愛を信じたい、少女達

               『愛を信じたい、少女達』


アカリ:とある高校の、演劇部の、女子高生。ロックや、アニソンが好きで、普段から、テンションが、高い。女性らしく、イケメンの男性が好き。


ソフィア:とある高校の、演劇部の、女子高生。インド人とハーフ。歌が、大好きで、よくクラシックの曲を、歌っている。


ミユキ:とある高校の、元演劇部の女子高生。演劇部を、飽きたという理由で、やめている。何事にも、不真面目だが、何をやっても、そつなく熟す。授業態度も、悪いが、成績は、いい。


カナエ:とある高校の、演劇部の女子高生。女性らしい男性が、恋愛対象。男性経験も、豊富。ギャルのような、喋り方だが、演劇には、真面目。


スズ:とある高校の、演劇部と、女子ボクシング部の、部員の女子高生。授業態度は、いいが、真面目に勉強せずとも、成績がいい。


カズヤ:とある高校の、男子高生。映画監督を、目指している。高校では、帰宅部であったが、カナエと、出会ったことで、生活が、一変する。


【シーン1】

 ここは、とある高校の、通学路。大勢の生徒が、登校する中、カズヤも、登校していた。だが、カズヤは、誰とも挨拶せず、1人で、歩きながら、小説を読んでいた・・・・。


【シーン2】

 ここは、朝の、とある教室。大勢の、クラスメイトが、会話してる中、この教室には、アカリ、ソフィア、カナエ、スズ、カズヤがいた。ミユキも、クラスメイトだが、ミユキは、いつも、学校を、サボっているため、休みがちだ・・・・。


男子高生①「・・・・何かさぁ~・・・乳首、隠してるだけの、グラドル、多すぎん・・・・?」


男子高生②「分かる!セミヌード多いよな!!」


男子高生③「・・・・ってか、AV女優と、グラドルの区別、つかねぇ~よな・・・・?」


男子高生②「それっ!!」


男子高生③「・・・・何かさ・・・ウチの学校・・・リアル風俗嬢、いるらしいよ・・・・」


男子高生①「!!マジで!!?」


男子高生③「マジマジ!!」


男子高生①「えっ!?誰!!?」


男子高生③「ミユキ!ウチのクラスの!」


男子高生①「ええ~っ!!?」


男子高生③「ソープ嬢ってよ」


男子高生②「・・・・マジかよぉ~・・・狙ってたのになぁ~・・・・」


男子高生③「でも!金払えば!ヤれるぜ!」


男子高生②「・・・・ええ~っ・・・そうだけどさぁ~・・・・」


男子高生①「・・・・俺も、行こうかな?ソープ・・・・」


男子高生③「実は!!俺!ミユキと、ヤってきた♪」


男子高生②「マジでぇ~!!?」


男子高生③「マジマジ!!」


男子高生②「・・・・勘弁してくれよぉ~・・・・」


 こんな、男子の会話を、アカリ、ソフィア、カナエ、スズは、軽蔑の目で、聞いていた・・・・。


【シーン3】~この日の放課後、・・・・~

 ここは、とある高校の、通学路。大勢の生徒が、下校する中、カズヤも、下校していた。だが、カズヤは、誰とも挨拶せず、1人で、歩きながら、小説を読んでいた・・・・。


【シーン4】~同じく放課後、・・・・~

 ここは、とある高校の、演劇部の、活動場所となっている、視聴覚室。ここに、現演劇部部員である。アカリ、ソフィア、カナエ、スズは居て、神妙な面持ちで、会話していた・・・・。


アカリ「・・・・何なんだろうね!?男子って!!・・・・」


スズ「・・・・AVが、原因でしょ?・・・・」


カナエ「・・・・ホント、男子って、失礼過ぎるし・・・・」


ソフィア「・・・・正直、日本って、AVが、最も多いらしい・・・・」


アカリ「ヤバいね!!」


カナエ「・・・・うん・・・・」


アカリ「・・・・マジ、ありえぇ~ん・・・・」


カナエ「・・・・美人の裸が、簡単に、見れ過ぎとぉ~・・・・」


ソフィア「・・・・AVのせいで、男尊女卑が、深まったし・・・・」


スズ「それっ!!」


アカリ「ホンット!!それぇ~!」


ソフィア「・・・・アイドルは、低年齢化するし、AV女優は、美人化するし・・・・」


アカリ「ねえぇ~!!」


カナエ「ホント、それ」


 この後、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、深く、ため息をつく・・・・。


カナエ「・・・・何か・・・女の味方は、女しかいないっていう、悲しい現実・・・・」


アカリ「それっ!!」


スズ「・・・・分かる・・・・」


ソフィア「・・・・うん・・・・」


 この後も、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、深く、ため息をついた・・・・。


【シーン5】~次の日、・・・・~

 ここは、とある高校の、通学路。大勢の生徒が、登校する中、カズヤも、登校していた。だが、カズヤは、誰とも挨拶せず、1人で、歩きながら、小説を読んでいた・・・・。この様子を、少し離れた所から、アカリ、ソフィア、カナエ、スズが、見ている・・・・。


