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そろそろ京都の我家は夏仕様の支度ちゅう〜

京都って・・春が結構寒くて短くて、GW過ぎた途端に初夏になってしまう、という具合。34年ほど暮らしてきての感想である。

京都の連なった町家は向きが東西か南北にあり、東西になる我家などは夏の西日にかなり悩まされる。といっても西側の少々離れたところに高層住宅が建っていて、午後3時になると2階建の我家はすっぽり影に入るのだった。ラッキー! いやいや
ラッキーとばかり言ってられない。とにかく暑い夏をどう乗り切るかが問題だ。

去年うどん県に帰郷した際に高校時代の友人宅を訪ねた。彼女とは東京で行き来があったが、我々は帰国してからは関西に住んだのでその友人とは疎遠になっていった。3人姉弟の真ん中で独身だったためか結局彼女が郷里に戻り両親を看取った。

その後、実家を相続し、古い家を退職金で建て直したというので見に来ないかと誘われたのだ。互いに歳食っていたが、気持ちは高校時代のままで、相方が古本ハンティングに出かけた間、彼女の新居で久々のおしゃべりをして過ごした。

門を入ると長いスロープがありそれが玄関に到達、玄関ホールも家の中も段差ゼロの車椅子仕様だ。父親の介護で車椅子が家の中で使えなかったという不満から、平屋建てのオールバリアフリー。自分のこの先を鑑みての設計とのこと。

もう1つの特徴が窓のすべてが3重窓、しかも掃き出し窓は1階の中央にある中庭に面している側だけ。あとは小さな窓が壁面に幾つか(一人暮らしなので防犯上も安心とのことだった)。1つデカいエアコンがあり換気も含めて24時間1年中使う方式だそうな。家の作りと窓の断熱だけで夏は涼しく冬は暖かいという。すごい。

これまでも暑かった京都の夏、この先も工夫は必要だが、いかんせん京都市は財政難で住宅の窓・壁・屋根などの改装に補助金制度がなくなってしまったので自腹でなんとかしないといけない。そこで・・スダレというわけ(きゃあお安い!)。

太陽の照り返しを防ぐため、とにかく壁面を安価なスダレで覆っておく。1階はスダレ&クレマチスの棚。いっとき朝顔の棚を作っていたが7月あたりからになるのでもっと早く葉が茂り花が咲くクレマチスで作っている。

クレマチスはこれからどんどんツルが伸びて5月には緑のカーテンができあがる。
左右に空間があるので風通しは良い。

今年の夏はどうなるんだろう・・猛暑か酷暑か耐えられないほどの暑さがまた来るのだろうか・・

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