見出し画像

えっ!もう2月ですかー

皆様お疲れでございます。

自分にもお疲れー

いやいや、早すぎでしょー

と、毎回始まりはこんな感じのフレーズですが、マジで早すぎません?

この間まで年末、この間まで2021年あけましておもでとーって言ってたようーな気がするのですが。。。

まー貧乏、金持ちの差はあるにしても時間はみな平等ですからねー

年は取りたくいないですねー笑

ちょっと話はそれましたが前回の続きで物販について、もう少し書いていきたいと思います。

物販、すなわち商品の流れを簡単に説明すると皆さんもご存じの通りメーカー、問屋、小売、ユーザーと言う順番で品物が流通していくのですが、この方程式は一部を除き既に崩壊していますね。

以前の記事にも書きましたが便利な世の中になった分、商品や情報の価値がデフレ状態なので利益を出すために無駄を省き、その結果、問屋や卸業としての位置が不要になりメーカーから小売店への流通もしくはメーカーが直接小売りをする時代になりました。

ある意味、それぞれの会社や家族を守るためには仕方がないかもしれませんね。

私も以前にネット卸と呼ばれる問屋もどきなことをしていました。

最近ではみかけなくなりましたが瞬間的に格安の情報が回ってきて取引先の小売店に案内し、この商品を1ダースや5ダースをオーダーいただいて、それを情報をもらった仕入先の問屋に発注し後日、メーカーや問屋から小売店さんへ直接商品を送ってもらうと言う感じです。

ちょっとわかりにくいですかね?

わかる人には簡単なシステムで流通の仕組みなのですが、問屋さんにも大問屋から普通の問屋、倉庫もなく問屋と言うなの卸業をされている業者さんもいて、形態や規模は様々ですが、例えばAと言う大問屋さんがBと言う普通の問屋さんに、売れ残りそうな商品を安めに卸すので多めに買い取って欲しいと依頼します。

で、それを在庫として持ちCと言う横のつながりの問屋さんに仕入れた金額に少しだけ利益を載せて卸販売する。もしくはA問屋から仕入れた商品をそのままCやDの問屋さんに卸販売する。

CやDの問屋さんは自社と取引のある小売店に卸販売する。

まっ一般的にはこんな感じなのですが、私がやっていたのは、A問屋とB問屋の間、B問屋とC問屋の間に入って少し利益をいただいて仲介したり取引している小売に販売をしていました。

A問屋、B問屋、C問屋のどの位置の間に入るにしても情報を早く持っていないと間に入れないのです。

情報とは安い商品や入手が難しい商品が手に入ると言う情報です。

ようするにA問屋からきた情報をB問屋に案内、C問屋問屋からきた情報をB問屋に案内して少しずつ売上と利益を上げていくわけですが、A問屋からの情報を、B問屋やC問屋に案内する時に遅いと、もう情報回ってるで、ちゃんちゃんで終わるのでスピードが肝心です。

今でもたまに見かけますが、昔はそう言った情報をFAXで流していたんです。

スーパーのチラシのように、洗剤が100本限り〇〇円とか、電池〇円残り10000本とか、そんな感じでA4サイズのコピー用紙に箇条書きでビッシリ書いた紙がFAXで流れてきて、その紙をもって得意先に電話で案内していましたね。案内の紙は箇条書きからモノクロの画像入りに変わってイメージしやすくなっていきましたが、いやー懐かしい限りですね。

で、インターネットの普及でネット通販するショップも増え、それを今度はメールで案内する時代に変化していきましたね。

ネット問屋なんって呼び方もしていましたが関東、関西、九州など情報が早いネット問屋がいて当時は色々とお世話になりました。

商品情報をネット問屋に流すわけですから私が案内した情報が一周回って値段も倍ぐらいになって案内が来たときは、ちょっと笑えましたけどねー

気がついたらネット問屋が増えていたのですが、それは問屋さんが小売店に商品や情報を案内し、それを小売店が横の繋がりの小売店に案内しているうちに小売店もネット問屋されるようになり、問屋さんも小売りをするようになり一時期、小売りがメインなのか?卸がメインなのか?わからないぐらい乱立した時期もあり、ネット業者には商品を卸しませんなんって言うメーカーも出てきましたからね。

お金のニオイにみな群がってくると言うかみな必死だったんでしょうね。

そんなんが2年ぐらい続き結局、小売店は小売へ問屋は卸業へ戻って行きましたが、それでも商売を続けていくのが大変で廃業された問屋さんや小売店さんもいました。

直接的にも間接的にもライバルでも同じ業界からいなくなるとやっぱり寂しいです。

規模を大きく一気に攻めるのか、小規模で細々行くべきか?専門性を追求するべきなのか?売れ筋を追いかけるべきなのか?色んな考え方も環境もそれぞれなので判断が難しいですね。

そんな中でも問屋、小売関係なく物販として続けられている会社は知恵を絞り変化に対応されているのは凄いと思います。

次回は小売業の話をしたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?