カナエ「ほらっ!あの子!」


ソフィア「・・・・ああね♪・・・・」


スズ「・・・・1人、本の世界・・・・」


アカリ「・・・・うん・・・AVで、シコってるより、マシかも・・・・」


カナエ「ねっ♪ねっ♪」


ソフィア「・・・・う~ん・・・・」


アカリ「・・・・とりあえず・・・声をかけないと・・・・」


スズ「誰が行くぅ~♪?」


カナエ「じゃあ♪♪あたしぃ~♪」


 これを聞いて、アカリ、ソフィア、スズは、呆れたように、深く、ため息をつく・・・・。


スズ「・・・・呆れた・・・・」


ソフィア「・・・・イケメンには、目が無いねぇ~・・・・」


アカリ「・・・・うん・・・・」


カナエ「・・・・だって♪・・・ねぇ~♪・・・・」


 この後も、アカリ、ソフィア、スズは、また、呆れたように、深く、ため息をついた・・・・。


スズ「・・・・しょうがない・・・行きな・・・・」


カナエ「やったぁ~♪♪」


 この後、カナエは、ルンルンで、1人、小説を読んで、登校している、カズヤの方に、近付いて行った・・・・。


スズ「・・・・大丈夫かなぁ~・・・・?」


アカリ「だねっ♪」


ソフィア「・・・・うん・・・・」


 この後、アカリ、スズ、ソフィアは、カナエの様子を、見守っていた・・・・。


【シーン6】

 ここは、とある高校の、通学路。大勢の生徒が、登校する中、カズヤも、登校していた。だが、カズヤは、誰とも挨拶せず、1人で、歩きながら、小説を読んでいた・・・・。すると、・・・・。


カナエ「あのぉ~♪」


カズヤ「!?わっ!!?」


 カナエに、急に、声をかけられ、カズヤは、つい、ビックリしてしまう・・・・。カナエの方は、ニコニコしている・・・・。


カズヤ「・・・・なっ・・・何でしょう・・・・??」


 この後も、カナエは、ちょっと、下心も垣間見える、笑顔を見せる・・・・。


カナエ「本が♪お好きなんですかぁ~♪?」


カズヤ「・・・・えっ!?・・・あっ・・・はい・・・まあ・・・・」


 これを聞いて、カナエは、満面の笑みを、浮かべる・・・・。


カナエ「・・・・えっ♪?・・・じゃあぁ~~♪・・・・」


 こう言いながら、カナエは、妙に、ニヤニヤしている。これに、カズヤは、妙な、不気味さを覚える・・・・。


カナエ「・・・・演劇部♪・・・入りません♪?・・・・」


 これを聞いて、カズヤは、意表を、突かれたような表情になる・・・・。


カズヤ「・・・・へっ・・・・??」


 こう言いながら、カズヤは、キョトンッ!とした、表情をしていた・・・・。この後、しばらく、間があく・・・・。


カズヤ「・・・・そんなこと・・・急に言われても・・・・」


カナエ「ねえ!本が!!好きなんだよね!!?」


カズヤ「・・・・えっ?・・・はあ、まあ・・・・」


カナエ「だから♪台本を!♪書くのを!♪やって貰いたいんですよねぇ~!!♪」


 この後、カズヤは、唐突過ぎて、一瞬、耳を疑う・・・・。


カズヤ「?・・・・えっ・・・・??」


 この後、しばらく、間があく・・・・。


カズヤ「・・・・それはぁ~・・・流石にぃ~・・・唐突過ぎるようなぁ~・・・・」


 この後、カナエは、現金そうな、笑顔を見せる・・・・。


カナエ「いいからいいから♪♪」


 こう言いながら、カナエは、カズヤの手を、引っ張り、アカリ、ソフィア、スズの方に、強引に、連れて行く・・・・。


カズヤ「!えっ!?ちょっとぉ~!?ちょっとぉ~!!?」


 こうして、カズヤは、カナエに、アカリ、ソフィア、スズの方に、連れて来られた・・・・。


カズヤ「・・・・あっあのぉ~・・・・」


 この後、カナエ、アカリ、ソフィア、スズの4人は、カズヤに、妙な満面の笑みを、浮かべていた・・・・。


【シーン7】

 ここは、ミユキの自宅。ここの、自分の部屋で、ミユキは、ベッドの上で、寝巻きのまま、寝ていた・・・・。


【シーン8】~この日の放課後、・・・・~

 ここは、とある高校の、演劇部の、活動場所となっている、視聴覚室。ここに、現演劇部部員である。アカリ、ソフィア、カナエ、スズと、強引に、演劇部員にさせられた、カズヤが居た・・・・。


