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コロナ渦で電子ドラムが売れている

電子ドラムとは?

パットと音源に分かれており、パットを叩いて発生した電気信号を音源で受信して対応する音を鳴らす仕組みです。
以前は胴を持たず、ゴムパッドを叩いて音が鳴るものが主流でしたが、今は生ドラムと同じように胴を持ち、メッシュヘッドで実音を抑えたものも多く販売されています。


電子ドラムのメリット

電子ドラムならではのメリットはどういったものでしょう。

・音量が抑えられるため、家庭で使用が可能
音はヘッドフォンやスピーカーを繋ぐため音量の調節も簡単です。

・音色が切り替えられる。
使用する音源に依存しますが、ダイヤルを回すだけで、音色の切り替えやチューニングが変更出来たり、自分の好きなセットを組むことも可能です。

・音が良い
最近の電子ドラムは実際のドラムの音をサンプリングしたものもあり、リアルな音(というか、生ドラムそのもの)が出ます。
DAWに繋げばそのままレコーディングにも使用出来ます。


電子ドラムのデメリット

メリットがあればデメリットも当然あります。

・振動は発生する
叩いたときの音はある程度抑えられていますが、振動は発生します。マンション住まいの場合、音よりも振動で苦情が来るケースが多いので、防振対策は必須です。

・生ドラムと同じ感覚では無い
叩いた楽器そのものから音が出ないので、体感的に微妙です。
生ドラムは叩いた楽器が鳴るので、その振動が身体に伝わる感じがありますが、電子ドラムはありません。そのギャップを許せるかどうか。


生ドラムと電子ドラムは別の楽器として認識しておいた方が良いでしょう。
電子ドラムは簡単に良い音が出せるので、そのまま生ドラムを叩くと全く良い音が出ないということも起こります。

コロナ渦で電子ドラムが売れまくっているらしいですが、生ドラムとの違いを把握しないと痛い目を見ることになりますので、注意しましょう!


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