に終わるも、2020年は、キャンプ2軍スタートも、ラミレス監督が視察した試合で特大のホームランを放ち、1軍昇格。その後も試合に出場し、アピールを続けた。開幕1軍はならなかったが、7月と9月に二度昇格。9月にプロ初安打・初打点をあげている。しかしながら、1軍定着はできず、2軍暮らしが続いている。

2.ベイスターズの獲得理由

素材型選手の獲得だろう。下位指名で地方の選手を獲得することは、よくあることで、中央球界では無名のため、下位で指名でき、なおかつ将来性の高い選手を狙って指名するケースである。百瀬選手も同様の期待をかけられての指名と感じている。このブログでもよく記載しているが、ベイスターズには、足のスペシャリストがいない。(神里や梶谷、宮本秀明も足は速いが)冒頭にも記載したように、50m5秒台の足とランニングホームランを4本放つセンスを買われていたと思われる。

3.選手のチェックポイント

★きっかけを掴んだバッティングマシン。しかしながら、全体的にパワー不足か★

2019年にこんなコメントを残している。「ずっと状態が悪くて、7月8日から西武第二球場でカーブマシンを打っている時でした。全然打てないので思い切って右足を内側に入れてみたら、急に今までとは違う感覚が掴めたんです」と変化球に対応する際に、バッティングのきっかけを掴んだという。実際にその後ヒットを量産し、7月は41打数16安打、二塁打が4本、三塁打が1本、公式戦2本目となる本塁打も放ち、打率は驚異の「.390」をマークしている。

バッティングフォームは、ミドルヒッターでよくある、シンプルなオープンスタンスで、特にフォームに気になるところは、見当たらない。2軍で1110打席にたち、通算打率.185は物足らなさを感じてしまう。これだけ実践経験を与えられており、高卒6年目で、入団後から順調に身体は大きくなっているにもかかわらず、まだ全体的にパワー不足は否めず、プロ選手の中ではまだまだ細いほうだ。

4.現在の立ち位置と起用方法

1軍昇格候補者ではあるが、2軍待機が続いている。しかも2軍では、森・田部・知野・伊藤裕など将来性の高い若手選手がゴロゴロ。出場機会を奪われてしまっている。しかしながら、1軍経験をしているだけに、1軍選手で穴があれば昇格できる可能性はある。とにかく来年の契約を獲得するために貪欲に結果にこだわりたい。現状では、非常に厳しい状態のため、奮起して欲しいところだ。

5.まとめ

このままの状況では、今オフまでの可能性あり。何とか残りのシーズンで来年に繋がる結果を出したい。

今回は、百瀬大騎選手を紹介しました。

次回は、背番号67 古村徹選手を紹介します!!!

次回もお楽しみに^^

20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^