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連続ドラマが見られなかった 〜長く集中、没頭できる自分を取り戻したい〜

子供達がまだ小さかった頃、続き物のドラマを見ることができなかった。

別に、録画をして少しずつ、それこそスキマ時間に見ればよかったのだけれど、それができなくて。あと、1週間、次の回を待っていられる自信がなかった。

ようやく続き物のドラマを見始めたのは、上の子が高校生になってから。
忘れもしない。Dr.コトーの再放送が夕方にやっていて(これは平日毎日)、見るたびに大泣きしていた。

これをきっかけに、この時間帯の再放送ドラマを見るようになって、ここ4年ほどで徐々に通常の(1週間1回の)ドラマが見られるようになってきた。



感情を細切れにしたくなかった

どうして見ることができなかったのか。
見られなかった当時は、それをそこまで大ごとには思っていなくて(ストレスに感じていなくて)、あえてなんとかしようと思わなかった。

今、見られるようになって思うのは、「感情を細切れにしたくなかった」からなのかな、ということ。

一気に見るからこそ没頭できるし、感動して泣いたりすることもできる。
でもそれが、例えば5分だけ見て、めちゃめちゃいいところで、家事、育児に戻らなければいけないと思ったら、その方がストレスになってしまっていたと思う。


本(小説)はどうか?

小説を再び読むようになったのは、さらに遅く、ここ2、3年のこと。

決して小説が嫌いではなく、結婚するまではたくさん読んでいたけれど、育児、そして英語学習の両立で大変だった頃は、ほとんど実用書しか読まなくなってしまった。

(洋書でノンフィクションのものを読むことはあったけれど、なんというか「英語学習の一環」みたいな欲があったと思う)

本こそ、しおりを挟めば、すぐに切り替えができるもののはずなのに、これもダメだった。

今思えば、ドラマが見られなかったのと同じ理由だと思う。


長く没頭する力をつけたい

同じ理由で中断していた、ドラマ鑑賞と(小説の)読書だったけれど。

ここ最近、なんだか長く集中できなくなっているような気がする。

ドラマの方はまだ、一度見始めたら、少なくとも1回分は続けて見られるけれど、小説の方はありえないほど少しだけ読んで、すぐやめてしまったりする。

それこそ、細切れ読書、スキマ時間読書ができるようになって、いいじゃないかと思うけれど・・・。

今、「スキマ」である必要がないのに、少しだけ読んで終わってしまうのは、なんだか違うのではないか。


もう少し長く集中する力を取り戻したい。
長く集中すれば、もっと深くまで入っていける気がするし、深ければ深いほど、読む経験が豊かになるような気がするから。

読む冊数じゃなく、深さ。
これもこれからの課題かな。

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