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#2 天然パーマに悪い奴はいない

ーあらすじー

20年前  突如江戸に舞い降りた異人 天人
彼らの台頭により侍は衰退化の一途を辿ることになった。
死んだ父が残した道場を守るべくバイトをしている志村新八の前に、風変わりな男が現れた。彼の名前は坂田銀時
そんな中、新八の道場に存続の危機が訪れる。

 ー名言集ー

どんなに時代が変わろうと人には忘れちゃならねぇもんがあるたとえ剣を捨てる時が来ても魂に納めたまっすぐな剣だけはなくすな
◎志村 剣

病に倒れいよいよ…
そんな時に新八とお妙に対する父上からの最後の教えです。
天人の宇宙船だらけの空を眺める父上に切なくなったシーンです。

そいつは侍というにはあまりに荒々しく
しかし チンピラというにはあまりに…まっすぐな目をした男だった

◎志村新八

道場を守るためバイトをしている新八ですが、なかなか仕事を覚えられず店長にも客の天人にもバカにされる始末。
天人に足を引っ掛けられて倒れ込んだ先は、週1しか食べれないパフェを楽しむ銀さんが…
木刀で天人たちをなぎ倒し店を出る銀さんを見ながら新八の気持ちがこちら。
記念すべき出会いのシーンです。

ギャーギャーやかましいんだよ 腐れメガネ
自分だけが不幸とか思ってんじゃねぇ

◎坂田銀時

逃げた銀さんの代わりに下手人扱いされてしまった新八。
銀さんに追いたものの全く相手にされず怒る新八に対して、銀さんが放ったのがこちら。
その後に『段ボールをマイホームと言う侍のようにポジティブになれ』とも言ってますが(笑)

損得なんて関係ないわよ
親が大事にしていたものを子供が守るのに理由なんて要るの?
◎志村妙

道場に押しかけてきた借金取りの天人たち。
頑なに道場を手放そうとしないお妙に対して『何の得もないのに道場を守ったって意味がない』と言う新八。
そんな新八にお妙さんが言ったセリフがこちら。
まっすぐな目をしたお妙さんがとても印象的なシーンです。

新ちゃん あなたの言うとおりよ
こんな道場守ったっていいことなんて何もない 苦しいだけ
でもね 捨てるのも苦しいの
もう取り戻せないものというのは 持ってるのも捨てるのも苦しい
どうせどっちも苦しいなら 私はそれを守るために苦しいみたいの
◎志村妙

道場を売るか・自分を売るか。
天人に迫られたお妙は、自分を売ることを即決します。
お妙の選択に理解出来ない新八にお妙さんが言ったセリフです。

守るのも捨てるのも苦しいならば、守るために苦しむ方を選びたいというお妙さんの気持ちはすごくジーンときました。
自分が何かを選ばなければいけない時に、自分は即決できるのかな〜と考えさせられたシーンです。

僕はきれい事だけ並べて死ぬのはごめんですよ
今の時代そんなの持ったってジャマなだけだ
僕はもっと器用に生き延びてやる

◎志村新八
そうかい
でもよ 俺にはとてもお前が器用になんか見えねぇけどな
侍が動くのに理屈なんて要らねぇさ
そこに守りてぇもんがあるなら剣を抜きゃいい
姉ちゃんは好きか?

◎坂田銀時

天人と共に去ったお妙に対して、『父親と同じで不器用な生き方だ』と言う新八。
自分は義理だの人情だのに囚われず器用に生きてやると言うものの、新八の表情は沈んでいるのでした。
新八の本心に気付いた銀さんのセリフがこちら。
銀さんの問いかけに涙を浮かべて頷く新八にもらい泣きしそうになったシーンです。

僕は姉上がいつも笑っている道場が好きなんだ
姉上の泣き顔を見るくらいなら あんな道場要らない!

◎志村新八

遂にハイレグ天国へ突入した銀さんと新八。
天人から『こんな事をして道場がどうなってもいいのか!』と脅された時の新八のセリフです。
姉弟愛が伝わるシーンです。

国だ?空だ?
くれてやるよ…んなもん
こちとら目の前のもん守るのに手いっぱいだ
それさえ守りきれずに今までいくつ取りこぼしてきたかしれねぇ
俺にはもう何にもねぇがよ
せめて目の前で落ちてるもんがあるなら拾ってやりてぇのさ
◎坂田銀時
客の大事なもんは俺の大事なもんでもある
そいつを守るためなら俺は…何でもやるぜ!

◎坂田銀時

追いつめられた先にあったのは船の心臓部分。
天人に『この国も空も、天人たちのものだ』と言われた銀さんが放つ熱いセリフがこちら。

 行きなさい
あの人の中に何かを見つけたんでしょう?
行って見つけてくるといいわ あなたの剣を
私は私のやり方で探すわ
大丈夫もうムチャはしないから
私だって 新ちゃんの泣き顔なんて見たくないからね

◎志村妙
父上
この男の魂 いかなるものか
ひどく分かりづらいですがそれは鈍く確かに光っているように思うのです
今しばらく傍らで その光眺めてみようと思います

◎志村新八

新八もお妙さんも、銀さんの中に何かを見つけた事がうかがえるシーンです。
この出会いから銀魂は始まったんだな〜って思うと感慨深いですね。

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新八くんが銀さんと出会った記念すべきお話です。
この回、特にお妙さんの言葉がすごくささりました。
次回もどうぞよしなに。


・nae・

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