見出し画像

ベイスターズ2020年選手名鑑 関根大気 背番号63「神対応は、康晃だけじゃない。巧打と素晴らしい人間力を兼ね備える未完の大器。」

こんばんは、なべマガジンです。

本日は、背番号63 関根大気選手を紹介します!!!

1.経歴

愛知県出身 東邦高校から2013年ドラフト5位で横浜DeNAベイスターズに入団しました。1年目の2014年から2019年まで毎年1軍出場を果たしている。2014年は、主に2軍出場となり、101試合に出場。打率.271、99安打、6本塁打という好成績を記録している。2年目の2015年には、開幕戦に当時巨人の沢村から代打でプロ初本塁打を放っている。加えて、19歳であったことからリーグ最年少の開幕戦本塁打にもなった。この年に盗塁8個も記録している。2016年は、70試合に出場。筒香選手の守備固め・代走要員としてシーズン終了まで1軍ベンチ入りした。しかしながら、2017年29試合、2018年29試合、2019年32試合とメインは2軍となり、1軍出場機会を減らしている。シーズンオフには、メキシコのウインターリーグに参戦し、打率.292(リーグ13位)、0本塁打、19打点で出塁率.365(同13位)、46得点(同2位)、5三塁打(同1位)、20盗塁(同3位)とリードオフマンとしての役割を果たした。また、2016年オープン戦で脱臼した影響から、食生活を改善し、肉類や小麦粉、揚げ物、乳製品、人工甘味料を避け、玄米や魚類、サラダを摂り、タンパク質は植物性のプロテインで補うというストイックな食事法を続ける珍しい選手である。

2.ベイスターズの獲得理由

将来のリードオフマン候補の獲得である。走攻守全てにおいてレベルが高く、愛知県出身であることから、イチロー2世の呼び声高かった関根選手。個人的にも5位まで残っていることに驚いた。(地元の中日ドラゴンズがそれまでに指名すると考えていた)打撃力強化には定評があるベイスターズという球団に入団することになり、将来を嘱望された。

3.選手のチェックポイント

★毎年の様にバッティングフォームの改造に取り組んでいるが、未だに定まっていない状態である★

これが筆者の印象である。入団後は、バットを立てて、大きく構えるスタイルで、打球も高い弾道が出ていたが、そこからバットを寝かせてオープンスタンスになったり、また逆にバットを立てて、打席で低く構えたり、大きなスタンスをとったりと、「これ」といったフォームの定着ができていない。個人的には、入団当初の沢村投手から打ったホームランの印象が大きく、将来3番を打てるのではないか?と期待するほど、バッティングは良い印象だった。しかしながら、現在ではヒットを狙うようなミートバッティングが中心になってしまった。怪我(脱臼やかかとの負傷や体調不良)からくる不調も重なって、1年間万全に試合に出続けてるシーズンも少ないので、残念である。

★神対応は康晃だけじゃない★

筆者は、毎年春季キャンプに参加しているのだが、ファンサービスにおいて、1番素晴らしかったと言えるのが、まさしく関根選手である。だからこそ、関根選手との会話は良く覚えている。ホテルからの出待ちにてサインや写真撮影に笑顔で応じてくれ、東邦高校の知り合いもいたため、話が弾んだ。もちろん全てにおいて敬語である。それから毎年関根選手に話しかけるようになった筆者。ある年は、「今までは、サインや写真撮影がOKだったんですけど、練習が終わらないとできないんですよ。球団からNGって言われてまして・・・本当に申し訳ないです」とこちらが申し訳なくなるような丁寧な返事で、返答してくれた。多数の選手が「後で。今は無理。無視するような態度」多い中、関根選手は、毎年の様に丁寧な対応をしてくださいます。今年の嘉手納キャンプでも、車椅子で、話が不器用なファンの方にずっと寄り添って話をされており、本当に人間力の高い選手だなと思っていますし、ずっと応援しています。

4.現在の立ち位置と起用方法

2軍でのスタメン起用が中心である。1軍の外野枠は、熾烈に熾烈を重ねるほど、飽和しており、昨年あたりから関根選手のポテンシャルや出場機会に恵まれるために、トレード説も流れるほど、潜在能力は高いが1軍で発揮できていない選手である。もちろん個人的にも賛成だ。ベイスターズでの活躍を1番見たいに決まっているが、関根選手が活躍できる舞台(チーム)があるのであれば、是非ともトレードして欲しいと思っている。1軍で起用されている神里・乙坂選手など同年代の選手も多く、これからも2軍で圧倒的な成績を残さないと厳しいからだ。高卒7年目になっており、来季の契約の未定なので、何とか生き残って来シーズンの飛躍を期待したい。

5.まとめ

心から応援できる選手。打撃フォームの定着を図り、1軍の舞台でまた活躍できる日をずっと待っている。来シーズンが勝負の年になりそうだ。

今回は、関根大気選手を紹介しました。

次回は、背番号64 百瀬大騎選手を紹介します!!!

次回もお楽しみに^^

20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^