2021年10月1日からのPayPayの加盟店手数料率が決まった模様です。

サービス開始以降ずっと中小店舗に対して決済手数料を無料にしてサービスを展開してきてましたが、10月から中小事業者向けの決済手数料を変更し、手数料率を1.6%もしくは1.98%とする方針を決定しました。

クレジットカードや他社の国内QR決済業界では2.45%から5%とされている決済手数料に対して、1.6もしくは1.98という最低水準にする当初の方針を貫いた形となりました。

ちなみに手数料率の差は以下の通りとなってます。
①決済サービスに加えて、クーポンの発行など関連機能を月額約2000円で提供するプランでは1.6%
②決済機能のみの場合は1.98%

なお、消費者への高いポイント還元率は当面維持する方針という事です。
ペイペイのQRコード決済の登録者は4100万人を超えています。

今回のPayPayの発表を受けて競合他社が手数料水準を見直すかが今後注目してみていきたいと思います。

なお、統一QRコードの「JPQR」経由での導入に関しては2021年9月末申込までは2.59%、2021年10月1日申込分からは3.24%、またリクルート様提供のAirPay QRでの申し込みについては3.24%の手数料が発生しますので、そこについてはご注意ください。