やきう場のデザインについて。

今まで訪れたMLB13球場の特徴について、まとめたものをマトリクスで表現しました。

こんな感じかな?どのロゴかどの球場かわかるよね笑

地域密着型か非日常体験型かは、ファン・街に対してオープンで調和があるか、生活の一部になっているか(地域密着型)、もしくは野球というエンターテイメントを提供する場として主張があるか(非日常体験型)。

モダンかクラシックかは、古いだけでなく、素材・外観から懐かしさを感じるか(クラシック)、モダンはその名の通り近代的なデザインが取り入れられているか。

定義も各球場のイメージも完全に主観ですけども。

ペトコ・パークヤンキースタジアムは対極だし(これを言いたいがためにこの2軸にしたのかもしれない笑)、ドジャースタジアムはすべてを備えた球場です。

"ボール・パーク化構想"は最近の野球界ではバズっているけど、この緑色の部分が参考になるのかもしれないですね。


さて、実際にこれまでMLBの球場を訪れたり、まとめたりして感じたことは、

球場は野球という商品をファンに伝えるコミュニケーションプレイス

として設計されているってこと。

野球という商品の売り場として店舗デザインするのと同じ。

例えば、同じバックでも

「これNYで買ったの」

「イトーヨーカドーで買ったの」

全然バックへの印象が変わるよね。


実際にペトコ・パークは

「パドレスのベースボールはサンディエゴ市民の生活の一部です」

と伝えていて、実際それを達成するためにデザインされているし、

ヤンキースタジアムは

「ヤンキースは誇り高きラグジュアリーな非日常空間を提供します」

ってことを表現しています。

MLBの球場はそれぞれ見た目が個性的なだけでなく、伝えたいメッセージの多様性もあって、これが世界のやきう民たちを夢中にしているのかなと。


で、プロ野球。

(手抜き)

同じ観点でマトリクスを作ると、MLBと比べると全体的に中心に寄っていて、多様性低め。

そんな中で、マツダスタジアムは個性的でいい球場だと思う。

市内にありながら、駅から続く球場とのシームレスな調和はまさしくペトコ・パーク型。

チームカラーの赤に統一されていて、人がいなければ外からでも試合が観られるオープンな球場。

「カープは広島が育てた、広島のチームです。ここでは広島産のエネルギッシュでエキサイティングなプレーを楽しめます」

ボクが勝手に定義したんだけど笑、まさにこれを体現しています。


今後に期待枠はメットライフドーム。

ここは、屋根がついているだけの壁がない球場。

春は寒い、夏は暑いという欠点があるけど、この設計を活用して球場内外の心理的な境界線を無くして、周辺との一体感を生み出せればとても良いボールパークになると思う。

今、改修計画があるようなので期待しています。


基本的には日本の場合は多目的なドーム球場が多く、札幌ドームとかナゴヤドームとか行ったことないけど笑、まとめちゃっています。

多目的ドーム球場は最大公約数的なデザインになってしまいがちで、チームの商品価値が何なのか伝えにくい。

ここで、いちばん何が言いたいかというと、

我が巨人軍よ、東京ドームを何とかしてくれ

ってこと。

ジャイアンツは

常にプロ野球の中心であった歴史と常勝軍団であることへのリスペクト(ボク的にはアンチ巨人は巨人へのリスペクトと理解しています。)、

そして「大リーグに追いつけ、追い越せ」っていう正力松太郎が掲げたミッションがあって、からくりでは全くそれが伝えられていない。

さらに球団と球場の一体経営ではないので、球場に来たからこそ楽しめる特別感が薄い。


MLB球場の味を知ってしまったボク的には、演出を含めて東京ドームにはもう飽きていて、去年は1試合も球場に行っていないんだけど、先日の上原が登板した試合ではオープン戦にもかかわらず、4万6000人が来場したとのこと。

9月の首位攻防戦レベル。

ジャイアンツファンのエネルギーって世界的にも通用するものであるし、彼ら以外にももっと球場で付加価値を感じてもらって、観光目的としてもスタジアムでのジャイアンツ観戦を選んでもらえたら、どれほど世界的にプレセンスが向上するのだろうか

と思うんです。

イ・スンヨプがいた時は韓国から大勢のメディアが来ていたし、陽岱鋼がいる今は台湾から。

いろんなきっかけを発端にして、東京でジャイアンツの試合を観たいと思わせるには球場でしか体験できない興奮・価値観を提供する場を用意しなくてはいけません。


クラシカルなヤンキーススタジアム型にするのか、それとも東京での新しい野球をモットーにモダンなスタジアムにするのか。

いずれにせよ、ジャイアンツの価値観を表現する新しい球場は必須だと訴えたい!


さて、これを書いていて、

もはやボクのミッションはMLB全30球場をレポートすることなのではないか

とHIGHになっています。

残るは17球場。

1年に3球場ずつ更新しても6年ですか。

学生の時にもっと冒険して、蓄積しておけばよかったと後悔気味。

学生は時間はあるけどお金がない

社会人はお金はなくはないけどタイミングがない←今ココ

老後はお金も時間もあるけどそれまで待てない

全日本人が抱えるこの難題に何かソリューションはないのだろうか。

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ボール・パークの楽しみ方

MLB13球場について書いています。 (あと17球場早く行きたい)
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