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わたしにですか?

こんな雨が続くときはバイクに乗らず近場だと歩いて移動する。

家に帰る途中、横断歩道の反対側にふくふくとした柴犬と目が合った。
横断歩道を渡らずに直進しても家へ帰れるのだけど、よくよく見ると飼い主さんが柴犬のリードを引っ張っても動かないで止まったまま、そして、私の方をずっと向いている。

あれ?もしかして、私に来てほしいのかな?

直進しようとしたけど、柴犬が気になって、信号が青に変わったら柴犬の元へ近づいて行った。
やはり、私を待っていたらしく近づいた途端にベロベロわたしを舐め始め凄い喜び始めた。そして触って触ってと背中を突き出した。

わたし「ワンちゃん、私を待ってましたよね?」
飼い主さん「はい、この子、人が好きで。」
わたし「これだけ喜ばれるとこっちも嬉しくなりますね。」

しばらく身体をなでたり顔マッサージしたりふれあいタイムをした。
飼い主さんがずっとリード持って待っててくれたのが申し訳なく
「あ、すみません!」と言うと、
「この子が凄い喜んでるからいいんです。良かったね~!」
ワンちゃんに話しかけてた。

飼い主さんは二通りいて、ワンちゃんが誰かと戯れると
「○○ちゃん、良かったね~」と言う人と
「‥‥」無言の人とがはっきり分かれる。
後者は飼い主さんに似ない事を願うばかり。
まぁ、こう言う微妙な時期なので自分の犬に触ってほしくないのはわかる。

私の家の周りは犬を飼っている方が多く、朝と夕方は沢山の犬を見かける。

そういえば、だいぶ前の朝、同じことがあったのを思い出した。

玄関のドアを開けると甲斐犬の雄が私の方を向いて道路越しで待っていた。
やはり飼い主さんがリードを引っ張っても動かない。

朝の挨拶がてら「ワンちゃんおはよう!」と近づくと、
やっぱり私を待っていたようで
滅茶苦茶しっぽを振って、喜んでくれた。

最近は、時間が合わなくて会ってないので、明朝、
窓を開けて散歩してるご婦人が来たら挨拶しに行こう。
そして、再会したら写真をお願いしたいと思う。

朝挨拶するのは犬だけでなく猫もいる。
それは別の話で書こうと思う。

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