見出し画像

ベイスターズ選手名鑑 林琢真 背番号00 「秘める闘志を感じる。粘って走れるスピードスター」

こんにちは、なべマガジンです。
本日2本目となります。

今回はドラフト3位 背番号00 林琢真選手を紹介します!

1.経歴

愛知県愛知郡東郷町出身。小学1年から高嶺ジャガーズで硬式野球を始め、東郷中では愛知瀬戸ボーイズでプレー。東邦高に進学し、2年時から二塁手のレギュラーに。3年春に選抜出場も初戦敗退。3年夏は決勝で敗退した。2学年上に藤嶋(中日)、1学年下に石川(中日)がいた。駒沢大に進学すると1年から二塁手のレギュラーを掴むと、3年冬には大学代表候補に、4年夏にはハーレム大会に代表として出場、1番セカンドで7試合中6試合に先発出場し、打率.368をマーク。大学通算成績は下記の通りです。
78試合 打率.227 64安打 1本塁打 27打点 31盗塁。
日本代表として結果を残すと、ドラフト3位で、横浜DeNAベイスターズに指名された。

2.ベイスターズの指名理由

森選手の対抗馬として獲得になっただろう。長年ショートのレギュラーが確定しないベイスターズ。本来であれば、森選手が掴んでいてもおかしくない状況だったが、打撃・守備面でまだまだ不安定な状況。ドラフト後ではあるが、京田選手を中日から獲得しており、本格的にショートのレギュラー争いに拍車をかけた。大和選手もベテランの域になっており、得点圏打率が高いことから、今後は代打の切り札としての期待がかかっている。
林選手はセカンドをずっと守ってきた選手だが、ドラフト時に「ショートも守れると判断し獲得した」と吉見スカウトは語っており、今後のセカンドのレギュラーは牧選手が固いため、ショートとして獲得
している。また、何度も記載しているようにベイスターズは1軍ベンチに走れる選手が少ない。ここぞという時に代走として盗塁または、ホームへ帰ってくることができる走塁技術を持っている選手だ。他チームでは必ずそういう選手が1人はいる。そのピースとして林選手が担える可能性もあると思っています。

3.選手のチェックポイント

打撃面
★フルスイングながら、追い込まれても粘る技術、広角も打てる逸材★

174cmと小柄ながら、バットをしっかり立て、フルスイングができる選手です。大味な打撃スタイルではなく、追い込まれてもしっかりカットできる粘りの能力も兼ね備えており、投手から嫌がられる選手でしょう。インコースは引っ張り、アウトは流し打つ、非常に柔軟性を感じさせます。実践経験を詰めば、打率は上がってくると思われます。
守備・走塁面
★一塁以外、内野はどこでも守れる器用さがあり、スピードは◎★
本来のポジションは、セカンドながら、春季キャンプからショートとして鍛えられ、十分に1軍レベル。同時にサードもなんなくこなした。もちろん足についてはベイスターズでもトップクラス。成功率は高くないものの、盗塁もできる選手として貴重な存在です。

4.現在の立ち位置と起用方法

オープン戦でアピールすると、開幕戦が青柳投手(阪神)だったこともあり、新人ながら開幕スタメンを掴んだ。慣れないサードでの出場であったこともあり、2エラーが苦いデビューにはなったが、その後も途中出場を中心に、開幕1軍からずっとベンチに居続けていることは立派である。起用方法をみる限り、三浦監督も重宝していることは間違いないだろう。個人的に開幕から4月は野球を楽しんでいるように見えたが、代打起用から成績が出ない状況で、表情もどんどん硬くなり、心配したが、最近では硬いというよりも、1出場に対する闘志に見えるようになった。ベンチでも他選手と一緒に声を上げるシーンもよくみられ、チームにもしっかり溶け込んでいる。2軍では森選手・知野選手が控えるが、今までの動きを見る限り、まだ2軍降格はなさそうだ。ショートは京田選手がコンスタントに出場しているものの、状態次第では、スタメンをうかがう。守備固めでは柴田選手もいるため、場面に応じて、色んな起用が今後も想定される。

5.まとめ

ルーキーながら、自分のポジションを守り1軍定着を。ショートのレギュラー争いにも加わっていきたい。

ベイスターズの選手では珍しい選手と思います。上記にも記載したように、走れて守れるだけでなく、しっかりと粘れるといった選手は中々いませんでした。チームカラーとして打線の勢いが左右するチームで、9球以下でチェンジになることもあれば、得点しているシーンも多くみられます。その中で、いやらしい選手を獲得できたことは、目にみえない部分も大きいですが、良い選手を獲得できたと思います。今後の成長・活躍が楽しみですね。

今回は、ドラフト3位 背番号00 林琢真選手を紹介しました。

次回は、ドラフト4位 背番号36 森下瑠大選手を紹介します!!!
次回もお楽しみに^^


20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^