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2023.12.4 簡単なことは楽じゃないな


 太宰治賞には10月にもうすでに1篇応募していて、それで、今出そうとしているのは二篇目になる。1回に2篇応募するのは初めてだ。今出そうとしているやつは本当は別の賞に出そうとしていたのだけど、なんとなく、太宰賞の応募要項を見ていて、「1人1~2篇に限る」とあったから、応募してみようかな、という気持ちになった。

 いつも観ているYouTubeでレヴィナスの『全体性と無限』が紹介されていて、面白そう、読みたい、と思った。そのYouTuberさんが紹介している本を買ってそれを順繰りに読んでいるので、まだぜんぜん読めていないからまずはそれから。『全体性と無限』はYouTuberさんでも難しいと言う本なので、わたしでは到底理解できそうにないけれど、それでも、理解できなくてもいいから読みたい本というのはあって、今理解できないとしても、読んだ一部分を記憶していて、後にそれが繋がっていって理解できる、ということも今まであったから、興味があるものは読んで置いておく。今は海外の哲学書とか文学についての本とかを読んでいて、日本の近代文学についてもまだ読んでいない本があるからそれも読む。
 黒猫チェルシーというバンドの曲で『東京』というのがあって、その中に、
「簡単なことは
 楽じゃないな
 難しいことは
 もっと楽じゃないぜ」
 という歌詞がある。わたしはこの曲が好きで、ほんとうに、簡単なことは楽じゃないし難しいことはもっと楽じゃないよな、と思う。

 今朝、学校に行く前に娘が、
「未来のわたしは、今、何歳?」
 と訊いてきた。 
 どういうことだろう、と思ったけれど、娘は真剣な様子だったので、わたしも真剣に「24歳」と答えた。「24歳」と言われて娘は納得したようだった。
 娘は今朝、初音ミクのライブ映像を観ていた。初音ミクは、確かに「未来のわたし」という感じがする。

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