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ミニッツメイド・パークの楽しみ方

ミニッツメイド・パークはご存知ヒューストン・アストロズのホームスタジアム。

今でこそ昨季に世界一になり今年も大本命ですが、当時はアメリカンリーグに移ったばかりの比較的地味な球団で、我ながらよく行ったな、と思います。

ヒューストンを含むテキサスはまさしく車社会で、空港からは路線バスに1時間くらい乗らないとダウンタウンへは行けません。

特にテキサス・レンジャースの本拠地グローブライフパーク・イン・アーリントンは車以外アクセス不可で、海外からの観光者にとっては難易度高。

ちなみにこの路線バスは$1.25。アメリカの路線バスは低所得者層向けの公共事業になっています。

ダウンタウンに着けば、基本的に歩いて行けます。

ただ、夏のヒューストンはマジで暑い。

球場内は開閉式の屋根付きで過ごしやすいのですが、外は虫も多いし早く球場につきすぎるのはやめましょう笑


そんな気候もあってか知らないけど、ヒューストンのダウンタウンには人がいない。。。

東京のオフィス街に慣れていると、これだけの街で日中に人がいないのは違和感。。。


さて、球場の特徴のひとつは、レフトフェンス。

緑色のフェンスを越えればホームランなんだけど、左翼は96メートルまでしかなくて、グリーンモンスターに比べると低いこともあり、

MLBの中でもっとも右打者にとってチートな球場

レフト外野席は10列くらいしかなくて、バッティング練習中はアーチ状の隙間からコンコースへガンガンボールが飛んできます。

LAA戦を観に行ったのだけど、基本的にはプホルスが打ちまくってました。

そういえば、プホルス卿が2005年のリーグチャンピオンシップでブラッド・リッジからこの球場のレフトに放り込んだ逆転弾。

球場が見事に無音笑

全ヒューストン市民が泣いたと思う。


もうひとつはの特徴はセンターの丘。

ここは選手に不評で昨年から撤去。

それまではセンターフェンスまで132.6メートルと果てしなく遠かったんです。

これまでスプリンガーがセンターへ465 foot 弾を打っています。

ワラモンスタークラッシュ!


レフトフェンスがレンガ造りだったりで、レトロな雰囲気の場所もあるのだけど、全体的に綺麗な近代的な設計の球場。

アストロズのチームカラーも球場名にちなんでかフルーティーだし、長打力を武器にするプレースタイルということも、いい感じで球団と調和しているよね。

それとフィールドとの距離がすごく近くて、ボク的にはかなり好き。

練習中はほとんどファンが入っていないこともあるのか、選手のサインがもらいやすいことでも有名です。

当時ルーキーのコレアからもらっちゃったり。

近くで見ると肩幅広くてかなりでかい選手です。


ちなみに、観戦した試合の先発は

ダラス・カイクルと

ウィーバー。

どっちとも超MLB級の球の遅さである。

スーパーエリートピッチャーですけどね。

ミニッツメイド・パークのチケットは安いってこともあり、写真の通りバックネット裏で観戦。

トラウト様。。。

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