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ebay主夫、40代の戦い方。

私事になりますが、私のebay歴。2024年春で3年目に突入します🌸

振り返ればebayのスタートとほぼ同時に主夫にジョブチェンジ。
そのまま勢いのまま「薄利多売!どんと来い!」と最初に売れた商品は型番を間違えあえなくリターン😅
(しかも、あり得ないくらい大きな段ボールで返送されたため返送料でマイナス1.5万円💦)
それでも負けるものか!と販売活動を進め →
数回に渡りサスペンドをいただいたり・・・思い返せば散々な出来事ばかりにも感じますが、皆様の助けもあり現アカウントは運営2年目!!
🌍世界の皆様もご愛顧ありがとうございます✨

そして、順調に物事が進むと「そろそろ次のステップを考えないとなぁ…」と漠然と感じ始めるわけです。

ebay主夫、次のステップを考える

以前の記事「ebay主夫、勘違いをする。」でも触れましたが、
2023年の私と言えば☟
「ebay?」「 SNSの延長線上でしょ?」「SEO上げていけば売れるでしょ??」・・・と中々の勘違いと共に
商品ラインナップも過去に売れた実績のある商品の羅列。売れ重視の雑多店でした。

それでも薄利ながらコツコツと売り上げ・利益が立ってくると次に見えて来るのが
「専門店ってカッコよくない?利益も上がりそうだし」と言うわかりやすい目標です。
「専門店=稼ぐための武器」になると考えたわけです。


みなさんも先輩セラーさんの話で聞いた事ありませんか?
「○○さんはゲームが強い」とか
「□□さんはカーパーツがメイン商材」とか
「アワードを取った△△さんはスニーカーで・・・」とかとか
各人の各々の強み・その商材を専門に扱うアカウントを運用している姿、はたまた実店舗化までスケール諸先輩方の背中を見ると
シンプルに憧れますよね。わかります。私もそうです☺️

今回の記事の本題は、
2年目に突入するMYアカウントをレベルアップする方向性を模索する中、シシドさんとのZOOM面談で率直に飛び出した私の質問から始まります。

なが「eBayアカウントを運営する上で、専門店化は定石ですよね?」

専門店化は定石か?

この質問は「残り時間も少ないけど何か他に聞きたいことない?」とのシシドさんの言葉に対し、ホントに何気なく。しかし、ずっと気になっていた思いが不意に口をついて出たものだったと思います。

それに対してシシドさんの口からは
その時、私が考えもしなかった40代セラーが勝つための思わぬ方策が飛び出したのです。

僕のアカウントは専門店化しているつもりはなくて・・・

…てっきり専門店化施策の話になると思っていた私は驚きました。
だって、レジェンドセラーにしてカテゴリートップのシシドさんですよ?
誰しもが「専門店特化」してると思うじゃないですか??(浅はか💦)

曰く、シシドさんのストアは自体は「その時、その時で売れてくものの割合いが大きくなっていっているだけ」との事でした。

そして続けて、いただいたアドバイスは
「勝負するフィールドは専門店化がどうこうではなく40代セラーの戦い方を意識する」というものでした。

40代セラーの戦い方

例えばebayの販売方針に関して、
20代のセラーと我々40代のセラーの違いは何かというところから考えます。
そうすると、明確にしてシンプルな違いが『経験』の差。

逆に「安易に専門店化」に特化しようとすると商品知識や市場リサーチ、情報を1から集めて構築すると
老いも若いも同じラインからのスタートになります。

どちらが優れているという話ではありませんが、「自分と同年代のものが好きなバイヤー達が好きなアイテム」を届ける。
即ち、自らの記憶から引っ張り出してきた思い出を商材と共に届ける事は「経験値」のあるセラーにしかできません。
これが40代セラーの強みであり、他に負けない武器になるというのです!

この発想は正直目から鱗でしたし、それなら武器が足りないと思い込んでいた私にも
自分の「年齢」に胸を張って世界中のバイヤーに商品を売り込めるではないですか!
さらに若いセラーを差をつける勝負の要として「経験値」を高く掲げることもできます。

思い解せば1990年代、2000年代は一部では「エンタメ全盛期」と呼ばれる時代です。
エンターテイメントが活発な頃で、特にアニメや音楽は新しいジャンルが次から次に出ては消えてを繰り返す
所謂「消費される時代」でもありました。

それは即ち、その時代を青春として「消費」してきたセラーにとっては
この上ない商品知識の基礎として根付いているという事なのです。

この数十年という時間。
記憶を遡って思い出から引っ張り出してきた「僕が、私が思う。バイヤーに向けて提供したいもの」を販売するという事が
「年長者セラーの最高の武器」だったんです!
自分の過ごしてきた時代の文化や思い出を肯定しながら販売活動ができるなんて…さいこうじゃないですか?😊

専門店化のデメリット

逆にシシドさんが危惧するのは「専門店化」に捕らわれることで、我々が経験値のない人と同じ土俵に上がってしまう事。
先ほども「老いも若いも同じラインからのスタート」という記し方をしましたが、だれでも努力することで出来る事は裏を返すと属人生が薄くなると言うこと。
それによって、せっかくの「経験」を強みとして生かせなくなってしまうのはもったいない事でもありますよね。

実際、雑談の中で90年代当時の音楽の話をした時は、私もシシドさんもお互い「懐かしー!」と頬が緩む場面があり
「この感覚をを世界のバイヤーに届ければいいのか!」と物凄く腹に落ちる経験もできました。

40代の戦い方施策の効果は・・・

実際にこの面談の後、売れ筋商品を参考にして自分の趣味・好きな時代の商品をいくつか出品したところ
「ライバルセラーが少ない」→「出品価格のチキンレース化が起きづらい」→「利益を取れる&バイヤー受けがいい」
と言う良い循環が起き始めました。

更に極端にこの方向性を突き詰めて
「僕の好きなものが好きな世界のみんなーー!集まれーー!!」をアカウントで再現できれば唯一無二のショップになる事も可能かもしれません。

これは近年のトレンドとなるマニュアル化組織作りにおける「属人生の排除」とは真逆を行く考え方だと思います。
しかし、個人的にはコレの方法こそが「客商売としての正攻法」な手ごたえを感じています。
「自分がいなくなったらお店が成り立たない」・・・それくらいの気持ちをアカウント構築のスパイスとして加えるのもebayを楽しむ上での一つの方策だと感じました。

今回のお話は
「僕の考える最強のストア」を目指すことで専門店化を越えていく!!と言う目から鱗なお話と共に
シシドさんの「ebayをエンジョイする」と仰る所以を垣間見た私の面談体験の話でした。

メンバーシップ会員なら、シシドさんのスケジュールのスケジュールから面談の申し込みができます。
「今まで見えていたシシドさん」の「深み」を覗くことはとても刺激的で良い経験になるのでお勧めです。


「若いころの自分も含め、振り絞った先に勝ち筋が見えてくる。」

という名言も面談中にいただきましたのでココに記します。
ebayは人生経験も「深み」へと引き上げてくれる懐があります!!では!

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