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ベイスターズ選手名鑑 大田泰示 背番号0「再起を図る最高の場所、神奈川県に帰ってきたハマスタの申し子。」

こんばんは、なべマガジンです。

本日は、お休みのため、ガンガン更新中です。

新人選手の紹介を全てさせて頂きましたが、いかがだったでしょうか。もちろんその中から1軍に定着できる選手は全員ではないでしょう。でも、1人1人素晴らしい素質を持っており、ベイスターズで輝いて欲しい選手ばかりということです。例え、レギュラーになれなくても、最終的に戦力外になっても、ベイスターズの一員になったことは、生涯変わらない事実ですので、どの選手も、一人の人間として応援していきたいです。

さて今回は、日本ハムから移籍 背番号0 大田泰示選手を紹介します!!!

1.経歴

広島県福山市出身。小学1年からソフトボールを始め、5年から軟式野球へ、クラブ鞆古城クラブでプレーした。中学時代は松永ヤンキースに所属、2年に秋の県大会で優勝している。2年時は、上本(広島)と三遊間をはり、3年時は、エースだった。野球教室に参加していた、原辰徳(巨人監督)からスイングを褒められたことで、母校の東海大相模高へ進学を決めた。進学後は、1年春からサードでベンチ入り、秋には4番を務め、2年秋から主将に任命された。3年春からショートに転向。甲子園出場は無いものの、通算65本塁打を放つ大砲候補として、ドラフト上位候補に。東海大に進学予定も、ドラフト志望届締め切り当日にプロ志望届を提出。ソフトバンクと巨人が一位指名し、抽選の結果、巨人に入団した。期待は高く、ゴジラが松井が背負った55番をもらい、主砲候補として育成された。1年目に17本塁打、2年目に21本塁打と2軍で成績を残すものの、1軍定着はできずに、打撃に専念するため、外野手へコンバートされた。しかしながらその後も、2016年(8年目)まで泣かず飛ばずで、背番号も44へ変更(55番の剝奪のような形)になり、2016年オフに吉川光夫・石川慎吾との交換トレードで公文克彦と共に北海道日本ハムファイターズへ移籍した。移籍すると、ジャイアンツでの成績はなんだったかのように、覚醒。(おそらく、巨人時代は期待が高すぎて、大きなプレッシャーを感じていたことから、本来の結果を出すことが出来なかった可能性が高い。)2017年の移籍1年目からレフトのレギュラーとなり、初の規定打席にも到達。2017年から2020年まで4年連続二桁本塁打を放ちつつ、20年にはライトでゴールデングラブ賞を受賞するなど守備でも大きく貢献した。しかしながら、21年は開幕スタメン不調に喘ぎ、若返りを図るチーム方針もあって、オフにノンテンダーFA(実質の自由契約)となり、複数の球団から誘いを受けたが、ベイスターズの監督である三浦監督から熱いエールが届き、高校時代活躍したハマスタを本拠地とする横浜DeNAベイスターズへ入団を決めた。

2.ベイスターズの獲得理由

☆本気で優勝目指すために適材適所の必要なピースだった☆

球界に衝撃が走った。日本ハムが主力選手だった西川選手・大田選手・秋吉選手をノンテンダーFAに。その中で、今回獲得した大田選手の年俸は1億8千万円だった。2022年は32歳となり、日本ハムは常に若いチーム作りを行うチーム。高年齢、高年俸は過去にも放出(FA移籍など)が主流だった。ではなぜ、ベイスターズが手を挙げたのか。それは本気で優勝するための補強である。外野手陣は、レフトに主将の佐野、センターに復活を果たした桑原、ライトに絶対的な主砲のオースティン、そしてソト・牧・宮﨑など打撃のトップクラスの選手が揃う。しかしながら、球団としての選手層自体は薄い。簡単にいえば、主力選手と控え選手とのレベルの差が激しく、レギュラークラスのバックアップがいないのだ。長いシーズンを戦う上で、レギュラー陣の不振、もしくは怪我は付き物。今までベイスターズは若手にチャンスを与えて成長するきっかけを作ってきた。もちろんそれはそれで現在のチーム力向上に繋がっているが、まだ控えの野手陣については、特に右打者が他球団と比べても薄い。細川選手が一番の期待候補であり、今でも覚醒を信じて待ち望んでいるが、ここ数年でチャンスを掴み切れていない。しかしながら、いつまでも待てないのがチーム事情。そこで、大田選手に白羽の矢が立った。実績は十分のこと、高校時代はハマスタで活躍したスター選手で、盗塁もできるスピードと抜群の守備力を誇る選手。スタメン起用はもちろんのこと、バックアップとしても申し分無い選手である。年俸も5千万円の契約となり、球団としても素晴らしい働きをしてくれた。獲得に動いてくれた、三原球団代表に改めて敬意を表したい。

3.選手のチェックポイント

★フルスイングから、大きなフォロースルーで、力強い打球をかっ飛ばす★

非常に気持ちの良いスイングをする選手だ。高校時代から大きな打撃フォームは変更しておらず、その力強いスイングから放つ打球は非常に速い。広角に長打を打つこともでき、破壊力なら12球団1を誇るベイスターズにピッタリの選手だ。ましてや大田選手は打撃だけでの選手ではない。20年にゴールデングラブ賞を受賞した守備では、レーザービームに近い強肩も持っている。まだまだ衰えている印象はなく、生涯横浜で活躍して欲しい。

4.現在の立ち位置と起用方法

キャンプ・オープン戦でアピールは必然的だが、順当にいけば開幕1軍は固いだろう。しかしながら、スタメンは流動的な位置になる。前出の外野レギュラー陣、ファーストのソト選手が順調な調整を見せていれば、スタメン出場は厳しい。そのため、代打での出場で結果を残しながら、オースティンとの途中交代の起用になるだろう。状態次第では、外野及び一塁でのスタメン出場ももちろんのこと、交流戦では外国人手がDH起用のため、ライトかファーストでのスタメン起用される可能性は高い。

5.まとめ

まだまだ力は衰えていない。横浜でもう一花咲かせ、ベイスターズの優勝に貢献して欲しい。

本日は背番号0 大田泰示選手を紹介しました。

次回は、楽天から移籍、古巣復帰の 背番号3 藤田一也選手を紹介します!!!

次回もお楽しみに。


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