見出し画像

サッカー解説における松木安太郎

みなさんこんにちわ!

たくさんサッカーを観て、サッカーをして、サッカーについて考えたりしながら、気がついたことを書いていこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。

今回は「サッカー解説における松木安太郎」というお話しです。松木さんと言えば、日本で一番有名といっていい解説者ですよね。解説を担当しているテレビ朝日が、サッカー中継から少し撤退したので、最近は松木ロス状態ですが。その松木さんについて、今回はお話ししたいと思います。

①松木安太郎の解説スタイル
②松木安太郎と名言
③松木安太郎と日本サッカー
④松木安太郎のこれからの解説


①松木安太郎の解説スタイル

松木さんといえば「居酒屋応援スタイル」を確立した人物です。「居酒屋応援スタイル」っぽいものは、いままでもありました。例えば、サッカー好きの芸能人がワイワイ副音声で解説していたり。それと松木さんのスタイルの違いはなんでしょうか。

それは「伝わるを考えたスタイル」だと思います。ただの面白おじさんではありません。それを理由に時と場合により解説の仕方を変えているんです。

ちょっと観てみましょう!まずは、「居酒屋応援スタイル」の動画から



続いて、「通常のサッカー解説」をしている松木さんです。NHKでの解説です。試合は日本が勝てば初めてワールドカップに行くという大一番イラン戦。2’40辺りを観てください。ゴン中山(中山雅史選手)のゴールシーンです。今とは違う終始落ち着いた解説になります。

他にも、スカパーでの解説でも同じように落ち着いた解説をしています。TPO(時、場所、場合)を考えた解説者と言えると思います。


②松木安太郎と名言

先程の「居酒屋応援スタイル」の動画を観るとわかりますが、テレビ朝日での解説では数々の松木節が生まれています。

・「今日、カツ丼食ったからね、俺たち!」
・「ふざけたロスタイムですね〜!」
・「なんなんすか? これなんなんすか?」
・「こういう状況でもサボらない長友は偉いですね。われわれは解説をサボってしまうんですけど」
・「危ない!! 危ない!! 危ない!!」

名言と言うのはどうかとは思いますが、観ている人の気持ちを代弁した解説ですよね。テレビの前で日本代表がゴールが取れそうな瞬間、「きたーー!」っていっているとのと同じです。


③松木安太郎と日本サッカー

そんな松木さんってどんな経歴の人なんでしょう?
実はJリーグの1・2年目の年間チャンピオンの監督です。ヴェルディ川崎(今のJ2にいる東京ヴェルディです)を率いての優勝でした。三浦知良、ラモス瑠偉、都並敏史などの日本代表選手がそろったチームとはいえ、すごい事です。

また、選手としては右サイドバックとして日本代表で12試合出場。Jリーグが始まる前の読売クラブでは約280試合出場しています。サッカー選手として第1線で活躍していた事もわかると思います。

ですが、松木さんがプレーしていた時代のサッカー界はファンは少ないし、日本代表も弱い時代でした。

当時を知るいい動画があります。キリンカップでの日本代表vs読売クラブです。当時のキリンカップは国内のクラブチームと日本代表が戦ったりしていた時代です。そんな時代に松木さんはサッカー選手でした。


④松木安太郎のこれからの解説

サッカーが人気の無い時代を経験しているからこそ、「どうしたらサッカー知らない人でも知ってもらえるだろう」と考えて、「居酒屋応援スタイル」が誕生したと思われます。
そう考えると松木さんは「居酒屋応援スタイル」を、TV・Youtubeで続けていくんでしょうね。

■PS
解説にもいろいろ考えがあります。サッカーはプレーが止まらないので「いまのプレーはこういう意図でやってますよね」と言ってもサッカーを知らない人からすると、画像が流れてしまってよくわからないんですよね。それならばリアルタイムで同じ感覚を持てるようにコメントして、ハーフタイムで解説すればいいんじゃ無いかという考えもありだと思います。サッカーは楽しむもんですから。


では、また

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?