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ふらっと飛び出せた記念日 〜いなべ市農業公園へ〜

昨日、家から1時間ほどのところにある公園に梅を見に行ってきた。

今回それが特別だったのは、行く予定ではなかったのに、自分の気持ちにしたがって飛び出していけたことだ。



正確には「ずっと行きたいと思っていた」

場所は、いなべ市農業公園。梅林が有名で、何度もSNSで写真を目にするたび、私も行ってみたいと思っていた。

実際、今年は友達との約束を取り付け、実現目の前までいっていたのだけれど、見頃が早くなってしまったこと、新築のための家の片付けや仕事の繁忙期が重なったことで、一緒に行くのが難しくなり、泣く泣く断りを入れたところだった。

2月が終わり、仕事の方はほぼ目処がつき、一つ大きな山を乗り越えた感覚があった。

そして、片付けの方はといえば。こちらもだいぶ整理が進んだ実感はあったのだけれど、それでもまだ終わりまでは程遠く・・・。

昨日は、その前日に季節外れの雪が降ったことが信じられないような、暖かくのどかな一日だった。完全に春といえる日差しの中で片付けをしていたら、急にスイッチが入った。

「今行かなくてどうする」

それから1時間以内には、車に飛び乗っていた。


私の性格

勝手に頑張りすぎて自滅するのは、私のいつものパターン。
片付けの疲れもかなり溜まってきていたのだと思う。

別件で夫に対してイライラすることがあって、それが一日、二日たっても心に引っ掛かっていた。さらに思い返すたび、ちょっとずつイライラを強固なものにしていた。

ああ・・・これは、飛び出していくタイミングだと思った。

もちろん家出とか、そんな大袈裟なことではない。自分の中で、ちょっとした気分転換が必要だった。

「勝手に頑張りすぎる」以外にも、自分のあれだなと思うところの一つに、「予定外の行動をするのが苦手」というのがある。

急に自分で運転して行きたいところへ行くなんていうのは、普段の私だったら、絶対にやらないことだった。


なんでできたんだろう?(考察)

帰った後も、そして今も。昨日の選択、本当に良かったなと、しみじみ思えているので。

またこういう行動ができるように、なぜそれができたのかを振り返っておきたい。

  1. 行きたい気持ちをずっと温めてきていた

  2. 土曜に、行ってきた人の話を聞く機会があり、「やっぱり行きたい」という気持ちが再点火した

  3. 今日片付けをやらなくて大丈夫だと思えた(今後のスケジュールを見越して)

  4. 母を連れて行ってあげたいと思えた


自分に関することでいえば、3が一番大きいかもしれない。
今まで記録中心だった手帳。「予定を立てるため」に意識をシフトして、少しずつ時間の使い方が変わってきた感覚がある。

あとの3つにうっすら共通しているのは、「他の人が関わっている」こと。自分だけでは「まあいいか(やめておこう)」となってしまうところ、背中を押してもらえた。


体の疲れをとるより大事なこと

普段なら、ここで疲れをとっておかないと次の1週間が乗り越えられるか心配で、結局家で過ごしてしまっていたと思う。

いざ実行してみたら、2時間以上の運転や散策による身体的な疲れなど、なんのその。

やりたいことができたという喜びの方が圧倒的に大きくて、気持ちも元気。少なくとも翌日の今日は、他のことも頑張りたいと思えるくらい、気力がみなぎっている。

この感覚、本当に忘れずにいたいな。

なんだか、全部をそこに持っていくのは大袈裟かもしれないけれど、家を建てるという大きな目標ができたことで、自分の考え方、行動にも変化が起きつつあるのかもしれない。

こういう気持ちを、ちゃんと記録していきたい。




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