カズヤ「・・・・いやっ・・・台本・・・って言われても・・・・」


アカリ「大丈夫!!大丈夫!最初っから、上演というより、いいと思ったら、上演するし、それまでは、既存の台本って手もあるし・・・・」


 これを聞いて、カズヤは、怪訝な顔をする・・・・。


カズヤ「・・・・それって・・・僕、要ります??・・・・」


アカリ「要るって言うより!選択肢!!広げたい!」


カズヤ「・・・・はあ・・・・」


 カズヤは、腑に落ちない感じで、こう言った・・・・。この後、アカリは、一息つく・・・・。


アカリ「とにかくさ!♪書き続けてよ♪」


スズ「そうそう♪」


カナエ「肩の力抜いてさ♪」


ソフィア「力まなくてもいい♪ホント、軽く♪」


 こう言いながら、アカリ、カナエ、ソフィア、スズの4人は、満面の笑みを、浮かべていた・・・・。カズヤは、何となく、苦笑いしている・・・・。


カズヤ「・・・・はっ・・・はあ・・・・」


 カズヤは、腑に落ちないながらも、苦笑いで、こう答えた・・・・。それに対して、アカリ、カナエ、ソフィア、スズの4人は、妙に、ニコニコしていた・・・・。


【シーン9】

 ここは、とある都会の、風俗街。ここを、3人の、男子高生達が、横に並んで、歩いていた・・・・。


男子高生①「おい!!あそこだよ!あのソープ!」


 こう言いながら、男子高生①は、とあるソープ店を、指差す・・・・。


男子高生②「おおっ!!あれか!」


男子高生①「そっ!あれあれ!」


男子高生③「あそこに!ミユキちゃん居るのかぁ~♪」


男子高生②「いやっ!マジッ!!楽しみやわぁ~♪」


男子高生①「だろっ!♪?」


男子高生②「ああっ!♪」


男子高生③「確かに!♪」


 こんな会話をしながら、この3人の、男子高生達は、このソープ店に、入って行った・・・・。


【シーン10】~ソープ店に、入った後、・・・・~

 ここは、とあるソープ店の中の、一部屋。ここに、このソープ店で、働くソープ嬢の、ミユキと、とある男子高生が居て、ミユキが、服を、脱ぐ所であった・・・・。


ミユキ「・・・・さっ・・・服、脱いで、・・・サッと、洗いましょ・・・・」


男子高生①「はっ!はい!!」


 この男子高生は、ガチガチに、緊張しながら、服を脱いでいき、そのまま、全裸になった・・・・。この様子を、ミユキは、クスクスと、笑っていた・・・・。


ミユキ「かわいい♪♪」


 こうして、この男子高生は、湯船の方に向かい、そのまま、ミユキによって、シャワーを、浴びさせられ始めた・・・・。ミユキも、この男子高生も、当然、全裸である・・・・。


【シーン11】

 ここは、とある本屋。ここのレジで、カズヤは、戯曲を、たくさん買っていた・・・・・


店員「・・・・演劇、やられるんですか・・・・?」


カズヤ「・・・・まあ、・・・入ってはいますけど、・・・戯曲書いてくれって、頼まれまして、・・・・」


店員「・・・・じゃあ、・・・戯曲は、初めて?・・・・」


カズヤ「・・・・まあ、・・・戯曲の研究のため、・・・・」


店員「・・・・なるほどぉ~♪真面目ですね♪・・・・」


カズヤ「・・・・真面目・・・何ですかね・・・・?」


店員「真面目だと、思いますよ♪研究のため♪これだけ!♪戯曲を♪買うんですもの♪」


カズヤ「・・・・はっはあ・・・・」


 この後、この店員は、クスッ!と笑う・・・・。


店員「頑張って下さい♪♪」


カズヤ「・・・・あっありがとう・・・ございます・・・・」


店員「いえいえ♪」


 こうして、カズヤは、大量の戯曲を、一気に、買い込んだ・・・・。


【シーン12】~この日の夜、・・・・~

 ここは、カズヤの自宅の、カズヤの部屋。ここで、カズヤは、ノートパソコンで、台本を、書いていた・・・・。


カズヤ「・・・・演劇の台本って・・・・」


 この後、カズヤは、一旦、一息ついて、休憩し、コーヒーを飲む・・・・。


カズヤ「・・・・小説なら、経験あるけど、戯曲はぁ~・・・・」


 こう言いながら、カズヤは、この日、買い込んだ戯曲の一つを、読み始めた・・・・。


カズヤ「・・・・まだ、書き方も、分かってないし、・・・・」


 この後、カズヤは、熱心に、集中して、この戯曲を、読んでいた・・・・。


【シーン13】~次の日、・・・・~

 ここは、とある高校の、通学路。大勢の生徒が、登校する中、カズヤも、登校していた。だが、カズヤは、相変わらず、誰とも挨拶せず、1人で、歩きながら、熱心に、戯曲を読んでいた・・・・。


