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なぜ英英辞書を使わなければ損なのか?

英英辞書を使うメリットは大きく3つあります。

  • リーディングの練習になる

  • 類義語を学ぶことができる

  • 単語を理解できる

それぞれ説明していきます。

リーディングの練習になる

単語の意味を理解し覚える目的は、相手の言葉を理解したり、自分が使うためです。しかし、単語を覚えただけでは英語の文章や会話は理解できるようになりません。単語を知った上で別途、実際に読んだり聞いたりする練習をする必要があります。

英英辞書を使うと、単語学習と同時に読む練習をすることができます。単語学習をそのためだけにするのは時間がもったいないです。

なお、いわゆる長文読解ができるようになるためには文脈を理解する能力も別に鍛える必要もあるので、英英辞書を使うだけでは長文まで読めるようにはなりませんが、長文読解に挑戦するための基礎体力を鍛えることができます。

類義語を学ぶことができる

もしあなたが英語の試験で良い点数を取ることを目指しているなら、やはり英英辞書がオススメです。なぜなら英語の試験で試されている能力の一つは、類義語(synonym)や言い換え(paraphrase)をいかに知っているかだからです。

英英辞書ではある単語を説明するために、(基本的には)その単語自体を使わずに類義語や言い換えを用いるので、新しい単語を理解するのと同時にこれらも知ることができます。

単語を理解できる

英単語と日本語の単語の意味は一対一で対応しません。そのため英単語を日本語の似たような意味の単語と紐づけて覚えることをしていると、意味のズレが発生します。

本来単語の意味は、覚えるものではなく理解するものです。
知らない日本語の単語を調べるときのことを想像してみて下さい。国語辞書を引き、説明文を読んで理解するかと思います。

このようにして理解した英単語も最終的には、実際の文脈でどのように使われているかを見聞きしてニュアンスを補正していく必要がありますが、日本語という英語を使う上で雑念となるものに紐づけていないということは、補正段階でもアドバンテージになります。

(余談ですが、もし英単語の意味を日本語の文章で説明しているような辞書があれば、それはそれでまだマシなのかなと思います。私はそのような辞書を知りませんが・・・)


使えるようになるとメリットの大きい英英辞書ですが、当然初心者がいきなり使い始められませんし、逆に非効率です。

どうやって英英辞書に移行するかは、まだ別の記事でご紹介できればと思います。

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