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【茅野】おふたり揃ってリサーチ!〜初日〜

秋も深まる11月下旬、石川直樹さんと森下真樹さんのおふたり揃ってリサーチを行いました。
夏に八ヶ岳を一緒に歩かれているおふたり、スタッフが随行してのリサーチ・滞在は実にほぼ一年振り!前回は石川さんの講演会と森下さんのダンスワークショップでした。
一緒に地域を見て周り、時間を共有できる貴重な滞在。
来年に控えた中間発表に向けても大事な時間となりそうです。

初日の11月20日(日)は茅野出身の建築家、藤森照信先生が同じ時期に茅野地域にいらっしゃるということで、是非に!と、滞在期間中に開催されている銅板ワークショップへ参加することに。
昨年、このプロジェクトが始動し始めた頃に、藤森先生が設計された「高過庵」「空飛ぶ泥舟」「低過庵」などの茶室の中を見学する機会がありました
森下さんは約10年前に同じく「空飛ぶ泥舟」でダンスパフォーマンスを行なっています。

昨年も訪れた、ふじもり建築群ですが、今回は藤森先生に直接ご案内をいただきました。

東京オリンピック開催時には新国立競技場のそばにあった「五庵」。今年6月に茅野に再制作されました。
東京にあった時より、建物自体がはるかに生き生きしている!と石川さんも感動。
背景には八ヶ岳がどーん!

茅野市のお隣、富士見町では藤森先生の設計による「藤森旅館(仮)」なる宿泊施設の建設が進んでいます。
参加する銅板ワークショップは、この施設の屋根になる部分を作成します。

案内してくださったのは、このプロジェクトの発起人である山越夫妻。
旅館のオープンは2023年夏だそうです。
藤森先生の建築の大ファンだった山越典子さん。
藤森先生とはじめて会ったのが、2010年の茅野市美術館『空飛ぶ泥舟』ワークショップだったのです。

お昼を挟んで午後からは翌日守屋山をご案内いただく、原直正さんのお話を伺うためにお宅にお邪魔します。
ご自宅は、原さんの経営する理髪店でもあります。

原さんにお話を伺いたいと石川さんから、たっての希望から実現しました。

原さんは諏訪を拠点とする、信仰史、信仰思想、史学、考古学などの研究会、Suwa‐Animism/スワニミズム会長です。

石川さん、書籍を購入!

明日の守屋山登山ではどんなお話が聞けるのでしょうか。


その後は諏訪地域各所で展示が行われている、諏訪神仏プロジェクトを見学。

諏訪市博物館、仏法紹隆寺、諏訪湖博物館を回りました。

真剣にファインダーを覗く石川さん。


藤森先生に再会でき、銅板ワークショップに参加し、
原さんからお話しお伺い、更に諏訪神仏プロジェクトも回った初日。
盛り沢山でした!


2日目は原さんからさらに詳しい諏訪信仰に関するお話を伺います。
天気が持ちますように・・・・

(文・村上 梓)

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