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みんなはどうなの?体の不調

基本的に、健康な体質だと思って生きてきた。

もちろん時々の不調はあれど、大きな病気も怪我もなく。体力はある方だと思う。けど、そんな自信を覆したのが10年ほど前に発症した皮膚炎。もうこれは病気レベルで心身ともに大変な思いをした。

大変ではあったものの、でもそのおかげで体調が悪い人の気持ちが理解できたことは不幸中の幸いだった。個人の努力云々、ではなく「もう具合悪くて具合悪くて自分ではどうにもできない」状態もあるってこと。自分が健康を失ってみて、はじめて分かった。

そんな私の皮膚炎が「治った」と感じられたのは、発症して4年近く経ってのこと。

皮膚炎は「炎症→悪化→鎮静」の繰り返しで 〜だから一旦鎮静したかに見えてまた炎症した時のがっかり感はけっこう堪える、でもそういうものらしい〜 を繰り返しながら、その鎮静期間が徐々に長くなっていって、気づいたら「あれ、もう炎症しなくなったな」と思えるようになって。

そこまでに約4年かかったという感じ。

以降も、ほんの時折「あれ?痒いな」「赤いな」と症状に出ることはあったものの、数日で治まる心配に値しないレベル。でもその皮膚炎が去年から今年にかけて久〜しぶりにかなり強く出てきてしまったことは前もどこかで書いたけど、皮膚炎以外にも、思えばここ何年かは常に「どこかなんとなく不調」を感じながらきているような。

最近なら、口内炎とか、時々体に出る痒みのある湿疹。そう、下腕も数ヶ月くらい何となくの痛みを感じ続けている。首が痛いとか腰に違和感、背中のどこか痛いような感じとか…ほんと「どこかなんとなく不調」、すぐ対処せねばレベルではないものの、小さな不快が常にある、地味にイヤな感じ。

そして思う。「みんなは一体どうなのか?」と。

以前、同世代の方おふたりと食事した際に体調不良の話題を振ってみたけれど、ちょっと間が空いた後に「まぁみんな、何かしらはあるよね」という一般論的な解答で、具体的に何がどうだという話にまでは発展しなかった。自分の体調不良、告白しづらいか。そして万が一、実は重い症状を抱えていたりしたら…それは言い出しづらいかもしれない。そうか、そうだよね。

こういう話。あっけらかんとできたらいいと思う反面、体調不良自慢というか不幸自慢みたいになってしまっても正直、キツい。でもその一方で「みんなはどうなんだろう?」のところを知りたいのもまた、事実。「人は人、自分は自分」とはいえ、やっぱり気になる人のこと。そしてそれがまた、自分にも思い当たることだったりしたら、どこかほっとできるってこと、あるよね。

なんか、なんでももっと、フラットに話せたらいいね。

話してみたい。
でも話しにくい。
聞いてみたい。
でも聞きにくい。

だからそんな時、私はここで書いてみよう。

自分の体のこと、心のこと、健康へのもろもろの、向き合い方なんかを。

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