カズヤ「・・・・舞台装置の、動かし方。舞台上の、役者の動き。・・・やはり、小説とは、勝手が違うなぁ~・・・・」


カナエ「おはようぅ~!♪」


 こう言いながら、カナエは、カズヤの後ろから、肩を、ポンッ!と軽く、叩かれる・・・・。


カズヤ「・・・・カナエさん・・・・」


カナエ「よっ!♪」


アカリ「おはよう♪♪カズヤ君♪」


ソフィア「カズヤ君♪おはよう♪」


スズ「おはよう♪♪カズヤ♪」


 こんな、アカリ、カナエ、ソフィア、スズの挨拶に、カズヤは、戸惑いながら、呆然としてしまう・・・・。


カズヤ「・・・・おっ・・・おはよう・・・ございます・・・・」


アカリ「今日も!♪よろしくね♪」


 この日常の変化に、カズヤは、やはり、呆然としていた・・・・。


【シーン14】

 ここは、体育倉庫。ここに、ミユキと、男子高生が、1人いて、ちょうど、ミユキが、この男子高生を、膝で、男の急所の、股間を、蹴った所であった・・・・。


男子高生①「ぎゃああああぁぁぁぁ~っ!!!!」


ミユキ「・・・・あれは、金のためよ・・・金払わずに、ヤろうなんて、甘い・・・・」


男子高生①「・・・・わっ・・・悪かったよぉ~・・・・」


ミユキ「・・・・調子に、乗らないことね・・・・」


 こう言いながら、ミユキは、この体育倉庫を、出ようとする。だが、ふと立ち止まり、軽蔑感たっぷりに、この男子高生を、見下す・・・・。


ミユキ「・・・・まっ・・・金払ってくれるなら、別だけど・・・・」


男子高生①「・・・・はい・・・・」


 この男子高生は、情けなく、こう言った・・・・。この後、ミユキは、見下しながら、得意気に、不敵な笑みを、浮かべる・・・・。


ミユキ「・・・・まっ・・・店から、外だし、店内よりも、高いからね・・・・」


男子高生①「・・・・はい・・・・」


 この男子高生の、返事も、やはり、情け無さそうだった・・・・。この後、ミユキは、この男子高生を、見下したまま、この体育倉庫を、跡にした・・・・。


男子高生①「・・・・金か・・・・」


 男子高生は、こう呟きながら、涙を流していた・・・・。


【シーン15】~この日の、放課後、・・・・~

 ここは、とある高校の、演劇部の、活動場所となっている、視聴覚室。ここに、現演劇部部員である。アカリ、ソフィア、カナエ、スズ、カズヤがいた。アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、基礎練をしていて、カズヤは、ひたすら、戯曲を、読んでいた・・・・。しばらくして、カズヤは、深く、ため息をつく・・・・。


カズヤ「・・・・難しいな・・・・」


 この後、しばらくして、カズヤは、気力を、振り絞るようにして、一息つくと、再び、戯曲を、読み始めた・・・・。


【シーン16】~部活終了後、・・・・~

 ここは、とある高校の、正門。ここを、アカリ、ソフィア、カナエ、スズ、カズヤは、出る所であった。カズヤとアカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、別々の方向に、歩き出す・・・・。


スズ「じゃあねぇ~♪♪カズヤくぅ~ん♪」


 こう言いながら、スズは、大きく手を振る・・・・。


カズヤ「・・・・じゃっじゃあ・・・・」


 こう言いながら、カズヤは、苦笑いで、手を振った・・・・。


アカリ「じゃっ!♪また、明日♪」


カナエ「じゃあねぇ~♪♪」


ソフィア「じゃあ♪♪」


 こうして、二組は、挨拶を終えた・・・・。この後、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、横に並んで、歩き始めた・・・・。


スズ「思った通り!♪いい人だね♪?」


アカリ「うん♪♪」


カナエ「分かる♪♪」


ソフィア「ホントね♪」


 この後、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、互いに、ケラケラと、笑い合った・・・・。


スズ「カナエちゃんの♪言った通りだったね♪?」


カナエ「やろうぅ~♪?」


スズ「うん♪♪」


アカリ「ホントホント♪」


ソフィア「何か!♪かわいいし♪♪」


 この後も、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、互いに、ケラケラと、笑い合う・・・・。


アカリ「・・・・じゃっ!♪いつも通り♪ラーメン屋!行きますか!♪」


カナエとスズ「賛成!!♪」


ソフィア「うん♪行こ♪♪」


 この後、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、無邪気な笑顔を、見せながら、歩いていた・・・・。


【シーン17】

 ここは、とあるラーメン屋の中、この中に、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、入り口を開けて、入って来る・・・・。


店主「へいっ!らっしゃい!♪」


アカリ「どうもぉ~♪♪」


店主「!おっ!君達か!♪」


アカリ「4人共♪いつものねぇ~♪」


店主「おうっ!!♪」


 この後、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、とあるテーブル席に、座った・・・・。少しして、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、深く、ため息をついた・・・・。


スズ「・・・・心配だね・・・ミユキちゃん・・・・」


カナエ「・・・・うん・・・・」


ソフィア「私も・・・・」


アカリ「・・・・私も・・・・」


 この後、しばらく、重い空気が、漂った後、再び、深く、ため息をついた・・・・。


アカリ「・・・・悔しい・・・・」


カナエ「・・・・それ・・・・」


スズ「・・・・ホントは、体なんか、売りたくないはずなのに、・・・・」


ソフィア「・・・・ホントは、演劇、続けたかったはずなのに・・・・」


 この後、しばらく、間があく・・・・。


店主「へいっ!!ラーメン定食!4つ!♪」


アカリ「おっ!♪待ってました♪」


スズ「よぉ~し♪食べるぞぉ~♪♪」


カナエ「とりあえず♪腹拵え!♪」


ソフィア「だねっ♪」


 こうして、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、出されたラーメン定食を、食べ始めた・・・・。


