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『不思議』マリンバで弾いてみた

こんにちは、ナベタです_(:3 」∠)_

今回は、星野源さんの『不思議』をマリンバで弾いてみた感想を書いていきます。

まずは原曲をどうぞ!

『着飾る恋には理由があって』の主題歌として昨年4月27日にリリースされた曲です。

初めて聴いたときから今回の動画のレコ終わりまで、とても難しい曲だなと常に感じていました。

星野さん自身「聴いたことのないようなものを作りたい」という意識の元で作っていたそうですが、インタビューなどでご本人が言及されているように、特にコード進行には聴いているだけでもすぐに分かるほど強烈なインパクトがあります。
1小節の中に6個くらい違うコードが存在するところがあったり、その音だけを弾いてもピンとこないのに前後のコードと続けると「これがなきゃダメだよね!」と思うくらい良いアクセントになるコードが随所に散りばめられていて、コードを弾く度に驚きと発見の連続でした。

リズム遊びも多いです。常に跳ねるリズム、Bメロではスウィングになり、サビはストレートだけど裏拍のオンパレード。このスウィングからストレートに変わる瞬間がね…切り替わりがね…思考が追い付きません。天晴れ!です。

ここまで色々と要素があると、やる事が自然に決まってくるので実は編曲自体は意外にスムーズに出来ました。少し装飾的な要素も入れてみたり、楽しかったです。

しかし当然弾くとなると話は変わってくるわけでして、コードからは横(曲の雰囲気、情景の想像、時間の流れ)の変化を意識させ、リズムでは縦(異国感漂うノリ)を意識させ、と考えることが一杯でビックリしました。頭のキャパを軽々と超えてくるので練習を重ねても思わぬところで間違えたり、同じところを何度も間違えたり、間違えたり、間違えたり、間違えたり…。中々ミスが減らず、かなり手こずりました。

星野さんにとっての新しいステージの音楽、という意識が音を出す度にビシビシ伝わり、どんどん先に進んでいくその音楽性からは「人間に限界ってないんだろうな」という可能性について考えさせられました。
今の自分を限界だと思ってしまうことは悔しいながらも度々あるのですが、その度に誰よりも自分自身がそう思ってはおしまいだなと感じます。
今回は技術面でも精神面でも非常に鍛えられる、物凄く良い挑戦をさせていただきました。

不思議(fushigi) - 星野源(Gen Hoshino) / marimba cover

使用したマレットは、PLAY WOODから発売されている吉岡孝悦さんモデルのマレットです(低音M-1006R、真ん中2本M-1005R、高音M-1004R)。
当初は違うマレットを使う予定でしたが、部屋のキャパとマリンバの音量のバランスが悪く、上手く音が録れなかったのでこちらのマレットに。大曲向きではないかもしれませんが、とてもバランスの良いマレットで重宝しています。ただ、元々毛糸が脆いのと使い過ぎでボロボロです…。叩きにくいレベルになってきました。そろそろ新調しなければ…(これ、前も書きました。未だ購入出来ておらず…)。

以上、動画紹介でした!

最後にお知らせです。
只今リクエストを募集しています!!

5月5日までの期間限定です(期間中であっても3曲リクエスト頂いた時点で募集を締め切らせていただきます)。
リクエストは、
①YouTubeのコメント欄
②noteのコメント欄
③動画の概要欄にあるGmailアドレス宛にメール
のいずれかで承ります。

その他、詳しい情報は下記リンクからご覧いただければと思います。

大変有り難いことに、既に2曲リクエスト頂いております!
残り一枠ですが、お気軽にご参加ください\(^o^)/


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