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ガメラ対ジャイガー/大村崑/1970大阪万博

(敬称略)

どこかのだれか
「それってあなたの感想ですよね?」

わたし
「はい、そうです(きっぱり)。」

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「暮沢剛巳/ウルトラマンと仮面ライダーの万博」

非常に面白い記事です。

是非ご一読あれ。

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特撮映画
特に
子供を主たる観客と見込んだ作品の
本編って
とても難しいでしょうね。

特撮映画の本編を
面白がることが
できるようになったのは
ずいぶん大人になってからのように
思います。

子供の頃は
長い人間芝居は
とにかく退屈だったし
早くゴジラ(キングギドラ、アンギラス、、、)が
出てこないかと
そればかり考えてました。

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まず
何か事件(事故)が起きて
怪獣(宇宙人)が現れて
人が殺されたり(拉致されたり)
街とかが破壊されたりするわけです。

防衛隊(自衛隊)が出動しますが
苦戦します。

科学者とかが一生懸命対策を練ってると
ゴジラ(ガメラ、、、)が登場して。。。

長くて90分くらいのなかで
これを一通り
やらなきゃいけないんですから。

しかも
子供がちゃんと理解できるように
明快なものでなきゃ
いけません。

難解で
いかようにも捉えることができるような
観る側に判断の下駄を預けるような
そんな
作る側の自己満足的な演出は
通用しないわけですから。

この本編部分を
すっかり抜き去ると
それは「レッドマン」になってしまうのです。

(例の「赤い通り魔」です。)

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「ガメラ対ジャイガー」のとき
大映は倒産寸前だったので
過去作品のハイライトシーンを
大量に流用したタイトルバックからして
低予算で踏ん張る特撮という感じが
滲み出ています。

本編では
何と言っても
「大村崑」。

主人公の少年の父親で
船舶修理工場を経営してる役です。

(前作(対ギロン)にも
お巡りさん役で出演してます。)

子供番組やCM(オロナミンCなど)で
人気絶頂のころですし
大阪万博のイベントに関わっていた関係で
出演したものと推察されます。

個人的には
「キンゴジ」の有島一郎と並んで
特撮を喰ってしまうくらい
忘れがたい存在です。

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ウルトラマン、ガメラ、仮面ライダー。

特撮映画(TV)が
万博を題材にとった作品を
作ったのは
そこに
「子供たちの夢、憧れ」が
確かに存在したからだと
思うのです。

(「20世紀少年」もありましたね。)

さて
2025年。

そこに
子供たちの
「夢」や「憧れ」が
まだあるのであれば
ヒーロー(怪獣、怪人、、、)たちは
必ずや
そこに集うと思うのですが。

いかがでしょうか。

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