【シーン18】~同じ時刻、・・・・~

 ここは、とあるソープ店の中の、一部屋。ここに、このソープ店で、働くソープ嬢の、ミユキと、とある男子高生が居て、ミユキは、この男子高生に、呆れていた・・・・。


ミユキ「・・・・また来たの?・・・・」


男子高生①「・・・・まっまあ・・・・」


 この後、ミユキは、呆れたように、深く、ため息をついた・・・・。


【シーン19】~次の日、・・・・~

 ここは、とある高校の、通学路。大勢の生徒が、登校する中、カズヤも、登校していた。だが、カズヤは、相変わらず、誰とも挨拶せず、1人で、歩きながら、熱心に、戯曲を読んでいた・・・・。


カズヤ「・・・・小説だと、心理描写とか、光景とか、考えるわけだけど、それを、間接比喩で、考えて、舞台装置を、考える・・・って所だろうな。うん・・・・」


 この後、カズヤは、しばらく、考え込む・・・・。


カズヤ「・・・・ムズい・・・・」


 こう言いながら、カズヤは、悩んでいた。すると、・・・・。


カナエ「おはようぅ~!♪」


 こう言いながら、カナエは、カズヤの後ろから、肩を、ポンッ!と軽く、叩かれる・・・・。


カズヤ「・・・・あっ・・・おはよう・・・ございます・・・・」


カナエ「よっ!♪」


アカリ「おはよう♪♪カズヤ君♪」


ソフィア「カズヤ君♪おはよう♪」


スズ「おはよう♪♪カズヤ♪」


カズヤ「・・・・おっおはよう・・・ございます・・・・」


スズ「今日も♪よろしくね♪♪」


カズヤ「・・・・よっよろしく・・・お願いします・・・・」


 こんなカズヤの、しどろもどろな様子を見て、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、クスクスと、笑っていた・・・・。


スズ「かわいい♪♪」


カナエ「ホントホント♪♪」


アカリ「うん♪♪」


ソフィア「かわいいね♪♪」


 これを聞いて、カズヤは、照れてしまう・・・・。


カズヤ「・・・・いやっ♪・・・照れるな♪♪・・・・」


 この後も、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、クスクスと笑っていた・・・・。


【シーン20】~この日の、昼休み、・・・・~

 ここは、とある高校の、体育館裏。ここに、5人の、男子高生達が居て、それぞれ、ウンコ座りで、会話していた・・・・。


男子高生①「・・・・金ね・・・・」


男子高生②「・・・・うん、金・・・・」


 この後、男子高生①は、深く、ため息をつく・・・・。


男子高生①「・・・・何か・・・生意気だよな・・・ミユキって・・・・」


男子高生③「・・・・だな・・・・」


男子高生④「・・・・ああっ・・・・」


男子高生⑤「・・・・ホントホント・・・・」


男子高生②「・・・・ムカつく・・・・」


 この後、男子高生①は、舌打ちをする・・・・。


男子高生①「・・・・マジ、一回、シめようぜ・・・・」


男子高生②「・・・・だよな?・・・・」


男子高生③「・・・・ああっ・・・・」


男子高生④「・・・・だな?・・・・」


男子高生⑤「・・・・ホントホント・・・・」


 この後、男子高生①は、一息ついた後、ダルそうに、立ち上がる・・・・・


男子高生①「・・・・決まりだな?・・・・」


男子高生②「・・・・だね・・・・」


男子高生③「・・・・ああっ・・・・」


男子高生④「・・・・だな?・・・・」


男子高生⑤「・・・・決まり決まり♪・・・・」


 この後、この5人の、男子高生達は、揃って、意地悪そうな笑みを、浮かべていた・・・・。


【シーン21】~この日の、放課後、・・・・~

 ここは、とある高校の、正門。ここを、アカリ、ソフィア、カナエ、スズ、カズヤは、出る所であった。カズヤとアカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、別々の方向に、歩き出す・・・・。


カズヤ「・・・・お疲れ様でした・・・・」


ソフィア「じゃあねぇ~♪♪」


アカリ「明日も♪がんばろ♪♪」


スズ「じゃあね♪♪」


カナエ「じゃあっ!♪♪」


 こうして、二組は、挨拶を終えた・・・・。この後、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、横に並んで、歩き始めた・・・・。


