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ベイスターズ選手名鑑 吉野光樹 背番号24「高い制球力を武器にする先発ローテーション候補」

こんにちは。なべマガジンです。
開幕前からの投稿からかなり時間が空いてしまいましたが、
ルーキー選手の紹介・今後の展望をまた更新していきます。

ベイスターズは、開幕4連敗スタートもそこから盛り返し、一時は首位に立つも、阪神戦で3タテをくらってしまい、そこから阪神は連勝街道、何とか2位にくらいついている状況です。毎年春先でかなり負けこんでいますので、今年については上出来でしょう。この交流戦が終わるまでに、阪神と3ゲーム差内にできれば御の字と思っています。

さて、本題に向かいます。
本日は、ドラフト2位 背番号24 投手 吉野光樹選手を紹介します!


https://www.youtube.com/watch?v=3jbNfSSCYrQ

1.経歴

熊本県菊池郡菊陽町出身。小学3年生から野球を始め、中高一貫の九州学院で、中学時代は軟式野球部に所属。チームは甲子園に出場も、出場時はベンチ外で、2年冬に、第四腰椎分離症を発症するも、3年夏はベンチ入りし、背番号10で全6試合中5試合に登板(先発は1試合のみ)し、活躍するも決勝戦で敗れた。九州学院在学中、1年上に伊勢(横浜DeNA)、1年下に村上(ヤクルト)がいる。上武大学に進学し、2年春から公式戦に出場。秋から3年春までエースの役割もみせ、2年秋・3年春に最多勝をマークするも、その後は、怪我に苦しんだ。下記大学通算成績となります。
4年 25試 計120.1回に登板し、通算16勝4敗、防御率2.32
トヨタ自動車に入社。2年目から先発として登板機会を増やし、5月の都対予選で5試合中3試合に先発するなど、最速150キロ直球で計23回を1失点に抑える結果を残し、ドラフト2位で横浜DeNAベイスターズより指名を受けた。

2.ベイスターズの指名理由

即戦力先発ローテーション候補の獲得である。

現在、先発ローテーションはバウアーの加入もあり、順調に回っておりますが、平良・東などのTJ手術明け選手の活躍もここまでは想定外であったことと、数年期待され続けている阪口・京山の若手右腕コンビが苦しんでいる。また昨年ドラフト2位の徳山も苦しんでおり、競争力を上げるためにも、社会人卒で完成度が高い投手であったため、指名したと思います。

3.選手のチェックポイント

★綺麗な4シームと制球力が武器。既に完成度は高い★

ゆったりとした2段モーションからオーバースローで投げ下ろすフォームで、常時ストレートは145キロ前後ながら、4シームの軌道は綺麗なまっすぐである。変化球は切れ味抜群のフォークとカットボールに緩いカーブを持ちあわせており、どの球種もレベルは高いと思います。全体的な制球力も高く、まとまっているため、四球から崩れることは少ないと思われますが、甘い球を痛打されるシーンが目立っており、球威はそれほど高くないようだ。社会人卒ということもあり、既に完成度は高いため、伸びしろはそれほど感じないが、持てる力を発揮できれば、1軍でも通用すると思います。

4.現在の立ち位置と起用方法

2軍でのローテーションをしっかり守ることが今年の目標だろう。1軍の先発陣に余裕があるため、焦る必要は全く無い。実践登板をふまえて、徐々に本調子に戻ってくることを願いたい。今年については、先発での起用となっておりますが、来年のローテーションの状況次第では、中継ぎ起用も十分にありだと思っています。制球力があり、鋭いフォークも持っているため、適正もあるだろう。過去の選手でいえば藤江投手のようなイメージだろうか。少し被るような雰囲気があります。(性格は真逆と思いますが・・・)先輩の伊勢がセットアッパーとして君臨しており、もしかしたら投手リレーも見られる日がくるかもしれないですね。

5.まとめ

まずは、2軍の先発ローテーションで結果を。チーム状況次第で、中継ぎ起用も面白い。

今年は3年ぶりに春季キャンプに行ったのですが、吉野選手と写真撮影をすることができました。社会人卒ということもあり、すごく礼儀正しく、本当に優しい人だなと印象を持ちました。マウンドでもその部分が出てしまうのではないかと心配になるくらい、一人一人のファンの方々に対して優しい対応をしておりました。余談ですが、今のアスリートは結果だけでなく、昔以上に人間性も求められる時代です。吉野投手は本当に応援したくなる選手でした。これからの活躍が楽しみです。

本日は、ドラフト2位 背番号24 吉野光樹選手を紹介しました!
次回はドラフト3位 背番号00 林琢真選手を紹介します!!
次回もお楽しみに^^


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