AT&Tパークの楽しみ方
AT&Tパークへ訪れたのは2月。
もちろん試合はなく、スタジアムツアーに参加しました。
AT&TパークはSFのダウンタウンであるユニオンスクエアの近くにあります。
目の前に路面電車の駅があるようですが、ユニオンスクエアから歩いてもいけます。
道も広く整備されていて安全。
スタジアムツアーは球場のオフィシャルショップで受け付けています。
ツアー開始後、すぐに目に入るのが、この芝生!
2月というのに、きれいな緑色。
この球場の管理については知りませんが、芝生には夏芝、冬芝というものがあるようで、夏の間に冬芝の種をまき、冬には寒さに強い冬芝によってちゃんと緑色がキープされているみたい。
2-3月、プロ野球のキャンプ、オープン戦では枯れた芝の上でのプレーしている印象があったので、当時は衝撃的でした。
思い返せばヨーロッパサッカーも、NFLもシーズン中緑色の芝生だったけどね。
もちろんフィールドへも降りられます。
ベンチが広い!
試合中はかぼちゃの種のカラとか、紙コップとか、全て床に捨てるので、かなり汚くなります。
中学野球の監督やレギュラーメンバーのPTAに見られたら間違いなく怒鳴られるね。
ベンチから見る、グラウンド。
満員の球場で、ここからグラウンドへ出ていく気持ちの高ぶりはどんなものなのだろう。
ここはロッカールーム。
ヤンキースタジアムの場合、中央にソファがあったり、個々のロッカーも広いので、ここは意外と質素。
ここにボンズがいたんですね。
スイートシートにも案内してくれました。
(通路)
こちらはスイートから見える景色。
ちなみに(ここは知らないけど)、アメリカの球場ではスイートシートとかラウンジ単位でスポンサーをつけます。
スイートに来る観戦者と一般の観戦者は違うからね。
例えば、高級ブランドとかプライベートファンドがスポンサーとなって、ショウルームを開いたりして、観戦に来た富裕層に対してダイレクトにコミュニケーションをとっています。
他にもラウンジ専用のバーや、ビュッフェ、リムジン送迎、飲食のデリバリ、専用のディスプレイなんかもあって、MLBの球場は一部のチケットにどんどんサービスをつけています。
観客動員に上限がある中で、チケットに付加価値をつけ、単価を上げる努力は当然で、球団主体でこれができるのも球場をチームが保有しているからこそ実現できるものです。
こらは有名なレフトのオブジェ。
海外ではスタジアムの設計段階からスポンサーと契約するので、こういうこともできます。
ボクみたいに球場をレポートするMLBオタクがネットに写真をアップして、いつの間にかコカ・コーラ宣伝してるし。
この球場もやっぱり外野の後方は景色が見えるようになっていて、すごく開放的。
変に設備を整えるよりも、ベイエリアの街並みと調和しているし、すごくいい。
外壁・ライトフェンスを含めた全体的にシックな色合いも、パンみたいなグローブのオブジェも、トロリーバスとか今だにあるレトロなSFの風情を感じます。
SFは夏でも夜になるとすごく寒いようなんですが、次こそは試合を、、、
これで13球場のレポート完了です。
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