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御朱印RTA(T=travel):全国の一宮の御朱印を授かった話(18/n) 2023年7月その2

 この記事は2023年1~9月に実施した御朱印RTAの7月分の記事その2です。前回はこちら。また、いきなりこちらの記事にたどり着かれた方は、Indexページも適宜ご参照ください。


 いわゆる夏休み前の最後の連休で、離島四天王の最後の一角を攻略する。最後の一角が消化試合かと言うと全くそんなことはなく、むしろラスボス。他の三島はかなり無理をすれば日帰り旅程が組めたのに対し、こちらは島前(知夫里島、西ノ島、中ノ島)と島後(比較的大きい一島)の両方に一宮が坐し、特に島前への移動手段がボトルネックとなり、どうやっても一日で周る旅程は組めなかった。せっかく行くんだからしっかり観光もしたので、対馬・壱岐のときと同じように、旅行記録と併せてお送りする。

7月15日:隠岐(1/2)

No. 073: 隠岐国一宮 その1 水若酢神社

 まず隠岐へは羽田 9:30 → 10:35 伊丹 11:35→ 12:25 隠岐と乗り継ぎで上陸する。連休のこの時間の羽田に自家用車はありえないので、公共交通だったのだけど、この時間帯だったら東海道新幹線も手だったかなとは思う。

着いたぜ。

 島内の移動は当然レンタカー。ただ、割と観光客が多かったようで、チェーン店系は全滅、個人経営のところから借りることが出来た。空港からちょっと離れたところまで送迎いただいて島内旅程開始。いい昼食時なので、まずは食事。目的地の水若酢神社のすぐとなりの郷土館併設の喫茶店で、隠岐そばをいただく。

ここ
昼ピークは過ぎてた
うん、おいしい!

 まずはちゃんと神社に参拝する。

一の鳥居
時系列としては最後に撮ったのは秘密
二の鳥居
手水場
ドバーっと出してきた
神門
拝殿
拝殿横から本殿

 季節としては梅雨も明けた夏だったのだけど、適度に太陽だけが雲に隠れ、おそらく海風が吹き抜けて妙に爽やかな境内だった。聞いていた気象予報より晴れてよかったと立ち話しつつ御朱印をいただいた。

やったぜ。

 ここからは観光パート。隠岐自体は一度来たことがあるので、まわったことが無いところをメインに現在地水若酢神社からぐるっと反時計回りに観光して回る。あくまで御朱印記事の一環なので、写真のベタ貼りで行きます。

こうやって回るのだ

 まずは壇鏡の滝。壇鏡神社の境内にある。

壇鏡神社入口
神門を望む
拝殿と滝
寄って下から

 これは動画じゃないと伝わりにくいよねえ…。

 続けて、異形のユニーク杉を2つばかり。

乳杉ィ!
異形
すごい形
神格特性持ちです

 続けてもう一つ。

かぶら杉ィ!
太いぜ。

 島の北西の展望台からから海と、複雑かつ切り立った断崖の海岸線を眺める。

道中にはあじさい
断崖
島の北端を望む
左奥に灯台
灯台
どうやって通うんや…?

 さらに近くから名所のローソク岩を見る。◯◯岩って、しばしば無理筋感あるけど、これは割とまごうことなきローソク岩。

ようやっとる
結構遠い

 最後、レンタカー返しがてら、近くの玉若酢命神社にもお参りする。

花手水
随神門
拝殿
ご神木と一緒に
太杉るッピ!
隠岐杉ィ!三部作 完

 これで島後の観光旅程は完了。宿へ

ここキャン

 んで、晩ごはんは海鮮懐石。

ドヤァ!
ああよう沁みる

 タッチパネルで気軽に注文できてしまうものだから、乗りでしっかり飲んでぐっすり寝ました。

7月16日:隠岐(2/2)

No. 074: 隠岐国一宮 その2 由良比女神社

 島前・西ノ島には船で向かう。朝食をいただき、ホテルを辞して西郷港へ。

こういうのでええねんな
漁港 in the morning
西郷港
中はかなり綺麗
これに乗ります

 天気は超快晴。

 そして見送りの紙テープ演出があった。こんなの人生で初めて見たわ。

出る直前
伸び切った
鈍足フェリーを無慈悲にぶっちぎるジェットフォイルニキ

 船室のベッドで酒による睡眠不足を補う。

船室 +1000円でこれはお得

 そして上陸。

めちゃ夏!

