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d富山店の公開商品選定会


先日、d富山店で開催した「公開商品選定会」。多くの富山メーカーさんに参加頂きました。

ロングライフデザインをテーマとするD&DEPARTMENTで取り扱う商品を売り込んでもらう。しかも公開で。そのプレゼンテーションの熱量を浴び、これは全ての参加企業の現場を訪ねたい。そこで判断したいと思い始め、お邪魔することに。可能な限り厳選し、2日間の弾丸ツアー。一つ一つ手作りで制作する会社から、大きな工場で流れ作業のように大量生産された生まれるものまで、一つ一つを見て回りました。

大きなポイントは「富山らしさ」と「そのメーカーらしさ」です。

まずはここを探すわけです。

「なぜ、富山広しと言えど、この地で創業したのか」と言う質問は、例えば「おいしい湧き水が流れている」とか「川に近いので、水運を活用できる」とか、そんなことでも構いません。結局、農業も産業も「地形」が大きく影響しています。
静岡の全国メーカー、プラモデルの「タミヤ」でさえ、静岡県に起業した理由があります。そういう物理的要素によりある種の産業が栄え、その土地らしさになっていく。そんな背景を受け、創業者のアイディアによって、「そのメーカーらしい」モノづくりが生まれる。

まずはこの2つをクリアしなければ、いくらロングライフデザインだとしても、富山店では取り扱えない。

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ロングセラー「ナガオカケンメイの考え」の続編として、未だ、怒り続けているデザイナー、ナガオカケンメイの日記です。

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