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久しぶりに新宿御苑にて「森の薪能」

月を愛でながらの狂言と能のお時間

第35回 新宿御苑 「森の薪能」
新宿の森で繰り広げられる能狂言の世界
2023年9月25日 新宿御苑 風景式庭園

月を愛でながらの幽玄極まりなさを愉しみ

ご一緒した高校時代の友人とは33年ぶりの薪能、以前は友人のお母様と妹さん、叔母と私の4人で訪れた時の思い出が蘇る。お母様の13回忌を終えたという話を聞いて時の早さに驚かされる。
その時は確か今みたいに椅子もなかったような気がしつつ「能」の世界もわからないままに公園好きで時間外に入れることが嬉しくて申込したのを思い出す。

この新宿御苑での薪能がきっかけで「能」鑑賞も時々・・・宮島でも偶然、能舞台に遭遇したり〜観世能楽堂の見学なども体験したりと、能に明るくはないのですが何かとありがたい縁がある。

〜〜〜
能楽師  鵜澤 光さんより見どころや愉しみなどを解説でスタート、その後、火入れ式

memo 装束用裁縫セットはシテ方の必需品・・・

狂言 茸(くさびら) シテ 山伏 野村萬斎

野村萬斎さんの狂言は素直にエーッって笑えるきのこワールド!

擬人化オモロな時間 コミカルな動きに笑いが絶えない、番傘の動きがまるで呼吸してるかの様に見えるのが印象的。

休憩で改めて木々や空の美しさと心地い秋めいた風に吹かれて束の間の月光浴

能 一角仙人 観世銕之丞(観世流)

笛の音で始まる合図、休憩からの流れが心地いい
一角仙人 ツノあるのです。能装束好きには色々見たくて忙しない感じになる〜
そして「岩」のセットが何かを思い出す・・・と、ずっと思っていたのですが「道成寺」の鐘!
最初の解説で「想像力」というキーワードがありましたが、同じものを見ても見てる景色が違うというのも面白い世界観

ちなみに高校時代の友人に鍛えられ、うなぎ克服、しら焼き堪能美味でした。
実は苦手な食材が「ウニとウナギ」でしたが、割と克服しつつあります。

いろいろ懐かしくも新しい!


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