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『美しい鰭』マリンバで弾いてみた

とんでもなくご無沙汰しております。
ナベタと申します。

あれよあれよと言ってる間もなく2023年が終わり、気付けば2024年も12分の1が過ぎ去っていました。

最後にnoteを更新したのが…、去年の、し、7月です。
丁度半年前ですね。へへ…。

この半年の間に当然ながら色々なことがあり、色々なことを感じ、色々な気持ちの変化がありました。凄く普通のことを言っています。

今回は2年弱ぶり(とんでもなさすぎる)にYouTubeに動画を投稿したので、動画紹介をしたいと思い、久しぶりに投稿ページを開いています。

このYouTubeを投稿するまでにも本当に色々なことを考えたのですが、それはまたの機会に文章にさせて下さい。文章が書きたい(急な願望)。

本当に久しぶり過ぎて震えています。動画紹介って何するんだっけ…。
初心に戻って文字を打っていきたいと思います。

スピッツの『美しい鰭』をマリンバで演奏させていただきました。

昨年2023年の劇場版名探偵コナン『黒鉄の魚影』の主題歌として作られた曲です。
私はコナンくんファンなので上映開始直後に映画館に行って思い切り心を揺さぶられてきました。その時のことはnoteに投稿した気がします。
今回は動画紹介なので簡潔に纏めますが、とにかく哀ちゃんが序盤からピンチなので「ふぉぉぉぉおおおおお!!」と緊張と興奮が続き、解決に向かって盛り上がる終盤、そしてその余韻の中で『美しい鰭』が流れます。

いや、美しすぎないか…?

映画館という特殊な環境で草野さんの歌声を拝聴したのは初めてでしたが、とにかく美しすぎました。特にハイトーンボイスに鳥肌が立ち、中間部の静かになる所の歌声には涙が出そうになるほど感動して映画の内容が全て吹っ飛びそうになりました。頭の中から哀ちゃんもコナンくんもピンガも何もかも消えるところだった…。いつまでも透き通る歌声にブラボーです。

この感動を忘れたくなく(忘れたくても忘れることは出来そうにありませんが)、演奏してみたいと思い立ったのは映画を観た後すぐでした。しかし、編曲をする時間と気力を確保出来ず、編曲に着手したのは確か昨年の10月とかだったと思います。

コード進行など全体的にシンプルな構成で、「simple is the best ってこういうことだよね!」と妙に納得しました。良いものほどシンプルだったりしますよね。特に驚いたのが間奏部におけるギターソロです。クールなシンプルさがあまりにもカッコ良く、編曲には入れることが出来ませんでした。マリンバでやると台無しだったので…。

そんなシンプルの中には遊び心もあって、Aメロ入ってすぐに8分の7拍子が出てくるんです!なんともトリッキーな。こちらも映画で聴いて驚きました。こうして改めて考えると驚きの連続ですね。
そしてメロディが少し跳ねるリズムなんですよね。演奏する上でこの2つが絶妙に難しかったです。音ミスと同じくらい最後の最後まで苦戦しました。

そんなこんなで編曲完了から少しずつ練習を始め、12月になり、「おや、今年中は無理だぞ?」と気付き、撮り終えたのは1月の始めでした。そして投稿が2月と。
どうして?と疑問が浮かびます。時間掛かり過ぎではないか。ここで冒頭でお話しした「色々考えた」に繋がりますが、簡単にいうと度胸がなかったからです。
映画を観た時点でYouTubeの投稿が止まってから1年経とうとしていました。編曲し始めた10月の時点で映画公開から半年、大変盛り上がった昨年のコナン映画ブームも佳境に入った頃で「今更やるの?」「1年半もYouTube放置しておいて?」「てかどこに需要あるの?」と自問自答を繰り返していました。「それでもやりたいもんはやるんじゃい!」と涙目強行突破で編曲を完了し、練習を開始するも、度々似たような自問自答を繰り返して…と、今に至ります。ちなみに今も葛藤中です。
前述の通り、自分自身についての語りはまたの機会にしたいと思いますが、そんな経緯があり今更も良い所なこんな時期に投稿した次第です。

今回は、サムネは私が描き、最初と最後に入るイラストを友人に頼みました。
心温まる風合いで素敵な絵ですよね。私の絵の師匠です。まだご覧になっていない方は是非イラストだけでも観ていって下さい!!
私が描いたサムネはと言うと、絵画風にしたくてあんなことに。サムネにはマリンバを入れないといけないと思っていたことをすっかり忘れており、当初友人が描いたイラストをサムネにする予定でしたが、急遽変更して描きました。雑に見えますが、この雑な感じに凄く時間が掛かっています。謎の難しさがあった。

今回使用したマレットは、Innovative Percussionから発売されているLudwig AlbertさんモデルのIP3106R(上1本)、IP3104R(中2本)とYAMAHAから発売されている安倍圭子さんモデルのMKA-08(下1本)です。最近はこの組み合わせが多いです。低音を響かせるためにマレットの重みを利用して脱力して叩く練習をしています。

「動画紹介ってこんな感じだったかな…」と思い出しながらここまで書いてみました。文章を書くこと自体が久しぶりなので、乱文を失礼いたしました。
これからまた少しずつ文章も、動画も、絵もやっていきたいと思っていますので、改めてよろしくお願いいたします!!


細々とイラストをインスタに上げています。

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