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ベイスターズ選手名鑑 三浦銀二 背番号30「超タフネス右腕。起用方法はどうなる?」

こんばんは、なべマガジンです。

新人選手の紹介を日々更新しておりますが、もうワクワクが止まりません。

ベイスターズのスカウティングについて、毎年感動させられますし、

適材適所の指名が続いているため、え?え?というドラフトが

ほとんどありません。今年のドラフトも楽しみだな(早すぎる)

さて、本題です。

本日は、2021年ドラフト4位 背番号30 三浦銀二選手を紹介します!!!

<高校時代> 福岡大大濠高

<大学時代> 法政大


1.経歴

福岡県福岡市南区出身。筑紫丘小3年から軟式野球を始め、筑紫丘中では軟式野球部に所属し、3年時に福岡選抜入りを経験。福岡大大濠高校へ進学すると、1年秋からベンチ入り。2年秋からエースとなり、九州大会で優勝。明治神宮大会でベスト4に進出、秋の公式戦では全試合で完投している。計110回で99三振、6完封、防御率1.72を記録と素晴らしい内容を残している。3年春には選抜出場し、創志学園との1回戦で3失点完投勝利。滋賀学園との2回戦で後にチームメイトになる、現DeNAの宮城滝太と投げ合い、延長15回を1失点完投し引き分け再試合になり、中1日で行われた再試合で3失点完投勝利し、ベスト8に進出。無尽蔵のスタミナを見せつけるも、報徳学園との準々決勝で登板を回避し、チームは敗退。3年夏は福岡県大会決勝で東筑に敗れている。その後、WBSC U-18ワールドカップの日本代表に選出、南アフリカ戦、3位決定戦のカナダ戦に先発登板していずれも勝利投手となっており、大舞台にも強い投手であることを証明した。

法政大学に進学後、1年春からベンチ入り。救援として12試合中7試合に登板、計13回で14K、2勝0敗、防2.77の実績を残すと、秋にはエースとなり3勝をマーク、リーグ戦優勝に貢献している。2.3年時は調子を落とし伸び悩むも、4年春から主将に就任。2021年4月10日の慶應大学戦では無安打での1失点完投勝利「ノーヒットワンラン」を記録している。2021年ドラフト4位で横浜DeNAベイスターズに指名された。高校時代の2年上にDeNA坂本投手。大学時代に1年上にDeNA育成の石川選手がいる。また、西武ドラフト3位の中央大の古賀捕手は高校時代にバッテリーを組んでいる。

<大学通算成績>

50試合10勝11敗192.2回 被安打155奪三振172四死47自責60防御率2.80
被安打率7.24 奪三振率8.03 四死球率2.20

2.ベイスターズの指名理由

☆徳山選手と共に現投手陣の底上げを図り、戦力外で抜けた右腕の拡充☆

徳山選手に続き、実践経験豊富な投手の指名になった。飯塚・笠井・進藤・斎藤・風張・勝又(打者転向)と6名もの右投手が抜けているので、右投手の補強は必須であり、先発・中継ぎ適正ともに兼ね備える三浦投手へ白羽の矢が立ったのではないでしょうか。四球で崩れるタイプでないことも一つの理由だろう。ベイスターズの投手陣は投球能力は高いものの制球難で、自滅する選手が過去を通じても少なくない。徳山投手同様、制球力を重視している指名になっていることは否めない。

また、法政大とのパイプも恒例である。三浦監督のもとで投げる三浦投手ということもあり、話題性ももってこいだ。(あくまでも実力指名ですが、結果的にということで書いております。)

3.選手のチェックポイント

★強気なピッチング、内角・外角の投げ分ける伸びの感じるストレート★

最速150キロのストレートをもち、常時は145キロ前後ながら内角・外角への制球力は抜群。2種類のスライダーと緩いカーブ、フォーク・チェンジアップを操り、非常にバランスのとれた投手だ。前出の通り、スタミナはお墨付きで、先発ならば完投能力高く、中継ぎであれば連投もできるタフな投手であると言えます。個人的に思い出すのは、OBの藤江投手で先発・中継ぎで活躍した投手ですが、決め球がフォークだった点はあるものの、強気なピッチングをみせるマウンド度胸と全盛期のストレートの制球力は似ているものがあると感じています。(藤江投手ほどの荒々しさは無いですが いい意味で)

4.現在の立ち位置と起用方法

今回の1番の論点ではないでしょうか。先発ローテーション候補として育成するのか、はたまた平田・三上投手などと競わせ、中継ぎで勝負するか。先発の頭数はいる状況で、今永・東・大貫・ロメロの4枚は固く、後の2枚を争うスタートになりそうです。もしこの4枚が離脱または不振、もしくは残りの2枚が埋まらない、上茶谷・阪口・京山・坂本・徳山らの中で有望な選手が出てきそうも無い状況であれば、三浦投手は先発に回る可能性が高いので、先発調整をしつつ、ローテーション状況を見て、現戦力で回るのであればブルペン強化のため、中継ぎで起用するという流れが自然かもしれません。先発・中継ぎともに高校・大学の先輩がいるのは非常に心強いですね。個人的にも両方見てみたい選手なので、こっち!と決めることが出来ませんでした。申し訳ございません。現段階で1軍レベルの能力は兼ね備えていると思いますので、1年目から戦力となる可能性は高いと思います。開幕1軍の可能性も秘めているので、実践登板での結果が楽しみですね。

5.まとめ

1年目から戦力となれる選手。春季キャンプ・オープン戦を通じてチーム編成状況を見ながら、起用方法を模索していく。

本日は背番号30 三浦銀二選手を紹介しました。

次回は、ドラフト5位 背番号43 深沢鳳介選手を紹介します!!!

次回もお楽しみに。



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