【シーン22】~同じく、この日の、放課後、・・・・~

 ここは、とある都会の、風俗街。ここの、とあるソープ店の近くで、5人の、男子高生達は、このソープ店から、ミユキが、出て来るのを、待っていた・・・・。


男子高生①「・・・・あの店だな?・・・・」


男子高生②「・・・・ああっ・・・・」


 この後、男子高生①は、意地悪そうな笑みを、浮かべていた・・・・。


男子高生①「・・・・よぉ~し♪・・・見てろよぉ~~♪♪・・・・」


男子高生②「・・・・何が、金だ♪・・・・」


男子高生③「・・・・所詮、売女だろうが♪・・・・」


男子高生④「・・・・目に物見せてやる♪・・・・」


男子高生⑤「・・・・だな♪・・・・」


 この後、この5人の男子高生達は、揃って、意地悪そうな笑みを、浮かべていた・・・・。そのまま、しばらくして、このソープ店から、ミユキが、出て来る・・・・。


男子高生②「!出た!!」


 この後も、男子高生①は、意地悪そうな笑みを、浮かべていた・・・・。


男子高生①「・・・・よしっ♪後つけるぞ♪♪・・・・」


 これを聞いて、残りの4人も、嫌らしそうに、ニヤニヤしていた・・・・。


男子高生②「・・・・ああっ♪・・・・」


男子高生③「・・・・ああっ!♪楽しみだ♪・・・・」


男子高生④「・・・・ホントホント♪♪・・・・」


男子高生⑤「・・・・マジ!♪楽しみ♪♪・・・・」


 この後、帰ってるミユキの後を、この男子高生達は、ミユキに、気付かれないように、つけて行った・・・・。


【シーン23】

 ここは、とあるラーメン屋の中、この中の、テーブルの一つを囲って、アカリ、ソフィア、カナエ、スズは、いつものように、それぞれ、ラーメン定食を、食べながら、会話していた・・・・。


アカリ「・・・・何か・・・ミユキちゃん、戻ってこないかな・・・・」


カナエ「・・・・だね・・・・」


スズ「・・・・うん・・・・」


ソフィア「・・・・ホント・・・・」


 この後、しばらくして、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、深く、ため息をついた・・・・。


アカリ「・・・・体なんか、売りたくないはずだよ・・・ミユキちゃん・・・・」


スズ「・・・・うん・・・・」


 この後、この場に、何だか、暗い空気が、漂っていた・・・・。


【シーン24】

 ここは、人気の無い、夜の道。ここを、ミユキは、1人で、歩いている。その後を、先程の、男子高生、5人は、ミユキに、気付かれないように、つけていた・・・・。


ミユキ「・・・・あ~あ、・・・気持ち良くも無いのに、気持ちいいフリするの、疲れる・・・・」


 この後、ミユキは、深く、ため息をついていた・・・・。


ミユキ「・・・・まあ、仕事だし・・・仕方ない・・・・」


 このまま、しばらくして、ソープ嬢をしていた、ミユキの周囲を、5人の男子高生が囲う・・・・。


ミユキ「・・・・何っ?あんた達・・・・」


 ミユキの、強気な態度にも、関わらず、この5人の、男子高生達は、嫌らしく、ニヤニヤしていた・・・・。


男子高生①「・・・・お前さぁ~・・・生意気なんだよ・・・売女のくせに・・・・」


 この後、ミユキは、一息つく・・・・。


ミユキ「・・・・だから?・・・・」


 この状況でも、強気で、こう言った、ミユキだが、この5人の。男子高生達の、嫌らしい、ニヤニヤは、止まらない・・・・。そのまま、ジリジリと、ミユキとの、間合いを、詰めていく・・・・。この後、しばらくして、ミユキ対5人の男子高生の、喧嘩が、おっ始まる。ミユキは、腕っ節も強く、喧嘩も強いのだが、ミユキは、女である上、ソープ嬢の仕事で、疲れており、相手は男。しかも、5人。勝てるわけが、無かった。2人は、殴り倒したが、それでも、気絶に、至らなかったし、ミユキの方が、倒され、両手両足を、4人の、男子高生達に、抑え込まれ、抵抗はするが、身動きは、取れなくなった・・・・。


男子高生①「残念だったな♪」


 こう言いながら、この男子高生①は、ミユキの方に、顔を、近付ける・・・・。


男子高生①「お前は、これから、無償で、俺達に、犯されるんだ♪」


 こう言っている、この男子高生①の顔に、ミユキは、唾を飛ばす・・・・。


男子高生①「せいぜい、強がってな♪・・・・さてっ♪・・・楽しませて♪貰いましょうか♪♪」


 この後、この男子高生①は、ミユキの服を、無理矢理、脱がせていき、服が、乱れた状態で、ミユキの体を、犯していった。レイプである・・・・。


男子高生①「どうだ!気持ちいいか!?・・・・気持ち良いって!言えよ!!・・・・」


 こうして、この男子高生①は、レイプを、楽しんでいたが、ミユキは、吐息を、押し殺し、決して、『気持ち良い』って、言わなかった・・・・。


男子高生①「ざまあみろ!!♪売女!♪」


 こうして、この男子高生達は、ミユキに対し、優越感に、浸っていた・・・・。こうして、ミユキへの、レイプは、続いていった・・・・。


【シーン25】~次の日の、放課後、・・・・~

 ここは、とある高校の、演劇部の、活動場所となっている、視聴覚室。ここに、現演劇部部員である。アカリ、ソフィア、カナエ、スズ、カズヤがいた。アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、基礎練をしていて、カズヤは、ひたすら、戯曲を、読んでいた・・・・。しばらくして、この視聴覚室に、ミユキが、入って来る・・・・。これにより、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの、4人の、基礎練は、中断する・・・・。


