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スタバの店員さんに恋をした話。明後日、LINE IDを渡しに行きます。

 私はフリーランスで仕事をしているため、日中はカフェで作業をすることが多いです。よく使うのがスタバ、タリーズ、エクセルシオール。どれも電源・WiFiのあるカフェなので、パソコン作業がメインの私は大変お世話になっています。

 一時期、最も頻繁に通っていたのがスタバで、ほぼ毎日足を運んで(コーヒー1杯で長居して迷惑をかけて)いました。毎日通うと、どうしても店員さんから顔を覚えられてしまいます。しかも毎回アイスコーヒーショートしか頼まない客ですから、陰口を叩かれていたものおかしくありません。

 注文する前から「(今日も)アイスコーヒーでいいですか?」と聞かれたり(これが一番恥ずかしい)、「(今日は寒いのに)アイスコーヒーでいいんですか?」と聞かれたり。

 この点は以前noteでも書きましたが、会社を辞めてフリーランスになってからの私というのは、人との接点が大幅に減った影響でコミュ障になり、カフェの店員さんと目を合わせることさえできない状態にありました。そんななか顔を覚えられ、声をかけられるのがただただ苦痛で、できるだけ声をかけられたくないオーラを発していたのです。

 しかしたった一人だけ、ものすごーーーくルックスが好みの女性店員さんがおったのです。その方から初めて声をかけられたのは、忘れもしない3年前の10月31日、ハロウィンの日。初めて著書の出版が決まり、恵比寿で打ち合わせを終えたあと、もうひと仕事しようと渋谷に戻ってきて、ハロウィンでごった返す通りを突っ切ってスタバに入ったところ、「今日の人はすごいですね...」のように声をかけてきてくれたんです。

 スタバに着くまでは、あまりの人の多さにイライラマックスだった私ですが、その可愛い店員さんから声をかけられた瞬間、ありがとう渋谷ハロウィンと感謝したわけですから、男ってのは単純なもんです。

 ハロウィンの渋谷は、外は大賑わいですがその時間帯のスタバ店内はそれほどでもなく、店員さんにも余裕があったのか、結構しっかりと会話することができたんですね。それ以来、その店員さんは積極的に話しかけて来てくれるようになりました。

 自分がレジにいない時も、「こんにちは」とか「この時間に来られるのってめずらしくないですか?」とか...まぁ他の常連さんにも言っているであろうなんてことない言葉なんですが、ワシは声をかけられるたびにときめいていたわけです。

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