 港のすぐ前でレンタカーを借りる。まずは、港から東にごく近いところにある、隠岐に流された後醍醐天皇の御所跡の神社にご挨拶。小高い丘の上にある。

入口
参道を登る
拝殿
御所跡

 さてご挨拶したら、西に取って返しもう一つの隠岐国一宮 由良比女神社に向かう。イカが打上げられる浜を上がったところにある漁業神を祀る神社。

御由緒
海中鳥居
一の鳥居
随神門
二の鳥居
拝殿
拝殿横から
本殿

 御朱印はここでは授かれない。宮司さんが港の職員を兼業されている結果として、勤務先である港で受付をしている。最初にいただいても良かったのだけど、参拝の証を事前にもらうのはやはり、ということで島を出る直前までお預け。
 それではここから観光タァイム。
 まずは小さな島ならではのなかなか珍しいものを。信号で捌かないといけないような交通量は無いけれど、信号を知らずに育って島を出るようなことが無いように設置された島唯一の信号。

教材やね

 見どころの多い島だけど、船の時間の関係で行けるところは限られている。なので景勝地として筆頭に上がっていた摩天崖に向かう。断崖絶壁の上の展望台に向けて坂道をゴリゴリ登っていく。道中、牛の放牧地を兼ねているので、落とし物を可能な限り避けつつ。そして・・・。

ああ^~
ああ^~
この海の色!
モニュメント
モニュメントから左を望む

 ちなみにこの辺一体が放牧地なので牛が普通に歩いてる。

F.O.E.!
ちょっかいかけるカラス

 続けて、この摩天崖の裏側にあたる国賀海岸へ。崖の上にある展望台駐車場に停めて、坂道を下っていく。

坂の上から国賀神社を望む
神社にお参りする
ちなみにここで足を波に洗われた
通天橋
通天橋と奇岩地形
凄い地形

 こんな地形が島の西側にはずっと広がっているのだけど、ここで設定滞在時間的に時間切れ。車を返して、まずは忘れないように御朱印を授かる

やったぜ。
離島四天王攻略、且つ、山陰道をノーミス完走!

 後は船までの時間で昼ご飯をいただく。近くのレストラン「コンセーユ」さんで、岩牡蠣とサザエ丼。昼営業終了前に滑り込めたようで実に運が良かった。

満額回答です

 食後は海を眺めて時間を潰す。この澄んだ青い空と海、まことに良き。

いいよね…

 本土へはジェットフォイルで戻る。

往路ですれ違ったんだよね

 本土・七類港からは船と直接接続するバスが来ていて、これで米子空港に向かう。このあたり、本数が限られているなりに接続は丁寧に取られていて、適度な余裕を持って米子ー羽田便に乗れるようになっている。実は当初、JAL派なのもあって、就航していない米子空港が念頭に全く無く、本土に戻ってからの帰宅ルートに、米子→松江→岡山→大阪(多分ここで時間切れ)で大阪でもう一拍の可能性を考えていたのは秘密。

伯耆大山を望む
快適な空の旅の始まり

 もうこの後は車行程が無いので…

乾杯!

 そして日暮れとともに関東帰還。全編満額回答な旅だったね。最後の最後、大して撮るもの無いだろうと、カメラを座席上の棚にカバンごと仕舞ったのはもったいなかったかも。

旅の終わり

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 また来週。GW入るから書けはするでしょ。→4/28 ギリギリ書きました!


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