アカリ「・・・・ミユキ・・・ちゃん・・・・?」


ミユキ「・・・・久しぶり・・・・」


 このことに、カズヤは、戯曲を、読むのをやめ、ミユキの方に、視線を移す・・・・。


カズヤ「・・・・あの・・・こちらは・・・・??」


アカリ「・・・・ミユキちゃん・・・元演劇部員の・・・・」


 これを聞いて、カズヤは、何となく、納得する・・・・。


カズヤ「・・・・ああっ・・・・」


 この後、少し、間があく・・・・。


スズ「・・・・それで・・・どうしたの・・・・?」


 この後、ミユキは、一息つく・・・・。


ミユキ「・・・・ちょっと・・・ムカつくことされてね・・・仕返ししたい相手がいる・・・だから、手伝ってくんない・・・・?」


カズヤ「?仕返し??」


 こう言いながら、カズヤは、怪訝な顔をするが、アカリ、ソフィア、カナエ、スズは、納得する・・・・。


スズ「・・・・何人・・・・?」


ミユキ「・・・・5人・・・・」


スズ「・・・・ちょうどか・・・・」


ミユキ「・・・・まあね・・・・」


 この後、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、互いに、顔を見合わせる・・・・。


スズ「いいよ♪手伝ってあげる♪」


ミユキ「・・・・ありがと・・・・」


スズ「いいよぉ~♪♪お礼なんて♪」


カナエ「当然!!♪」


アカリ「私達の仲じゃん♪♪」


ソフィア「うん♪♪」


 この後、ミユキは、一息つく・・・・。


ミユキ「・・・・良かったよ・・・あなた達が、いてくれて・・・・」


アカリ「何言ってんの♪?水臭い♪ねえ~♪?」


カナエ「それっ!♪」


スズ「そうだよぉ~♪♪」


ソフィア「そうそう♪」


 この後も、ミユキは、一息ついた・・・・。


ミユキ「・・・・じゃあ・・・早速・・・・」


 この後、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人も、一息つく・・・・。


スズ「了解!!♪」


カナエ「カズヤ君!!♪今日の部活!♪これで終わりね♪帰ってて♪」


 これを聞いて、カズヤは、驚きを隠せなかった・・・・。


カズヤ「!?えっ!!?どういうこと??」


アカリ「・・・・大丈夫・・・明日は、居るから・・・・」


 これを聞いて、カズヤは、怪訝な顔をする・・・・。


カズヤ「?えっ??えっ??」


カナエ「カズヤ君は!!このことに!首突っ込まん方がいい!」


 これを聞いて、カズヤは、呆然としている・・・・。


カズヤ「?・・・・えっ・・・・??」


カナエ「・・・・じゃっ!♪・・・・」


 こんな、やり取りをしながら、ミユキ、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの5人は、この視聴覚室を、跡にした・・・・。


スズ「・・・・どこっ・・・・?」


ミユキ「・・・・体育館裏・・・・」


スズ「・・・・よぉ~し・・・・♪」


 こうして、カズヤは、1人、視聴覚室に、取り残された・・・・。


カズヤ「?・・・・一体・・・何なんだ・・・・??」


 カズヤは、やはり、怪訝な顔で、呆然としていた・・・・。


【シーン26】

 ここは、とある高校の、体育館裏。ここに、5人の、男子高生達が居て、それぞれ、ウンコ座りで、ゲラゲラ笑いながら、会話していた・・・・。


男子高生①「いやぁ~!♪♪良かったよな!♪?マグナムぶち込めて!♪」


男子高生②「全くだ!!♪」


男子高生③「何が!!『あれは、金のためよ・・・金払わずに、ヤろうなんて、甘い』だ!売女なんだから!さっさと!ヤらせろってんだ!!」


男子高生④「ホントホント!♪」


男子高生②「『店から、外だし、店内よりも、高いからね』っとかな♪」


男子高生①「だなっ!♪」


 この後も、この5人の、男子高生達は、ゲラゲラと、下品に、笑っていた・・・・。


男子高生⑤「いやぁ~♪気持ち良かったよな♪?」


男子高生②「それっ!♪」


男子高生④「所詮!♪ヤリマンで♪売女だけどな!♪」


 こんな会話をした後、この5人の、男子高生達の、ゲラゲラとした、笑い声は、止まらなかった・・・・。


男子高生①「いやぁ~♪これからも♪よろしくって感じ♪?」


男子高生②「他にも!!マワしてやろうぜ!♪」


男子高生③「もちろん!♪ただで♪♪」


 この後も、この5人の男子高生達は、ゲラゲラと、笑い続けていた・・・・。こんな、下品な、笑い声の響く、この体育館裏に、ミユキ、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの5人は現れ、その事に、この5人の、男子高生達は、気付く・・・・。


男子高生①「・・・・おっおうっ・・・ミユキ・・・それと・・・君達・・・何??・・・・」


ミユキ「・・・・仕返しよ・・・・」


 この後、ミユキ、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの5人は、突然、この5人の、男子高生達に、殴りかかり、ケンカを売り始めた・・・・。


