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とにかく、ひとまず、なにより、すなわち、「届ける」から始めたい!

僕のGIVENESSに、広告は欠かせない。

これは、僕をこれまで育ててくれた仕事であり、僕が子供の頃から望んでいたあり方、そのものだからだ。


当時、ただただ楽しそうだから応募したのが、自宅から歩いて10分もかからない、近所にあった広告の会社。

田んぼの真ん中にポツンと立っていた、プレハブっぽい倉庫。

ちょうど犬の散歩コースにもなっていたけど、目には入らず通り過ぎていた場所に、僕が26歳の時、再就職先に選んだ会社があった。


ご近所の会社を当時、登場したばかりの就職サイトからエントリーしたっていうのも、これまた面白い。

全部は無意識で偶然だったのだけど、結果を見ればすべて必然的に望んでいたあり方を、職業として選ぶに至ったのだった。


ここは、ポスティングと呼ばれる広告サービスを1市1町、約10万もの家に向けて、提供している会社だった。

僕はここで働くことを選び、その結果、「届ける」技術を体系的に学ぶことになる。


届け方は、ごくごく原始的。

チラシ=紙を用意して、それを持って歩く。

そしてポストへ届ける。


やがてこの「届ける」という観点から、広告のデザインについて深掘りをし、広告を作る技術を得る。

そして僕は、ここで5年働いた後、隣のまちで同じことを始める。


届ける技術 + 広告デザイン = 超地域密着集客代理店

それが今の会社、株式会社感動・創庫。

2008年に独立して、4年後に法人化。

この会社は、神奈川県伊勢原市というまちにあり、この伊勢原市とそのお隣の厚木市、約8万の家に向けて、広告を「届ける」事業をしている。


今回の『GIVENESS WEEK』を前に、これまでの唯一の手段だったポスティングという届ける技術に加えて、2つのサービスを開発した。


このサービスは、構想としてはそれこそ創業からずーっと作りたいと思っていた枠組みで、これを利用される方にとっては、待ちに待ったサービスになる、と確信がある。

これもまた、人の手を介して仕分けをして、地域に住んでいるスタッフから生活者へ届けるという、全く変わらない「届ける」を繰り返すサービス。

始めると決めてからも、スタッフの離脱などがあって、なかなか形にならなかったのが、約2年越しでようやくリリースにこぎつけた。


今年は色々と心が揺さぶられる期間がそれなりに長くあった中で、新しい動きをスタッフがしっかり歓迎してくれて、やる気になってくれているのが何より嬉しい。

とにかく、渾身の「届ける」サービスが、ここから始まるんだ。



ところで、なぜ、僕は「届ける」を続けているんだろうか?

そもそも、僕は「届ける」が好きだし、この仕事を見つけた時、ワクワクが止まらなかった。

なんでこんなにも「届ける」が好きなんだろうか?


WEEK期間を前に、じっくり考えてみたのです。


僕は、届けることを続けたその先に、多くの喜びを得てきました。

人に喜んでもらえるこの仕事に、格別のやりがいを感じていました。

そして、さらにその先にあった、奇跡のような出来事にも遭遇してきました。


この奇跡の数々は、僕が「届ける」使命を受けて、生を受けたのだ、とまで感じられるほど大きな出来事でした。


「届ける」を続けると、一体、僕はどうなるのか?

世界はどうなるのか?


僕は気づきました。


僕は「届ける」を続けると、僕は様々な場所へ行き、様々な人と出会い、話すことができました。

僕が「届ける」を続けると、様々な人と人の関係が作られていくのです。


僕が届けてきたまちでは、広告主と生活者の関係が作られました。

夢を持った人から、それを受け取りたい共感したい人へ、思いが届きました。

それによって、人と人の関係性が、より良くなっていくのです。


人と人だけではありません。

ものと人の関係も。

時には、夢、希望、理念、哲学といった形のないものと、人の関係をより良くすることも、「届ける」の先にはあったのです。


つまり、何かと何かが

音にしたら、パチン!とか、ピーン!

そんな頭の内側で響く音とともに、

「つながる」のです。


「届ける」の先には、「つながる」が必ずあるのです。


僕が願っている、

【思いのままに生きられる何からも制限をかけられない世界】の実現のために

僕は、「届ける」ことを続けて、「つながる」機会をたくさんつくりたい。


それが、僕が26歳から培ってきた、広告という技術であり、

2020年、僕が循環させたい、GIVENESSです。


明日は、「つながる」についてお話ししたいと思います。


『GIVENESS WEEK 2020』は、

10月11日から17日の開催です。


僕は『すべての人が今生あることを感謝出来る世界』を子孫に残せるよう、目一杯に生きています。 頂いたサポートはすべて、理想の世界実現に向けた活動資金として使わせていただきます。 いつもありがとうございます。