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✨🌟🌙🌟✨ 1st albam 「​」

「無」がテーマのコンセプト・アルバムです。✨🌟🌙🌟✨名義の作品第2弾です。タイトルは「​」(ゼロ幅スペース)で“(None)”と読みます。

今回からBandcampも開設しました。BOOTHではИagiと✨🌟🌙🌟✨を併合していましたが、Bandcampではそれぞれ分けています。過去に発表したアルバムも視聴できます。

アルバム情報

タイトル: ​
アーティスト: ✨🌟🌙🌟✨
ジャンル: Experimental
リリース年: 2019年

全10曲
1.
2. ␀
3. 0
4. 1
5. 20000
6. Dr.Tychaiaの非創造物
7. Silence
8. 機械になれないなら死ぬしかない
9. Lorem ipsum
10. fftfl (music for graph) (Bonus Track)

ライナーノーツ

1. ​
存在しない曲。存在しないので配信されていない。ないけど収録されている。無の象徴。

2. ␀
限りなく短い曲。完全に0秒の長さの曲にするつもりだったけど、ファイルが再生されなかったり、環境によってはバグったりしたのでちょっとだけ長さがある。

3. 0
無音の曲。4分33秒のパクリではない。音楽で「無」の典型例。

4. 1
音のある曲。よく聞くとピンクノイズが聞こえる。私が精神を落ち着かせるために聞いていた音声ファイル。0との対比。

5. 20000
非創作の曲。BPM20000のエクストラトーン。創作することへの葛藤のあまり、創作という行為に嫌気がさして作った。結局創作から抜け出せないという足掻きでもある。なるべく雑に作った。

6. Dr.Tychaiaの非創造物
無作為の曲。非創作の曲その2。このアルバムの中で一番製作に取り掛かったのが古い。Sonic Piというプログラミング感覚で作曲ができるソフトウェアを使って作った。ランダムな音の出力で20000と同じく非創作物を目指した。環境にもよるが、この曲だけリピート再生させると途切れなくループするようにできている。

7. Silence
無言の曲。存在しない歌詞が付いている。とにかく「お前は黙ってろ、余計なことをするな」的な被害妄想が強い時期に作ったため「無言」がテーマになった。音の面では核P-MODELの影響が強い。元々別名義で発表する予定だったけど別名義が没になったので収録された。

8. 機械になれないなら死ぬしかない
無感情の曲。被害妄想がさらに先鋭化してできた曲。こちらもSilenceと同じくテクノっぽい曲。

9. Lorem ipsum
無意味の曲。最近はいろんなところに言葉が溢れていて言葉の持っている価値や力みたいなものが薄れてきてしまっているのではないかみたいな危機感からできた曲。とにかくナンセンスな雰囲気を持たせるため、パーカッション以外の楽器はない。一般的なドラムやはハイハット、シンバルもない。歌詞は有名なダミーテキスト「Lorem ipsum」を歌わせている。発音のない文字列なのでどう歌わせればいいのか分からなかった。

10. fftfl (music for graph)
視覚による音楽。無音だけど「無」というコンセプトとは関係ないのでボーナストラック。以前から音楽を視覚的情報に変換して表現するというアイデアがあり、中学生の頃のスケッチブックにたまたま同じようなコンセプトで書かれた作品があったのでそれを収録した。絵を描いているときは自動演奏ピアノが奏でるような複雑で難解かつ優雅な曲が頭の中で流れていた。