男子高生①「・・・・やろうぅ~~!!!!」


 この後、ミユキ、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの5人と、5人の、男子高生達は、殴り合いの、大ゲンカになり、この場は、修羅場化した。ミユキ1人なら、この男子高生達は、良かっただろうが、ミユキ側も、5人なため、このケンカは、ミユキ、アカリ、ソフィア、カナエ、スズ陣営の、圧勝で終わった・・・・。


男子高生①「・・・・まっ!・・・待ってくれ!・・・わっ!・・・悪かったよぉ~・・・・」


ミユキ「・・・・レイプされたのに、『悪かったよぉ~』で済むと思ってんの?・・・・」


男子高生①「・・・・そっ・・・それはぁ~・・・・」


 この後、ミユキは、この男子高生①を、殴りつける・・・・。


男子高生①「ああああぁぁぁぁ~!!!!」


ミユキ「・・・・財布出して・・・・」


男子高生①「!えっ!?」


 この後も、ミユキは、この男子高生①を、殴りつけた・・・・。


男子高生①「ああああぁぁぁぁ~!!!!」


ミユキ「・・・・財布・・・・」


男子高生①「わっ!!分かりました!分かりました!」


 こう言いながら、この男子高生①は、ポケットから、財布を、手渡す・・・・。この後、ミユキは、財布を開き、中を確認する・・・・。


ミユキ「・・・・これっぽっちか・・・・」


 この後、ミユキは、財布から、2万円を、取り出す・・・・。


ミユキ「・・・・足りないね・・・とてもじゃないけど・・・・」


男子高生①「・・・・へっ?・・・・」


ミユキ「私を!犯した!代金だよ!!」


 こう言いながら、ミユキは、この男子高生①を蹴る・・・・。


男子高生①「ああああぁぁぁぁ~!!!!」


 この後、ミユキは、この男子高生①の、髪を掴む・・・・。


ミユキ「・・・・明日、代金払ってくんない?・・・・」


男子高生①「!へっ!?」


 この後も、ミユキは、この男子高生①を、殴る・・・・。


男子高生①「ああああぁぁぁぁ~!!!!」


ミユキ「・・・・当たり前でしょ?それくらい・・・・」


男子高生①「・・・・はい・・・・」


 こう言いながら、この男子高生①は、泣きべそを、かいている・・・・。


ミユキ「・・・・それまで、店にも来ないでね・・・ツケと同じよ・・・・」


男子高生①「・・・・はい・・・・」


 男子高生①は、やはり、泣きべそを、かいている・・・・。


ミユキ「・・・・他の連中も、一緒よ・・・ただ乗りさせないよ・・・じゃなきゃ、もっ回しめるよ・・・気絶してる、他の連中にも、伝えな・・・・」


男子高生①「・・・・はい・・・・」


 この後、ミユキは、この男子高生①の髪から、手を離す・・・・。


ミユキ「・・・・じゃあねぇ~♪・・・・」


 ミユキは、嫌味ったらしく、こう言うと、他の、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人と共に、この場を、去って行った・・・・。


【シーン27】

 ここは、とある高校の、正門。ここを、アカリ、ソフィア、カナエ、スズ、ミユキは、出る所であった・・・・。


ミユキ「・・・・助かったよ・・・ありがと・・・・」


アカリ「いいよいいよ♪♪」


ソフィア「そうよぉ~♪♪」


カナエ「当然じゃぁ~ん♪♪」


スズ「私達♪友達でしょ♪?」


 これを聞いて、ミユキの表情が、和らぐ・・・・。


ミユキ「・・・・みんなが居て、良かった♪・・・・」


 この後、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、互いに、顔を見合わせると、照れ臭そうな、笑顔を見せた・・・・。


アカリ「・・・・ちょっと、照れ臭いかな♪?・・・・」


ソフィア「・・・・うん♪・・・・」


カナエ「・・・・まあ♪・・・・」


スズ「・・・・ちょっと♪・・・・」


 この後、アカリ、ソフィア、カナエ、スズ、ミユキの5人は、互いが互いに、無邪気に、満面の笑みで、笑い合った・・・・。


ミユキ「・・・・じゃっ!仕事行くね!♪」


 こう言いながら、ミユキは、手を振る・・・・。


アカリ「じゃっ!!♪」


ソフィア「じゃっ!♪」


カナエ「じゃっ!!」


スズ「じゃっ♪♪」


 こうして、ミユキとアカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、別々の方向に、歩き出した・・・・。


スズ「・・・・じゃっ!♪ラーメン食い行こっか♪?」


アカリとソフィアとカナエ「賛成♪♪」


 こうして、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、無邪気な笑顔を、見せながら、歩いていた・・・・。


【シーン28】

 ここは、とあるラーメン屋の中、この中に、アカリ、ソフィア、カナエ、スズの4人は、入り口を開けて、入って来る・・・・。


店主「へいっ!らっしゃい!♪」


スズ「どうもぉ~♪」


店主「いつものかい♪?」


アカリとソフィアとカナエとスズ「いつものぉ~♪♪」


 こうして、アカリ達の、日常は、今日も、過ぎて行った・・・・。

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